2017年06月29日

浜風公園へ1年4か月ぶりの散策

 半夏生が白く色づく光景を思い出して、2016年2月以来の浜風公園まで歩いてみた。予想通り、半夏生は今がさかりという具合にみごとなツートーンカラーで出迎えてくれる。
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疎水沿いにはミソハギが咲き、疎水水面にはオオカナダモの可憐な小花が顔を出している。
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播磨灘を望む高台の奥にはミヤコグサの群落が健在で、
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ツバメシジミがここで発生している。
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遊歩道に植栽されたヤマモモは、緑の葉っぱが深く茂って赤い実の数が例年よりかなり少ない。
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赤黒く熟すと甘くなるのだが、いくらか熟れたと思える実をつまんでほおばると、子供のころに味わった懐かしい甘酸っぱい味が口中にひろがる。公園の管理人として半夏生まわりを熱心に清掃してくれている阪神ファンで有名な知人が、M工場の入り口にあるヤマモモにはすごい実がなっているというので確かめると、
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まさに鈴なり状態だ。タブノキとマテバジイの並木が続く道路から企業敷地へと進入できる「瀬戸の小径」へと入ると、きれいなネムノキの花が咲いているのでついカメラを向ける。昆虫少年時代を過ごした高知市の実家でカラスアゲハなどが好んで吸蜜に訪れていた花だが、ここにはアゲハ類はやってきていない。
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自動車の往来がはげしい工場地帯の路傍へともどると、傍の芝地に二本のキノコが競り合って顔を出し、
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妻が「ハートマークにみえる」という撮影角度を探して記録をとってみる。
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2017年06月24日

ヒメヒカゲ最終調査過程での様々な出会い

 サイクリングでヒメヒカゲの生息調査に向かえば、道中でいろいろな昆虫との出会いもある。イシガケチョウの幼虫がまったく生存できていないのはショックだが、きれいなキマダラセセリが機嫌を取ってくれた。産卵をするはずのないイヌビワ葉上でお尻を曲げる動作は、間寛平並みにかゆいから?
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翅表をみせてくれるタイミングの撮影記録は、風で揺れ動くせいもあってフォーカスが甘い。
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近くのクズの葉に小さな影が映っているので確認すると、数年ぶりの出会いとなるパンダゾウムシで、正しい和名はオジロアシナガゾウムシ。
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ヒメヒカゲの生息する草原地帯で、毎年顔を出すのがメスグロヒョウモンだが、今日もオス個体をみる。
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本日、ルートセンサス調査から離れたフィールドへと足を運ぶと、今年初見となるオオチャバネセセリが出迎えてくれてラッキー。
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いつもは人の気配に敏感ですぐに飛ぶのに、今日の個体は10cmほどに近づいても悠々と静止していてくれる。
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例年この時期に目を楽しませてくれるカキランが、いつもの場所に咲いていなくて寂しい思いをしていたが、オオチャバネセセリの撮影記録をとった足元に咲いていてうれしくなる。
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せっかくだから正面からの花の姿も記録してみたが、フォーカスが甘かった。
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帰路、イヌビワの多い路傍でハグロトンボが、一瞬4枚ばねを広げて閉じる動作を記録し、
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すぐ傍で連れ添うように飛んではとまる、イトトンボの仲間の体色がとてもきれいなので記録してみる。
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もう一方の個体の体色はまるで異なるが多分雌雄のちがいで、セスジイトトンボかな。
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そして、本日最後の記録は、河川敷で結ばれた清楚なモンシロチョウのカップル。
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河川敷ではアレチノハナガサで蜜を吸うモンシロチョウや、アカツメクサで発生して元気に飛び交うモンキチョウを眺めながら、強い向かい風を汗に心地よいといいきかせてペダルを踏む。






