2017年04月28日

2017沖縄蝶探索紀行-3

Apr. 26, 2017:TVの天気予報は朝から雨で、12時頃に曇り空のタイミングがあってまたすぐに雨だという。実際、目覚めた6時頃にはもう降っていたが、朝食を終えた8時頃には雨が止む。それでも晴れ間がないなか、どこに行けばいいのか。最も近い八重岳ではコノハチョウがいた場所でなにか出会いがありそうな予感があり、着いた時点ではアザミを訪れたシロオビアゲハをみるだけだったが、カメラ片手に歩く遠方ガードレールの支柱上面に何かがいる。これまで何度か静止状態を目にしながらすぐに飛び去られて画像記録が残せていないクロセセリだ。左後翅が少し傷んでいる。
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接近しすぎるとあっというまに飛び立ち、めまぐるしい飛翔で路傍の草地を飛び回るが、じっと待っていると斜面のシダ類の葉上で休み始める。
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あいかわらず多いイシガケチョウがあちこちで追飛翔を繰り返すが、コノハチョウは姿をみせず。昨日も見たリュウキュウヒメジャノメはこの日も多く、ただおとなしいチョウだと思っていたが、シロオビアゲハがそばを飛ぶととびかかる光景も目にする。クロセセリがいたわけは、路傍にゲットーが多いことで納得がいく。と、再び素早く飛ぶクロセセリが目に入り、やがて小さなカタツムリとのツーショット。これは先ほどの左後翅が破損した個体ではなく、新鮮で、
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先ほどの個体同様に草葉上へと転飛してV字開翅姿勢でモデルとなってくれる。
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雨が来ないうちにここよりは多くのチョウとの出会いが期待できる伊豆味地区へと移動。幸いにも青空も見える状況となり、車を止めた広場のすぐそばでいきなりアオタテハモドキのメス個体をみる。
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シロノセンダングサが多く茂る一角では、アオタテハモドキのオスや、
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モンキアゲハが小さな青紫の花で蜜を求め、
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木陰となった路傍のシロノセンダングサに、筆者にとっては初記録となるオオシロモンセセリがやってくる。
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新鮮度の低い夏型のタテハモドキや、
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緑色の輝きが美しいナナホシオオキンカメムシもみられる。
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アオタテハモドキの新鮮オス個体や、翅の傷みがあわれなタテハモドキがシロノセンダングサの花蜜を楽しみ、イシガケチョウが吸蜜するシーンもみる。
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さらには全く想定外の、ベニモンアゲハの新鮮個体が現れてシロノセンダングサの花蜜を夢中で吸う光景をじっくりとビデオ撮影。
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期待したツマベニチョウのハイビスカス、あるいはサンダンカの赤い花への飛来は実現しなかったが、フタオチョウらしき個体が頭上を飛び、道路際を流れる小川をのぞいた瞬間、カワセミが背中のみごとなコバルトブルーの輝きをみせながら飛び去る情景が脳裏にくっきりと刻み込まれる。ビデオ撮影ができるタイミングがまったくなかったのが残念だが、いろんなチョウの撮影記録が撮れてまずは満足。





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2017沖縄蝶探索紀行-2

 Apr. 25, 2017の午後、加古川の蝶友に教えてもらった大宜味村押川地区で蝶観察。道路沿いにハイビスカスの花が多く風当たりの少ないチョウのたまり場を探して車をとめる。ジャコウアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハなどが蝶道を形成して飛ぶ絶好のポイントをみつけたが、撮影ターゲットとなってくれる個体が少ない。このポイントでテリハリ中のアマミウラナミシジミに的を絞って開翅タイミングをまつ。
170425-1411アマミ.bmp170425-1411bアマミ.bmp
新鮮なオス個体が縄張り領域に入るチョウに対してすぐにスクランブル飛翔を仕掛けては舞い戻る。戻る位置はかならずしも同じではないが、すぐに確認できるていどの範囲内での行動だ。おかしな飛び方をするテングチョウが路傍の草葉上にとまったところを確認すると筆者にとっては初観察となる交尾ペアだ。
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今回の沖縄で一番多いのがイシガケチョウで、ここではホソバムクイヌビワだと思われる樹の新葉に産卵を繰り返す複数のメス個体が観察でき、産卵後の卵もすぐに見つかる。
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ツマベニチョウがここでも高い位置を横切って飛び、ミカドアゲハと思える個体の飛翔もみかける。ツマベニチョウがハイビスカスへと吸蜜飛来する気配はなく、リュウキュウミスジの登場を最後に、
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2006年に行き損ねた古宇利大橋を渡ってみる。
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山口県の角島大橋を想起させる風景を楽しんで、2泊目のホテルへと走る。


