2016年12月31日

クロマダラソテツシジミ

 Nov. 28, 2016 に羽化したクロマダラソテツシジミのメス個体は、右前翅が羽化不全となっているが、スポーツドリンクを与えているだけで、早朝には10度を下回る寒い日が続くなか、1か月以上経ってもまだ元気にしている。
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前翅、後翅ともに白化度合いが高い低温期型で、友達もいない状況下、窓際につるした吹き流し内に陽ざしが届き始めると、うれし気に翅を開いて日向ぼっこをする様子が愛おしい。
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(添付画像は、Photoshop Elements 使用で背景の吹き流し面を消去して薄いシアン色へと置換)


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2016年12月19日

オオムラサキ幼虫

 オオムラサキの幼虫のほとんどがエノキから降りて残るのは3個体のみとなっている。
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根元近くに長く静止したままだった幼虫は、いずれ落葉の中へ移動するものと思って静観していたのだが、いつのまにか体が萎縮して息絶えている。
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適度に湿気を与えてやる必要があったのかどうか、原因は分からないが、湿り気のある場所へとなぜ自力で移動しなかったのか、自然界でもこうした脆弱な個体が淘汰されていくのだろう。落ち葉の中で越冬に入っている個体については、まだ確認をしていないが、すべての幼虫が樹上にいなくなってから調べる予定。
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2016年12月18日

ヒメヒカゲ生息地の環境整備

 「加古川の里山・ギフチョウ・ネット」の年末恒例のヒメヒカゲ生息地の環境整備。全体が急な斜面となっている山肌草原で、草原に影を落とすヤマモモの不要枝打ち、そして食草となるスゲ類の生育の妨げとなる笹竹、ススキ類及びコシダ類の下草刈りに汗を流す。コシダの茂る部分はエンジン草刈り機が威力を発揮し、刈り取った草葉や、枝類は数か所に分けてまとめて山積みとして自然風化に任せるのは、ギフチョウ生息地での環境整備と同じ手順。
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コシダの茂っていた影となる部分は、何の植物も育っていなく、スゲ類が繁殖してくれるとありがたい。
何年か前にこの場所で、年末の下草刈り途中で越冬中のキタテハを目覚めさせ驚かせたことがあるが、今日も前回同様にM氏が笹竹の茂る部分に剪定ばさみを入れた段階でキタテハが飛び出すというハプニングが。
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近づきすぎると、そこそこ日差しもあって暖かくなっていたせいですぐに飛び上がるが、やがてコシダの葉上に舞い戻って休息し始める。
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この休息姿勢をとってからしばらくはかなり近づいても逃げることはなく、エンジン草刈り機が間近に迫った段階でようやく場所を変える。ヒサカキやイヌツゲなどの不要常緑樹を間伐してブッシュを切り開いて進むと、ツツジの返り咲きや、
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サンキライの赤い実の輝きが疲れをいやしてくれる。
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最後に、全員の集合写真記録をとって山を下りる。
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撮影者を交代して、合成テクニックで全員写真に編集しているが、なかなかいい出来映えだ。







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2016年12月15日

クロマダラソテツシジミ

 冬場になっても室内の気温があがると蛹から羽化してくるクロマダラソテツシジミ。なかには翅がゆがんだ不全個体もいて、外に飛ばすわけにもいかず、スポーツドリンクを準備するとすぐに吸汁しに来てくれる。
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低温期型のきれいなメス個体なのに、伸びきらなかった右前翅があわれ。
posted by クジャクチョウ at 17:43| Comment(0) | 日記

2016年12月04日

ギフチョウの生息地で環境整備

 2年ほど放置状態となっていた加古川市郊外の雑木林で、ヒメカンアオイの生育をじゃまする笹竹などの下草刈りと、林内を暗くしてギフチョウが飛び遊ぶのに妨げとなるイヌツゲやヒサカキなど不要常緑樹の間伐作業を実施。
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切り取った不要樹木類は一か所にまとめて積み重ね、自然風化に任せる。
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林床が見えるようになると、
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ヒメカンアオイも顔を出す。
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作業の休憩中に、ゼフィルスの卵に詳しい立岩さんが、ハンノキの樹肌に産み付けられたミドリシジミの越冬卵をみつけてメンバーに知らせてくれる。
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筆者も目が慣れたところで、休眠芽の付け根に産み付けられた卵を探し出す。
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最後に参加者全員の活動証拠写真を撮り、
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足元では、自然の豊かさを象徴するかのように、林床へと差し込む陽光にヤマイチゴの実が美しく光り輝いている。
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これらの実をつんで口に含めば、甘酸っぱい自然の味が楽しめる。





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2016年12月03日

道路際のアキニレ

 ジャコウアゲハが絶好の蛹化場所として利用していた県道沿いのアキニレは、想定通りに兵庫県による県道沿いの除草作業で見事に切られたが、幸い、根こそぎではなく再び枝葉が再生するような切り方で終わっている。161203アキニレ.jpg161203アキニレb.jpg
ちなみに、切られる前の様子は以下の通りで、
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やがてまたジャコウアゲハが蛹化のために集まるかもしれない。



posted by クジャクチョウ at 13:31| Comment(0) | 日記

暖かい草原で待てば

 気温があがって暖かさが感じられるようになった11時前から草原でじっと待てば、最初に飛び始めたのはツマグロヒョウモンのオス。2個体でじゃれあうように飛び交い、やがて休息し始めた個体を近接撮影。
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正面に回って10cmほど近くに迫っても驚く様子はなく、存分に逆光の裏面撮影をさせてくれる。
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やがて飛び立つと、なぜか草むらに転がる空き缶などの人工物に止まることが多いのは、何に惹かれるのだろうか。
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遠くから飛んでくるモンシロチョウは大型で新鮮度が高い個体だが、なかなか止まろうとしない。それでもめげずに付きまとうと、やがて小さな畑の野菜の上で日向ぼっこを始めるので、急ぎ撮影記録を撮る。
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追いかけた甲斐があったと安堵する間もなく、「私もモデルになってあげるよ」と現れたのがウラナミジジミのお母さん。
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もういいでしょう、と飛び立つ瞬間に見えた翅表の輝きは、フォーカスが甘いながらも静止時とは違った美しさだ。
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そろそろ引き上げようと思ったところに、ヒラヒラと舞い降りてくるのはツマグロヒョウモンのお母さんで、まさに真打の登場という感じ。青空を背景に見上げる位置で舞う姿を記録できないのが残念だが、すぐに足元の草地で目いっぱいの開翅姿勢を見せてくれる。
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ここでも裏面撮影を、と近づいてみる。
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先ほどのオス個体ともに、この時期にしては見事に新鮮でとても美しい。


posted by クジャクチョウ at 13:17| Comment(0) | 日記

すべて樹から降りた

 おそらくエノキ樹上で越冬することはないだろうと思えたゴマダラチョウの幼虫は、さすがに気温の低い日が続いたせいだろうか、元の場所にはいなく、161203leaf.jpg161203trace.jpg
根元の落ち葉をそっとめくっていくと、葉裏で越冬態勢をとる幼虫がみつかる。161203larva.jpg
徹底的に調べればもっと見つけられるだろうが、この幼虫を元通りの状態に戻して撤収。


posted by クジャクチョウ at 12:15| Comment(0) | 日記