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ヒメヒカゲ調査:最終

 薄日が差す曇り空、今年最後のヒメヒカゲ生息調査は河川敷経由のサイクリング。路傍に延々と続くノラニンジンの花に、アゲハ、キアゲハ、ツマグロヒョウモン♂、キタテハなどが蜜を求めてやってきているのを横目に走り抜け、最初の調査はイシガケチョウ幼虫の確認。イヌビワはその気になって数えると道沿いに連続して12本あるが、ついに幼虫の姿はなく黄色が目立つキマダラセセリをみるだけ。この日でフィールド調査を終了にする考えで、観察できるヒメヒカゲとウラナミジャノメはできる限り撮影記録をとる。ヒメヒカゲはメス個体ばかりで、多くが翅の傷みが相当進んでいるが、
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まだ美人のメス個体もいた。
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観察できたウラナミジャノメも傷んだ個体だけで、
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水気のある路面に降りた個体がストローを伸ばすかどうか注意してみたが、結局吸汁することなく飛び立って、
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すぐに見せてくれる翅表からメス個体だとわかる。
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しばらくその飛翔を追いかけてみたが、産卵行動は見られず。ヒメヒカゲの卵を探すと、奥の湿地帯でコイヌノハナヒゲとショウジョウスゲ葉裏に各1個、
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少し離れた草地でコイヌノハナヒゲとショウジョウスゲに同じ母蝶が産みつけたと思える3個、
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最後に、主要発生地である広い草地でもあるはずだと気を入れて探して、ようやくコイヌノハナヒゲへの産卵1個を見つける。
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幼虫の姿は見いだせないまま、撤収。
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2017年06月23日

加古川河川敷を再訪問

 キタテハの卵1個だけでの飼育では羽化シーン撮影が心もとなく、昨日のメス個体がいれば連れ帰って採卵をしようとの魂胆で加古川河川敷のキタテハ発生地を再訪問。しかし、10時15分までと決めた時間帯にキタテハの登場はなく、ベニシジミの黒化夏型やツバメシジミのメス個体の開翅と飛翔シーンが撮影できただけ。
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黒化夏型のベニシジミが飛び立った瞬間の記録では、紅色の鱗粉がキラリと輝いてみえる。
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この日は、なぜこんなところにいるの?という感じのゴマダラカミキリがいたり、
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すぐ近くでさえずる名前がわからない野鳥も見る。
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夕刻、気温が下がればキタテハが飛ぶのでは?と16時過ぎに再度サイクリングで訪れると、テリ張り中のオス個体はいたが、
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メス個体には出会えず、カナムグラの新芽を次々と調べてみても産卵の確認はできずじまい。夕刻タイムでも午前中にみた野鳥が目の前1mほどの位置にとまってヒッヒヒッヒとさえずった後、飛び去る。
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2017年06月22日

キタテハが産卵

 加古川河川敷の道路沿いにカナムグラが繁茂する草地があって、5月末からキタテハの夏型が発生している。今日は産卵しそうな個体の飛翔に気づいて様子を見ていたのだが、
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母蝶はすでに産卵を終えたのか休んでばかりなので、しばしベニシジミの観察タイムをとって、
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あらためてカナムグラの生えるところを観察すれば、今度こそ産卵しそうな気配がみられ、
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やがてカナムグラの新芽に産卵。
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そのあと転飛した葉上にもお尻を接したかのようにみえたが産卵はしていなく、再び現れた個体は、まだ咲き切らないヤブガラシの花にストローを伸ばしている。
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新芽に産み付けられた1個だけの卵を持ち帰り、
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飼育をしてまだ記録できていないキタテハの羽化シーン撮影にチャレンジしてみる。
posted by クジャクチョウ at 19:34| Comment(0) | 日記

ベニシジミの交尾の瞬間を記録

 黒化度の高いベニシジミの観察をする過程で、あまりイケメンではないオス個体が、美人のメス個体に求愛している場面に出会い、その経過を追ってみたら、なんと目の前ですんなりと交尾が成立してしまった。
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双方が安定した姿勢を確保してからは、精子を送り込む動作なのか、オスが自分のお尻をメスの方に強く突き動かし、メスは脚をばたつかせてその動きを受け入れている。
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数分経過してもその動きが続き、果たしてどれだけの時間をかけるのか興味はあるが、同じ草地で産卵するかのような飛翔をみせるキタテハの挙動も気になるので適当に切り上げる。
posted by クジャクチョウ at 18:41| Comment(0) | 日記

