2017年07月17日

珍チョウが来訪

 高砂市松波町の自宅周りはどちらかといえば都市の一部で、自然豊かな野生的環境ではない。そのような自宅で水やりをしていた妻が「珍しいチョウがいる」と呼ぶので確認すると、なんと夏型のクロコノマチョウ。
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南側庭の植物影で休息していたところにいきなり水を浴びせられ驚いて飛び出し、北側の駐車場横へと移動したのだという。撮影のために近づきすぎて一度場所を変えるが、すぐそばに止まってくれる。
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その後、数分も経たないうちに飛び立って行方を見失ってしまったが、我が家へのクロコノマチョウの訪問は2009年11月に秋型が玄関のたたきに飛来休止して以来の珍事で、
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住宅街裏手に部分的にススキ原があるとはいえ、果たしてここで発生した個体なのかどうか、謎のまま。
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クロシジミ(絶滅危惧TB類)の生息地へと転戦

 ウスイロヒョウモンモドキの観察会は、閉会タイミングより遅れて下山したため、せっかくお会いできた方たちとは挨拶ができないまま、クロシジミの観察地へと転戦。いぜん30度を超す炎天下、途中から1kmを徒歩で巡り、最後の山頂部でようやくクロシジミをみる。みごとなほどに翅表の薄紫色が感じられる新鮮メス個体で、
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次いで、新たなメス個体も姿を見せ、
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オオムラサキの登場でKさん親子が色めく傍らで、初めてクロシジミの交尾個体が観察できる。
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この山頂部に至るまでには、イチモンジチョウやめまぐるしく追飛翔を繰り返した後けろっとして休息するダイミョウセセリを観察し、
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クロシジミが現れる直前には、新鮮ピカピカのオオウラギンスジヒョウモンの♀個体も見ている。
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下山途上でもダイミョウセセリが多く見られ、
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ホソバセセリがウツボグサやアザミなどで吸蜜をするのをあちこちで観察。
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最後にはクロシジミに次いでキタキチョウの交尾個体が木陰で愛を育んでいた。
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2017ウスイロヒョウモンモドキ観察会

 例年より一週間遅い July 16, 2017、Facebook友のKさんにお願いして車を出してもらい、息子さん、加古川の里山・ギフチョウ・ネット代表の竹内さんと4名でウスイロヒョウモンモドキの観察会に参加。「ウスイロヒョウモンモドキを守る会」の事務局長近藤さんから前日の調査3か所で発生を確認できたのは6+1+1個体だけという寂しい状況説明のあと、小さな子供連れの複数家族など大勢の一般参加者と一緒に高丸山へと楽ではない登山道を登る。
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日照りがきついが、山岳特有の涼しい風が吹き抜ける鞍部草原に、シカ害防止柵で囲まれた草原でかろうじて3個体の飛翔を観察。
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オカトラノオで吸蜜する個体はまずまずの新鮮度で、
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神戸新聞記者たちと大勢で撮影記録を撮る。撮影位置を譲ってあげたくても、その動きで飛び立つこともあるので、実際に飛び立ってしまう時点までビデオ撮影ONのままで動けない。
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何とか観察目的が果たせたとはいえ、2008-9年頃の大発生時期を知っている身にはあまりに寂しい状況だ。ウスイロヒョウモンモドキの撮影以前に観察記録したチョウは、翅は傷んでいるが銀色の輝きが残るウラギンヒョウモンと、
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木陰で休憩するオオウラギンスジヒョウモンの♂。
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そしてウツボグサの花周りで求愛中のモンキチョウ。どうやら黄色型の♀らしい。
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熱い陽ざしのもと、ゆっくりゆっくりと歩を進め、路傍に見るチョウはできる限り撮影記録をしておく。コキマダラセセリは新鮮度が高いが、
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翅表をきちんとは見せてくれたのは大木のシナノキを観察したあとの路傍。
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下山途中でもチョウはいないかと目を凝らし、
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オカトラノオにやってきたきれいなウラギンヒョウモンを観察記録して本日の高丸山でのチョウ観察会を終了。
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この日は、京都からお見えになったFacebook友の吉田さんと小野さんにもお会いでき、有意義な半日を過ごせた。