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2017沖縄蝶探索紀行-1

 Apr. 25, 2017: 2006年以来の訪問で八重岳に向かう。ナビ任せで初めての道をたどる途上、古嘉津でナガサキアゲハの♂が道路のど真ん中で吸汁している場面に遭遇し、車を降りてビデオ撮影を試みるもアングル調整中に飛び去られる。側溝に流れはないが湿った土の上で複数のイシガケチョウが翅を広げてへばりつくような姿勢で吸汁している。
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近づくといっせいに飛び立つイシガケチョウのチョウ吹雪が展開するが、その動きにつられてどこかで休憩していたアオタテハモドキが飛び上がり、すぐそばの路面でみごとなブルーを輝かせる。
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次いでシロオビアゲハが同じように吸汁し始め、横からのアングルを選んで撮影記録。
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八重岳のメイン登山道路に出る手前でスジグロカバマダラを思わすオレンジのチョウが飛ぶが、ツマグロヒョウモンで、沖縄本島にスジグロカバマダラは定着していないはずだ。道路沿いに咲く花が白いアザミや、
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かわいいピンクの花、シロノセンダングサなどで吸蜜するのはシロビアゲハだけで、
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期待したアオスジアゲハの姿はなく、ときおりツマベニチョウが高い位置を横切って飛んでいく。もう少しチョウの種類が期待できそうな大宜味村押川地区へと移動することにして、いったん道を間違えてしまうが、そこで思いもかけずコノハチョウが飛び出してくる。
170425-1041_0.bmp170425-1041コノハ.bmp170425-1042コノハ.bmp170425-1047コノハ.bmp170425-1052コノハ.bmp170425-1055コノハ.bmp170425-1055bコノハ.bmp
リュウキュウヒメジャノメも多い。
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2017年04月22日

この春、再び岩山の尾根筋へ

 曇天から徐々に青空が広がって陽ざしが届くようになると、加古川の岩山山頂尾根道でアゲハ類やヒオドシチョウが飛び遊ぶ光景が目に浮かび、肌寒い風が吹くなか自転車を踏む。急峻な岩道の中腹ではアゲハのメスがわずかしか新芽がでていないサンショウに産卵をして回っている。
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本日、山頂尾根道まで、アゲハの産卵行動を観察した以外は休みなく登り続けて所要10分。脚力、心肺機能ともにまだまだ大丈夫。尾根道に出るといきなり目の前のヤマツツジでクロアゲハが吸蜜している。
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アゲハ、キアゲハが活発に飛び交い、今日はアオスジアゲハも初見。次いで、やはり初見となるカラスアゲハもやってくるが、ファインダーが暗くてフォーカスをうまく合わせられない。
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テリトリーを張るキアゲハが複数個所にみられ、アゲハやヒドシチョウが近くを通るとたちまちスクランブル飛翔をしかける。その様子をビデオ記録しようと青空をみあげると、うっすらと彩雲が伸びており、この彩雲を背景としてキアゲハが小さなシルエットを形成して飛び交う。
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スクランブル飛翔を終えたキアゲハは数か所の高い位置の定位置にまいもどる。
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尾根道の南側斜面では、ホオジロが日本語に訳せそうなさえずりを繰り返しており、ようやくさえずりの現場を見つけてズームアップでビデオ記録を撮っておく。
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この尾根道での3番目の初見個体はサトキマダラヒカゲで、ビデオカメラで撮影できないアングルの左肩やハンティングの上、さらにはカメラを持つ右手にとまったりと愛嬌を振りまいてくれる。サトキマダラヒカゲは、本日登ってきた反対側へと尾根道を通り抜けて下る大岩部分で複数個体が追飛翔を繰り返していて、
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ルリタテハも交えてウバメガシの根元から染み出す樹液が目的で集まっていることがわかる。
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岩場にとまった個体が他の個体に絡むように飛び立つ瞬間に、初めて翅表の模様が見えるのだが、ズームアップしすぎて画面からはみ出したのが残念。
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本日の他の観察種は、ツマグロヒョウモン、キタキチョウ、ルリシジミ、ミヤマセセリ。



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2017年04月21日

アゲハ Papilio xuthus の三つ巴飛翔

ジャコウアゲハの発生地に戻した蛹は無事に羽化した痕跡を確認できるが、土手周りにジャコウアゲハは飛んでいない。タンポポが咲く草原へと踏み込むと、まだ花がつぼみ状態のキリシマツツジで休息中のアゲハが目に入る。春型は裏面の明るいオレンジ紋がきれいなのだが、
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下からねらおうと近づくとさすがに飛び去られる。タンポポの花蜜を求めて転飛するモンシロチョウのメス個体を追いかけ、
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同じくタンポポの蜜を楽しんだ後V字開翅姿勢で日向ぼっこを始めるヤマトシジミのきれいなブルーにカメラを向ける。
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やがて、カイヅカイブキの樹上にアゲハがやってきて休憩し始めるので、下から裏面が狙えるかと近づく間もなく、別個体がやってきて絡み合う。さらに3個体目も現れて入り乱れた三つ巴飛翔が展開。こうした光景は幾度か目にしているが、今回、初めてその様子を撮影記録できたので、三重連やブルーインパルス飛行を想起させる飛翔など5つのパターンを示しておこう。
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野外のゴマダラチョウ幼虫