ベニシジミの黒化夏型

 Facebookでベニシジミ Lycaena phlaeas daimio の夏型の話が出た際に、2014年6月に記録していた黒化度が高い個体の画像を紹介して、その後同じような個体を見ていないとコメントをしたが、ずっと注意をして観察していたわけではなく、がぜん注意をして観察する気になった。そんな矢先の6月21日の午後、降りやまない雨の中ずぶ濡れ状態で加古川河川敷をサイクリングで戻る途上、ヒメジョオンの花周りで黒化度の高いベニシジミが飛ぶのが目に入って急停止。その飛翔を追いかけてビデオ撮影記録をとってはみたが、雨でぬれるファインダー越しのフォーカス合わせに失敗して使える映像記録が撮れていなかった。翌6月22日は曇天に薄日が差す、チョウ撮影にとっては絶好の天気。チョウが活動し始める10時頃をねらってリベンジの加古川河川敷サイクリング。約30分を要してついたヒメジョオンが咲く草地には期待通り複数のベニシジミが飛び交い、明らかに黒い個体も混じる。どの個体も花や草葉上にとまるとすぐに開翅姿勢のオンパレード。これは、と思える黒いベニシジミを次々と撮影記録して回り、以下にその結果を黒化度が高いと思える順に列挙してみる。
170622-クロベニ1014.bmp170622-クロベニ1037.bmp170622-クロベニ1122.bmp170622-クロベニ1021.bmp
ちなみに2014年6月27日の記録は
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で、同じような黒化夏型は決して稀ではないと結論できそうだ。
posted by クジャクチョウ at 18:22| Comment(0) | 日記

2017年06月21日

小雨が降る中でもチョウは飛ぶ

 イシガケチョウの調査で確認できた幼虫がただの1個体だけという結果に意気消沈のまま自転車のペダルを踏む筆者を、天気予報通りに降り始めた雨が襲う。雨脚は次第に強くなり、水田近くの倉庫の軒下で雨宿りをしてしのぐも、今の時期、田園地帯は肥料のにおいがきつくてやりきれず、一度はフィールド調査を断念してイシガケチョウ幼虫の第2観察地点:平荘町西山まで約1kmの登り坂道をサイクリング。そこでも幼虫ゼロという結果で、このまま帰ろうかどうしようかとためらってしまう。雨は降りやまないが、雨の日の生息調査は例がなく、それなりの意味があると言い聞かせ、ずぶ濡れのまま坂道を駆け下りてヒメヒカゲのフィールドへと向かう。
 小雨が降り続くフィールドでは、すぐにウラナミジャノメが出迎えてくれ、やはり来てよかったとその記録を撮る。雨露のつくケネザサがじゃまだが、雨中でも飛び遊んでいる証拠記録として確保。
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しばらく落ち着いてくれる様子に、撮影の角度をかえて全体像をしっかりと記録。翅はほとんど傷んでいないようだ。
170621-うらなみJ1052abmp.bmp170621-うらなみJ1052.bmp
ルートセンサス調査のスタート地点で大きなウラギンスジヒョウモンが出迎えてくれ、
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接近しすぎて飛ばれてしまうが、遠くはない位置で開翅して見せてくれた前翅端の白紋からメス個体だとわかる。
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ヒメヒカゲも小雨程度では次々と姿を見せてくれる。
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さすがに新鮮度が低い。目の前で雨露を吸汁してくれないかと粘ってみても、午前の早い時間帯に堪能しているのかストローを伸ばす個体はいない。
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かなりくたびれたメス個体はヨロヨロとした飛翔で、時にはクモが仕掛けた糸にかかって宙づりになり、その様子を記録しようとする間に自力で脱出して撮影はできず。
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最後に見たメス個体は、比較的新鮮さを保っている。
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イシガケチョウは無惨

 雨が降り始めたなか、平荘町里地区で調査をしたイヌビワで確認できたのはただの1個体。先日の7個体中、6個体が天敵にやられてしまったようだ。
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ズームアップをすると、体に雨露がたまっているのがわかる。
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7個体を確認した時点で、幼虫すべてを連れ帰って飼育をしてからここに戻すことも考えたが、自然のままでの成り行きを見守った結果がこの通り。このあと確認した平荘町西山地区では生存幼虫がいなく、志方町山中地区への期待が残るとしても、イシガケチョウが加古川に定着するためにはまだまだ壁が厚いという印象。
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2017年06月19日

ヒサマツミドリシジミに出会えた

 今年は、ヒサマツミドリシジミ Chrysozephyrus hisamatsusanus の発生が遅れているとの情報を耳にする一方で、週刊天気予報で全日晴れだという日に注目して、運転を頼む妻の都合がつく本日(June 19, 2017)、兵庫県北部への日帰り遠征を決断。結果オーライで14時過ぎから卍飛翔が観察でき、15時過ぎにようやくビデオカメラの望遠モードでキャッチできる位置に静止する個体を確認。デジタルズームではやはりフォーカスが甘く、
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かといって光学ズームではあまりに小さくしかとらえることができない。
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仕方なく、デジタルズーム撮影の中から
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何とか許せる記録を抽出してみたが、所詮、証拠記録の域を出ない。
posted by クジャクチョウ at 22:23| Comment(0) | 日記