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1707北海道蝶紀行-4:観光編

 蝶タイム以外の観光記録。最初は日本一長い直線距離の国道。
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その中間点には道の駅があり、
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園芸種に詳しい妻でも名前がわかないキスゲの仲間と思われる黄色い花がいっぱいに植栽されている。
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再び直線道路を延々と進むうち路傍に北菓楼本社の看板がみえるが、その本社はそこから数キロ離れた位置にあり、少しだけ立ち寄ってみる。
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ほとんどのお菓子についてぜいたくな試食ができるシステムは道央高速道の滝川SAで体験したと同じだ。
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夕食タイムの18時前に旭川駅前のイオンに到着。グランファーム・ビュッフェで、一度に注文できるのは4貫までというにぎり寿司や、
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豚シャブ、ラーメン、ステーキ、スイーツ、
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などを堪能して21時過ぎに宿に着く。翌朝は蝶タイム前に、まだ人気のない「ぜるぶの丘」や
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「五本の木」というどでかい標識のある「かんのファーム」にも立ち寄って、五本の木を眺望し、
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ここでは妻が黒い花は珍しいというタチアオイを記録。
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やはりまだ開場していない「四季彩の丘」では、柵越の風景を記録しただけで、
812_170712四季彩の丘.bmp道中に見る子牛のための牛舎の列が愉快。
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ミルクロードで有名な起伏のある直線道路に似た風景も記録して、
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9時半から15時までの蝶タイムのあと、ファーム富田を訪れる。ここは広大な花畑や駐車場が無料というのがすごいところで、外国からの観光客をふくめて訪問者の数が半端ではない。
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ラベンダー畑を楽し気に飛び交うクジャクチョウを撮影記録してから
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最後に訪れた「フラワーランドかみふらの」では、ラベンダー畑を飛び交う白いモンシロチョウがムラサキに映える。ここの売りはトラクターでの周回鑑賞で、この日も500円を払って回る観光客は外国からの訪問者。
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ラベンダーの花蜜を楽しむモンキチョウも記録をして退散。
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1707北海道蝶紀行-3

July 13, 2013、富良野市林道で最終蝶タイム。昨日出会った地元の男性から、林道の上流部分から入れば2kmほどは車で入れるはずだと聞いて、そのルートを探してみるが結局は無駄な1時間となり、美瑛を思わせる広大な風景を眺めながら、
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昨日と同じ林道入口から2日続けての訪問。昨日とは場所が変わっているがエゾスジグロシロチョウの集団吸水が今日も見られる。
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昨日も見たミスジチョウがこの日は渓流沿いを伝うように飛び、川原の岩の上を転々と移動していくのについて回る。
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路面で吸水する個体も複数見る。
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奥の湿地帯で粘っている間にオオイチモンジのメス個体が現れて樹林帯へと飛んで行った様子を、妻にも知らせようと車を置く木陰へと戻ると、今回の旅行に合わせて調達した3.6m長のゼフィルス目的の竿を駆使して、妻がメスアカミドリシジミのオスを3個体も捕獲してくれているのに驚く。昨日はその気になって山側の木々をたたいて回って、二度ほど姿をみたもののいずれもときおりエメラルドグリーンの輝きをちらつかせながら飛び去られていただけにまさに感激の快挙。捕獲個体は、低い地に飛来したものばかりで、路面に降り立った個体もいたとのことで、実は、高い位置でテリ張り中の個体にはネットが届かなくて見上げるばかりだという。すぐにその場所へと案内してもらうと、確かにいる。
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筆者が長いネットで迫ればかろうじて届く位置で、慎重にゲット。その後、道路の反対側でV字開翅中のオス個体もいたが、ビデオカメラを携行していなく、その美しさを記録したいが飛び去る可能性もあるためネットインを優先してしまう。路傍のクサフジの花で蜜を求めるヒメシジミはとても小さいが、新鮮度の高いオスで、
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撮影記録を撮り終えるとどこかへと飛んで行ったしまう。ヒメジョオンで蜜を吸うトラフシジミは
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まだ春型の縞模様だ。昼食タイムのあと、オオイチモンジの再飛来を期待してもどった奥の湿地帯で、ようやく表れた個体は、午前中に目撃したメスと同個体だと思われ、幸いにも渓流の対岸で吸水し始める。その場所は少しずつ変えていく挙動だが、遠くへと飛び去る前に急な流れを裸足で渡るという必死の行動のおかげで、初めての撮影記録がとれて、今回の主目的が達成できた喜びにひたる。
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林道を出ようと13時半に走り始めた最後の湿地帯でミヤマカラスアゲハの新鮮オス個体をゲットし、
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新千歳発18:15のJAL2506便に余裕をもって帰路に就く。
posted by クジャクチョウ at 09:33| Comment(0) | 日記

