2020年06月01日

ヒメヒカゲ調査 Ser.7

昨日のシロモンヒメヒカゲとの再会を期待して加古川河川敷を往復のcycling。現地には所要55分で到着。トランセクト調査は後回しにして、右後翅裏への黒ポチ1個のマーキングをしながら
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昨日のヒメヒカゲを探すが残念ながら出会いはなく、昨日の左後翅裏へのマーキング個体や、
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5月27日に数値を書き込んだ個体には再会する。
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本日の成果はヒメヒカゲの交尾ペアに出会えたこと。
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新鮮ぴかぴかの♀で、産卵までに誰かに捕獲されないようにマークを入れたいところだが交尾が解ければ元も子もないのでぐっとがまん。ノイバラの花にとまる個体を二度観察したが、いずれも口吻を伸ばす気配はなし。
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トランセクト調査を始めたとたん、シマヘビが行く手を阻んでしばし中断。毒蛇ではないとわかっていてもこの長い生き物は苦手だ。今年初めてNo.6-7地区でヒメヒカゲの1♂を確認し、復路、No.5-6, No.3-4地区でウラナミジャノメを観察。
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2020年05月31日

雨上がりのフィールド調査(第5回マーキング)

No.30の草むらに入って例によって精力的にマーキング。
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たまたまヒメヒカゲと同時にウラナミジャノメもネットインしてしまい、ちょうど近くで撮影中のNさんにウラナミジャノメは撮れたかと聞くとみていないという。そこで近くで止まってくれるようネットからそっと放すと、幸い適当な位置に止まってくれてNさんに感謝される。
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筆者も証拠記録を撮っておく。Nさんは先日の大阪からのOさんと同じく、まだ♀に出会えていないというので、マーキングの前にネットインできた♀を、先ほどのウラナミジャノメと同じようにそっとネットから出してやると、もともとあまり遠くへとは飛ばない♀なので、まずまずの位置にとまったところで撮影を任せる。昨日、Kさんからの情報で、ハサミで切り込みを入れたと思える個体がいないかと注意したが、そのような個体には出会わない。
マーキングを終えて帰ろうとした時点で新鮮度が低いヒメヒカゲの飛ぶ時の色調が妙におかしいのでフォローしてみると、とまった段階ですぐに翅を全開状態にして閉じようとしない。そしてその翅表にはほぼ対称に4個の白い紋が出ているではないか。
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どうみても鱗粉のスレではなく、汚れでもないようだ。すぐに撮影記録をとる。やがて飛び立って柘植の葉上で再び翅を全開状態でとどまってくれる。
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その隣では正常タイプの♂が同じように長いあいだ翅を全開状態で止まっており、その映像記録もとって撤収してきたが、
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今になって本当に白い鱗粉だったのかどうか捕獲して確認すればよかったと思ってしまう。
posted by クジャクチョウ at 18:10| Comment(0) | 日記

2020年05月30日

ジャコウアゲハはアキニレがお好き

ジャコウアゲハの幼虫がいまだに理由がわからないまま蛹化に際して道路際のアキニレの樹を利用しているが、先日半分以上を切られたあともここに旅をしてくる終齢幼虫がいて、5月26日に確認した前蛹はすっかり蛹化し、
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あらたに前蛹3個体が確認できる。
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この前蛹が付く環境をズームアウトで示すと、
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昨年の越冬蛹で羽化に至らなかった個体を2頭観察できるが、他にも寄生バチ:コキアシヒラタヒメバチ(2015年3月5日に確認)が出たと思われる穴が開いた蛹殻が複数みられる。
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この寄生バチによる攻撃が幼虫時代なのか、前蛹段階なのかはまだ分からない。
例年、6月上旬の県道路肩部分を皮切りに、土手斜面、土手下平坦部での草刈りが行われるため、本日、5月26日の18頭に次いで二度目の幼虫回収を実施。26日回収の幼虫は7個体が蛹化、11個体が前蛹となり、飼育は相当数を何とかこなせることが分かった。本日の回収は、当初終齢に近い幼虫だけを考えていたが、回収を始めると中令幼虫以下の幼虫こそ除草時の被害にあう可能性が高いことが想定され、結局は、路肩部分から土手斜面で目につく幼虫はすべてを回収。高砂市の除草作業はやや遅いことから平坦部の8頭は今少し様子をみる。
 幼虫はタッパウエア5箱に分けて収納したが、その時点でウマノスズクサの量がたりないと危惧され、21時過ぎに調達のためのcycling。路面へと這うように伸びるウマノスズクサを切り取って持ち帰り、あらためて幼虫数を確認しながらウマノスズクサをたくさん補充する。確認できた幼虫の数は合計96個体で、これらを5箱に適当に38、19、16、12、11頭ずつ収納。すぐにでも蛹化準備に入りそうな個体もあり、全例が蛹にまで育った時点で現地へと戻す予定。
posted by クジャクチョウ at 22:09| Comment(0) | 日記

自然観察ノート