2017年06月06日

オオムラサキ Sasakia charonda が23時過ぎに羽化

 オオムラサキが23時過ぎという遅い時間帯に羽化した。今回の飼育個体中、蛹化時に鉢植え植栽エノキの小枝に自然に近い形で下垂した4個体目の羽化シーンをビデオ記録しようと決めていて、なんとかその目的を果たすことができた。
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 兵庫県佐用町産の母蝶が産んでくれた卵を「加古川の里山・ギフチョウ・ネット」の久保さんに分けていただいて、昨2016年の7月末から飼育をしてきたもので、すでに3♂が羽化(1♂は脱出時に殻を破り切れずに死亡)している。5月23日に蛹化した撮影目的の個体が、ちょうど2週間後となる6月5日の午前中に翅部分が黒ずんできているのに気づき、羽化は6日の午前中だと推定した。ところが、夕食後の20時過ぎに確認すると腹節部の間隔がいくらか開いてきており、もしかしたら、とビデオ撮影の準備を整える。ゴマダラチョウの蛹でもそうであったが、オオムラサキの蛹も羽化間近になってからの微妙な色調変化が読み取りにくく、確実に記録できるように撮影モードONを維持して、フランスオープンテニスのTVライブ中継で錦織が徐々に逆転していくプレーを応援する。蛹はときおり大きく身震い動作を示し、23時10分頃に頭部にひび割れが走る。2度ほど大きく体を揺らせる動きがあって、硬そうな殻が少しずつ破られ、内部で懸命に脱出しようとしている必死の努力がうかがい知れ、最後はするりと抜け出してくる。
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ヒメヒカゲのような小型種だと蛹から体全体が出るまでに30秒もかからないが、オオムラサキでは実に2分以上を要している。
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紫の美しい輝きを記録し終えたころ、錦織が4セット目を6-0のストレートで勝ち取り逆転勝利となっていて、その瞬間は見損ねてしまった。
posted by クジャクチョウ at 08:13| Comment(0) | 日記