2017年06月02日

イシガケチョウ Cyrestis thyodamas mabella が産卵をしていた

 ヒメヒカゲの生息調査を終えた帰路は、5/31と同じく加古川河川敷ルートをとる。途上、きれいなブルーを輝かせて飛び交うルリシジミが目に入り、しばし自転車を止めて撮影チャンスをまつ。なかなか止まろうとしない飛翔を目で追っていたら、なんと真正面に翅を全開して止まるイシガケチョウの姿が。急ぎビデオカメラを向けるも強い風にあおられて飛び立ってしまう。このサイクリングロードの路傍にはオオバイヌビワが点在していて、どうやら産卵目的でやってきたメス個体らしく、やがてオオバイヌビワの新芽に産卵し始める。
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実は、このメス個体がひらひらと飛び回るあいだに、新芽や新葉に黄色い卵があちこち産み付けられており、10数個が確認できている。昨年の6月には志方町山中の2か所でイシガケチョウの産卵を観察したが、本日の記録は加古川地区への定着を示唆しており、今後が楽しみだ。
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足元の笹竹の影では今年初めてみるヒメジャノメが休んでおり、
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ようやく路傍の葉上にとまったルリシジミを記録して、河川敷へ。
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河川敷のサイクリングロード南行きは強い向かい風が吹き付け、5/31に複数のコムラサキの飛翔を観察できたカワヤナギも強風で揺れまくり、本日コムラサキの姿はみられず。
posted by クジャクチョウ at 20:43| Comment(0) | 日記

ヒメヒカゲ蛹に羽化の兆候

 ヒメヒカゲの自然蛹を見つけた翌日から2日間、続けて21-23時の夜半に激しい雷雨があり、その後の様子観察を兼ねて4度目のヒメヒカゲ生息調査サイクリング。幸いなことに、蛹が下垂する枯れたコイヌノハナヒゲ茎は大きくは変化していなく、蛹の翅部分が少し褐色を帯びて羽化の兆候がみられる。
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サイクリングという高い自由度を生かしてヒメヒカゲの生息地を複数個所まわってみる。5/31にオス個体の発生を確認したNo.90生息地で初めてメス個体を確認し、
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昨秋にヤマモモの枝打ちなどの環境整備をしたNo.19の山肌斜面では、大型の新鮮ホシミスジが出迎えてくれ、
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その撮影記録をとっているあいだに、草むらから5/31には姿がなかったヒメヒカゲのオス2個体が飛びだしてきて一安心。
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No.30生息地では、ルートセンサス調査のスタート地点と途中の2か所でウラギンスジヒョウモンの新鮮なオス個体を観察。
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ルートセンサス調査を終えてから、冒頭に記した自然蛹の状況を確認し、No.30生息地の草原へと立ち入ると、羽化したばかりと思えるヒメヒカゲの新鮮メス個体が草の茎につかまって草原を吹き抜ける風をしのいでいる。
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本日観察できた自然蛹の羽化の兆候の度合いから判断して、羽化するのは2日後かと思われるが、念のために変化度合の確認に連日訪れた方がよさそうだ。
posted by クジャクチョウ at 20:23| Comment(0) | 日記