1707北海道蝶紀行-2

 July 12, 2017、オオイチモンジとの出会いを目的とした富良野市編-1:1999年7月8日に訪れたときは林道の複数個所でオオイチモンジ♂との出会いがあり、林道奥半ばでは路面で吸水中のオオイチモンジの新鮮♀個体がいて、この珍しい光景をビデオ撮影しなければと近づいたとたんに飛び立たれ、そのまま姿を消されるという悔しい思いをした。翌2000年7月15日の訪問ではオオイチモンジにはまったく出会えなかったが、林道路傍沿いにはおびただしい数のコムラサキとヒオドシチョウが吸水していて、エゾスジグロシロチョウの大集団吸水群のそばを車で走ると、まさにチョウ吹雪が舞う光景が展開し、しばらく待って集団が再形成されてからそのすごい情景のビデオ撮影記録をとったりした。その林道が、今年は入口手前にいきなり「全面通行禁止」の立て札がある。どういうことかといぶかりながら進むと大きな重機が動く護岸修復工事が進行中で、そのそばを走っても工事関係者から止まれとの注意がないので行けるところまでと進む。
 最初のチョウは湿り気のある路面で吸水中のコムラサキ。翅表のムラサキの輝きはときおり開翅して見せてくれる瞬間にだけ観察できるが、北海道産は幻色が濃くてきれいだ。
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道の真ん中に転がる獣糞ではシータテハやコチャバネセセリが夢中になって吸汁している。
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木陰となった湿地帯にはキバネセセリがあちこちで吸水しており、どこで発生しているのかその数の多さに驚く。
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ミドリヒョウモンも複数頭が吸水しており、北海道産は裏面の緑色がことさら美しい気がする。
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オオイチモンジの姿はなく、さらに湿り気のある部分がないかと走ると、1kmも進まないところで倒れこんだ大きな柳の樹が道をふさいで完全に通行不可という状況を目にし、全面通行禁止とした理由に納得。道をふさいだ小山部分にある獣道様の小径で続く徒歩で進めるルートをたどってみて見えた林道の実態は、道幅の4/5程度が完璧に破壊されて大きくくぼんでいる情景に驚くばかり。すさまじい土石流によるものだろう。大きな石がごろごろとむき出しとなって荒れた部分を踏みながら慎重に奥へといってみると、100mも進まないところで大きな水たまりがあってもはや徒歩でも先へと入り込めない。川原に出てみると、倒木で翅を休めるキタテハや、
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交尾中のミヤマクワガタが3組もいて、このような光景はみたことない。
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川べりのブッシュをかきわけて進めば、再び荒れた林道を奥へと行けそうだが、クマの出没など、これ以上の単独行動には不安があり、惨めでやるせない気持ちのまま林道の湿り気のある部分にもどってチョウタイム。路面に湿り気のある部分は3か所でそれぞれが約200m離れていて、途中は日照りがきつい乾いた道を歩いて往復するわけだが、北海道なのに日中の気温が30度近くなっていて楽ではない。木陰に止めた車のそばで軽く昼食をとるあいだ、何に惹かれるのかシータテハが車のボディーにこだわるような飛翔を見せて静止する。
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湿り気があるとは思えない路面にストローをのばすシータテハも少なくなく、
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渓流沿いの樹にヤマキマダラヒカゲが固執しているので確認すると樹液が出ているらしく、スズメバチやここでも交尾中のミヤマクワガタを見る。
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一番奥の湿地帯まで暑さをがまんして戻ると、クジャクチョウがやってきている。
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裏面に何かにこすったとみえる筋のあるルリシジミも吸水中で、やがて飛び立った瞬間に美しいルリ色が輝く。
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ヤマキマダラヒカゲの記録も撮っておこうと再び樹液のある場所にもどると、樹液の出ていない反対側でもミヤマクワガタが愛を育んでいる。
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湿地帯へともどれば、愛山渓で花蜜を求めて飛来した個体が撮影できなかったコヒオドシが吸水中で、ようやく撮影記録がとれる。
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ゼイルスを探して木々を眺めて歩くと、高い位置で花蜜を求めるメスグロヒョウモンの♀個体が、オオイチモンジにも見えてしまう。
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メスグロヒョウモンの♂個体はミドリヒョウモンに混じって路面で吸水をしている。
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路傍のヒメジョオンで吸蜜しているギンボシヒョウモンを記録したところで、この林道には明日再び訪れることとして、
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ずっとチョウタイムに付き合ってくれる妻のために観光タイムへと切り替え、ファーム富田のラベンダーを鑑賞。そこでもラベンダーの花畑を飛び交う複数のクジャクチョウがいて、妻が撮影に好適な個体を教えてくれる。
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最後に訪れたフラワーランドでは多数頭のモンシロチョウが目立つ中、モンキチョウもみる。
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posted by クジャクチョウ at 08:28| Comment(0) | 日記