 アゲハの三つ巴飛翔を楽しんだ後、新葉が出そろいつつあるエノキでゴマダラチョウの幼虫を探してみる。枝別れ部まで登ってきた越冬明けの幼虫はただの1頭だけ見つかるが、2か所で天敵にやられて干からびた哀れな姿をみる。
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幼虫の脱皮殻のある枝を先端部までたどると、5令だろうか大きくなった幼虫がみつかる。
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ズームアウトをすれば県道をダンプカーが走り抜けていくのが撮り込まれる。
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ちなみに、室内で飼育中のオオムラサキはまだ褐色の4令も残るが、
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5令へと脱皮したばかりの個体や、
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夜中になるとせっせと食事にでかけ、昼間は自分の居場所をきめて休息をしている5令幼虫もいる。
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2017年04月17日

群馬から4名の視察

 昨年の7月17-18日、「加古川の里山・ギフチョウ・ネット」の5名で、群馬県の自然保護団体:「嬬恋村高山蝶を守る会」と「赤城姫を愛する集い」の方々にお世話いただき、ミヤマシロチョウの保護活動実態を視察し、ミヤマモンキチョウ、コヒョウモンモドキなどの観察も楽しめた。そのお礼に、今年は嬬恋村と渋川市から4名の方をギフチョウの観察をメインテーマとしてご招待。一日目(4/15)はギフチョウが複数頭追飛翔する様子や路面で翅全開で静止する姿を観察。コバノミツバツツジへの吸蜜シーンを待つうちに雨模様となって山を下りる。
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すぐに雨がやんだあとは加西市の「あびき湿原を守る会」会長の山下さんが招いておられた九会小学校の校長、教頭、教員10数名と合流して、4/8には下図のように咲いていたがもう花のないカタクリ自生地を訪問。
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午後一番に「あびき湿原を守る会」が生物多様性の保全活動をしている一角で、飛び回ってとまろうとしないギフチョウを観察。
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そのあとヒメヒカゲの生息地を視察していただき、夕刻からは「みとろ荘」で情報交換会を開催。「赤城姫を愛する集い」の松村さん(副会長)からヒメギフチョウの保護に関して、渋川市行政を動かし、地元小学生の教育と啓発も含めた保全活動を展開している実態、「嬬恋村高山蝶を守る会」の宮アさん(会長)からはミヤマシロチョウの保全状況の説明と、NHKが放映した浅間山の自然百景:嬬恋村のミヤマシロチョウに関する生態もでてくるビデオを紹介いただく。ギフネット側からは、竹内さん(代表)が最新のギフチョウが桜で吸蜜する光景(ここだと決めた桜の前で10時から14時まで、待ち続けてようやく撮影)を、島アがヒメヒカゲ、シルビアシジミ、ウスイロヒョウモンモドキの生態観察記録ビデオを紹介。
 翌日4/16(日)は、早朝から好天気で、9時頃には昨日のギフチョウが複数個体飛び交うヒルトップで、コバノミツバツツジで吸蜜するシーンを観察、撮影記録していただき、その後は、ヒメカンアオイの新葉周りのあちこちで産卵行動をみせるメス個体の動きを追って、産卵シーンを観察、撮影する。
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新鮮なメス個体は、少し産卵しては休息をする。
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林床には赤紫や薄紫色のトキワイカリソウが複数個所に咲いており、
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今年初めて見る純白のイカリソウも見られるが、
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この花に蜜を求めるギフチョウは観察できないまま。

