2017年06月03日

加古川にイシガケチョウの定着期待

 ヒメヒカゲ生息調査の帰路、昨日とは逆の平荘湖経由で市街地を走るルートを選択。それが功を奏して、昨日とは異なる地域でのイシガケチョウの産卵を確認。
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この場所は2014年の6月にオオバイヌビワで複数の幼虫を発見し、一部を持ち帰って飼育羽化させたメス個体をもとの場所に返したのだが、その後7月に同じ場所のオオバイヌビワに産卵して回るメス個体を観察できている。昨年の6月には志方町山中地区の2か所で産卵して回るイシガケチョウを観察しており、今年の異なる2か所での産卵確認は、加古川市でイシガケチョウの定着が期待できる事例となる。ここで卵の撮影記録をしていると、「何をしてるの」といわんばかりにアサマイチモンジがやってきて、目の前の葉上で翅全開状態で休憩し、
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撮影を終えると別の場所へと移動して、
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そこでもV字開翅の美しい姿をたっぷりと見せてくれる。
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なお、午前の移動過程で昨日のイシガケチョウの産卵範囲を確認したところ、直線距離で200mほど続く路傍に点在するオオバイヌビワのほとんどに黄色い卵が観察でき、
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一番端のイヌビワには褐色と緑色の2タイプのナナフシムシがいて、そこの新葉にもイシガケチョウの卵が2個確認できた。
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posted by クジャクチョウ at 21:37| Comment(0) | 日記

ヒメヒカゲ:野外での羽化の瞬間を記録

 昨日羽化の兆候を認めたヒメヒカゲの蛹の経過観察目的で、昨日とは逆に加古川河川敷ルートで北上サイクリング。到着した現地の草原にはカメラマン3名の姿がみえるが、蛹のことを話すと撮影に集中できないおそれがあるので、声かけをせずに単独行動をとる。10時過ぎの観察蛹は腹節部がいくらか伸びていて、午前中に羽化するのが間違いないと思われ、すぐにビデオ撮影ONとして様子をみる。蛹の微妙な色調変化を知りたいのだが、いくらか陰のある部分の下垂蛹の変化を太陽光のハレーションが避けらないビデオの小さなファインダー越に識別するのは容易ではなく、羽化の瞬間をしっかり記録するためにフォーカス合わせを再確認してビデオ撮影ONを継続。その間、飛び出してくるヒメヒカゲやウラギンシジミの♂の飛翔を別のカメラで撮影して過ごす。ハラビロトンボのオスの瑠璃色頭部の撮影にもチャレンジするがフォーカス合わせに失敗。撮影中の蛹の近くで似たような環境を調べてみると、なんとヒメヒカゲの羽化脱皮殻がわずか1mも離れていない場所に見つかったりする。ウグイスの谷渡りやカラスの鳴き声も撮り込まれる自然のもと、やがてヒメヒカゲの羽化が始まる。以下にその映像記録を時間の経過をさかのぼる形で示す。
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現地到着時の蛹の記録を確認すると、その場では知ることができなかった、翅部分がすでにじゅうぶん褐色を帯びていたことがわかる。
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ちなみにビデオ撮影をセットした様子も別カメラで記録しておいた。
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近くでみつけた蛹の羽化脱皮殻は、もろい枯草茎への下垂蛹で、撮影しやすいように周りをいじるのは禁物だ。
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自然羽化の撮影記録を終えようとするタイミングで、ヒメヒカゲの撮影目的で草原にいた三木市からというO氏とF氏がやってくる。ヒメヒカゲが今羽化したところだと教えてあげると、自然状態での羽化シーンの撮影にいろいろ工夫される。羽化後の翅の開閉動作がみられる段階で、筆者も再度の撮影記録をとり、
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しばし談笑をかわして別れる。ヒメヒカゲの羽化撮影の最中に別のカメラで記録した映像は以下のとおり。
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ウラギンシジミは静止状態をねらったのだが、すぐに飛び立ち、飛翔時のオス翅表が記録できた瞬間を切り取ってみた。
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このあとイヌツゲの高い位置の葉上でV字開翅姿勢をとってくれたが、撮影記録はピンボケばかり。なお、今回のヒメヒカゲの自然蛹発見と野外での羽化の記録をまとめて「月刊むし」に短報投稿をした。
posted by クジャクチョウ at 18:24| Comment(2) | 日記