2019年05月25日

ヒメヒカゲの発生調査:Ser.2

2回目のヒメヒカゲの発生調査は妻に頼んで車で現地へ。トランセクト調査のスタート地点では今日もヒメウラナミジャノメ2頭が絡み合いの飛翔をみせ、枯草にとまって休み始める個体は、みごとなV字開翅姿勢をみせてくれる。
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気温はおそらく30度を超えていると思われ、木陰で休むアゲハチョウも「やってられないよ」とぼやいているよう。
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数日前の雨水が残る小道ではハバヒロトンボが飛び、No.6地点に来てやっとヒメヒカゲのオスをみる。羽化して間もない個体のようで、翅を開閉して見せてくれる翅表は新鮮ぴかぴかで、胴体部の体毛が輝いてみえる。
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ヒカゲチョウは今日も発生を見ることなく、コチャバネセセリとヒメウラナミジャノメが飛び遊ぶのみ。
 ヒメヒカゲ生息マップのNo.31地区では自発的に飛ぶヒメヒカゲはいなく、草地を歩いて驚かせて飛び出したメスが唯一の観察個体。
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主要生息地のNo.30地区では斜面草地に入り込み、小高い部分まで進んで、やはり驚かせたオスが飛び出す。撮影記録にふさわしい止まり方をしてくれるまでその飛翔について行くと、草地をなめるような飛び方は探雌飛翔そのものでなかなか止まってくれなく、どんどん離れていくのを追っている途中で、明らかに羽化したばかりのオスが驚いたように飛び出す。最初のオスのようには飛び続けられず、すぐに近くの草葉にとまろうとする際、まだ十分に固まっていない翅が歪んでしまったりするが、しっかり静止した姿を撮影させてくれる。
190525-ヒメ♂1119.bmp
あと1個体、やはり羽化して間もないとわかるオスが飛び出したが、遠くからの撮影でフォーカスが甘い。
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気温が高すぎるとヒメヒカゲも木陰で涼むしかないようで、自発的に飛び遊ぶ個体は見られないまま。結局、本日観察できたヒメヒカゲは3♂1♀。妻を待たせている車へと戻る小道の足元に、もうネジバナが咲いていて、
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これこそネジバナだといわんばかりに螺旋を描いて咲く2本目の撮影記録もとって本日の調査を終了。
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posted by クジャクチョウ at 17:14| Comment(0) | 日記

2019年05月23日

ヒメヒカゲの発生を確認

そろそろヒメヒカゲが発生する時期で、加古川の河川敷経由のサイクリングでフィールドまで走ってみた。途中、キタキチョウの春夏中間型がいないかと注意してみたが、すでに夏型ばかり。モンキチョウやツマグロヒョウモンを撮影記録し、
190523-モンキ.bmp190523-ツマグロ♂.bmp
オオバイヌビワが多い場所ではイシガケチョウが産卵していないかと自転車に乗ったまま探してみたが卵も幼虫も見られず。その間、アカシジミが薄暗い影となったイヌビワの葉上へと飛来。急ぎ自転車をとめてカメラを向けたが、その先にアカシジミの姿はなし。スタンドを立てた際の音がおどろかせた可能性が考えられ、もっと離れた場所に止めるべきだったと悔やむ。
 ヒメヒカゲのフィールドでまず実施するのがトランセクト調査だが、No.1-7までゆっくり歩いた結果は観察数ゼロ。例年最も発生数が多い草原で時間をかけて探しても発生は見られず、谷筋を経た狭い草原へと移動してみる。期待をせずにオオチャバネセセリでも出てはいないかと踏み込んだ草地でいきなりヒメヒカゲのオスが飛ぶ。
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食草のショウジョウスゲにとまる姿を撮らせてくれないかと動きを追ううちに姿を見失い、どこに行ったのかと範囲を広げて探してみる。そしてやっと見つけたと思った個体はなんと早くも発生している美麗メス。
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このメスは何度も開翅して翅表を見せてくれた。本日はこの2個体だけの発生を確認でき、幼虫と蛹を探してみたが全く見つけられず。このあと、アカシジミがよくみられたコナラが多い雑木林まで行ってみたが出会いはなく、ブタクサで求蜜するキタキチョウと、
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ツマグロヒョウモンのメスを撮影記録。
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珍しい観察動物として、まず道路に出てきていたタヌキが急ぎ藪の中へと逃げ、次いでテンと思われる小動物がでてきて、
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急いで狙ったビデオ撮影が間に合ったが、この子も長居はせずにあわてて逃げ去り、そこから数メートル先から今度はキツネが出てきたときにはビデオの準備をするまもなく、当方をちらりとみたあと、すぐに山側のコンクリ−ト壁を簡単にのぼって姿を消す。タヌキとキツネは撮影記録をとる間もない動きで、もしかしたら、タヌキはテンに化け、さらにはキツネにも化けたのではないか、と想像すると愉快な気分になる。
posted by クジャクチョウ at 23:20| Comment(0) | 日記

オオムラサキの羽化が始まった

5月10日に蛹化した3個体中、2個体は目覚めた時点ですでに羽化しており、3個体目は18時頃に羽化した。最初の2個体は通常タイプのオスで、
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3個体目は後翅の小紋すべてが白いスギタニ型。
190523-SugitaniM2.bmp190523-SugitaniM1.bmp
いずれも期待したモルフォタイプのブルーの輝きは見られない。
posted by クジャクチョウ at 22:24| Comment(0) | 日記