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2017年04月14日

ツツジの咲く尾根道へ

 5月13日に加古川市が主催する「チョウ観察会」の下見をしに現地視察。山裾へと入る直前の田園地帯で小さな黒いシジミチョウが飛ぶので自転車をとめる。やがて白いアブラナ科の花で蜜を吸い始めるので近づくとこの春初撮影となるトラフシジミだ。
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例年、単独で登っている急峻な岩道ではない別ルートが子供たちの登山ルートとして使えるかどうかを確認する目的で、自転車を山裾の木陰に静置し、一度もたどったことのないコースを登ってみる。登り口は急だが階段が整備されており、すぐにツツジが咲く広場に出られてまずまずのスタート。いきなり越冬明けのツマグロキチョウが飛び出てくるが、とまることなくブッシュ奥へと消えてしまう。
 この広場から下りが2ルート、そして登りの1ルートが尾根道をチョウが飛び交う山頂部へと続く。道標は明瞭でわかりやすい。この尾根道へのルートが本命なのだが、本日初めて登ってみて結論はNO!。いきなり道のない大きな岩場が現れ、岩面のくぼみを巧みにたどって登らなければ進めない。そういう足場の少ない岩場が急斜面となって数か所もあり、これでは小さな子供には危険すぎる。結局、尾根道まで行きたければ、傾斜は急だが足場を確保できて登山道がしっかりしている、これまで筆者が利用してきたルートしかないことを確認。
 本日、新たな岩場ルートでたどり着いた尾根道への入口で、越冬明けの2-3頭のルリタテハが驚いて飛び立つ形で出迎えてくれ、舞い戻った個体がV字開翅を取る光景を、崖下を見下ろすアングルで記録。
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新鮮なキアゲハがコバノミツバツツジの蜜を求めている様子や、
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テリトリーを張るように旋回する個体を流し撮りで追ってみる。
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やがて飛び疲れて休憩する個体は新鮮な♂。
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本日、尾根道には越冬明けのヒオドシチョウが多く、数か所でテリ張りをしていて、コバノミツバツツジにこだわる個体は、そばを通るルリシジミ、ミヤマセセリ、アゲハ、キアゲハなどにスクランブル飛翔をしかける。
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ヒオドシチョウ同士での絡み合いから、ツマグロヒョウモンも加わった三重連飛翔や、ときには4個体による絡み合いも展開してにぎやか。蝶道を形成して飛び交うアゲハチョウはめったにツツジの花蜜を求めないが、
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油断をするとすぐ目の前で吸蜜を始め、別の個体がちょっかいを入れるような動きが展開する。そのような美味しい場面にビデオ撮影はなかなかヒットしない。この尾根道には、いつきても必ずいるツマグロヒョウモンが、今日初めてツツジの蜜を求める場面を見せてくれた。
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ヒオドシチョウは路面に陣取ったり、樹の枝部で休んでみたり、
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ここまで個体数が多かった年はなかったように思う。なお、越冬明けのキタキチョウも多く、足元を飛び交っていた。帰路、ジャコウアゲハの蛹の変化をみると、やや黒ずんできており、明日には羽化するかもしれない。土手斜面のベニシジミはタンポポの蜜を楽しんでいた。
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2017年04月12日

ジャコウアゲハ Byasa alcinous の発生地へ

昨秋、国土交通省と兵庫県による土手の除草で大半のウマノスズクサが刈り取られ、かろうじて県道沿いの狭い部分に残して(?)くれたウマノスズクサとともに幼虫を回収して飼育。悪天候の昨日越冬蛹から羽化したオス1個体を、本日、気温は高くないがときおり日差しもあるということ、で元の発生地そばの公園で飛ばすと、のどが渇いていたのかすぐにタンポポの花で蜜を吸い始める。
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わずかの吸蜜で飛び上がったそのとき、近くのタンポポで吸蜜をしていたらしいキアゲハが絡むように飛び上がる。幸いその絡みはすぐに解けてキアゲハはタンポポでの吸蜜へと舞い戻り、春型の美しい姿でモデルを務めてくれる。
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羽化の兆候が出ていないジャコウアゲハの蛹を土手の斜面に静置しようと、適当な場所を探す過程で、体温の上昇をまつベニシジミが目に入る。
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金属光沢が陽光に映えて輝きとても美しい。接近しずぎると飛びにげるがすぐ近くでまた開翅姿勢をとる。
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ジャコウアゲハの蛹2個体を土手斜面のあちこちで新芽を出すウマノスズクサのそばに静置し、
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戻ろうとする足元をモンシロチョウが横切り、この個体も気温が上がらないため、カラスノエンドウの茂みでV字開翅姿勢をとり体温の上昇をまち続ける。
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公園の桜はあっという間に満開で、
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昨日の雨と風のせいで、生活用水の流れる側溝には部分的ではあるが花筏が広がっており、
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レンゲ畑のそばを通ると、複数のモンシロチョウが飛び遊んでいる。
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花蜜を吸う個体がいれば、としばらく眺めてみても止まってくれる個体は見当たらない。
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2017年04月10日

ミヤマカラスアゲハ Papilio maackii ♀が羽化

 北海道産ミヤマカラスアゲハの♀が羽化。
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後翅の帯状紋が青みを帯びる♂に比べて緑を帯びた色調で、特に赤い紋が大きくて美しい。
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