2017年09月30日

つい秋風に誘われて

 ぬけるような青空の初秋、秋風に誘われて加古川河川敷へとチョウタイム・サイクリング。最初の出会いは茂みの奥に咲くマンジュシャゲを訪れたアゲハチョウ。
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広い散策道路沿いに多いメドハギの周りをキタキチョウが飛ぶがその飛翔はあまりに忙しく、撮影記録はコムラサキの発生樹であるカワヤナギの茂る場所で休息し始めたメス個体のみ。
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近くにはイチモンジセセリが開翅姿勢で休んでおり、キマダラセセリはキツネノマゴの花蜜を楽しむ。
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ここのキツネノマゴは高知市五台山の展望台付近で観察したのと同じく白花が多く混じっている。
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河川敷に繁茂するアレチノハナガサにはヒメアカタテハやアオスジアゲハがやってきて楽し気に蜜を求め、
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足元で濃いブルーを輝かせて飛ぶのはツバメシジミの新鮮オス個体で、路面での静止しか撮らせてくれない。
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そのすぐそばの草葉上で再び見るイチモンジセセリは、ラッキーにもエメラルドグリーンに美しく輝く背中部分の撮影記録がとれる。
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カナムグラが茂る場所まで行ってみて、秋型のキタテハはまだ発生していないことを確認したところでキアゲハが飛んでくる。動体視力を発揮してネット一振捕獲すると、尾状突起が欠けたオス個体なので証拠記録を撮りつつ放してやる。
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正直、青空を背景にここまできれいに飛び立つ様子が記録できているとは想定外。以前に、そのキアゲハの幼虫をノラニンジンで見つけて連れ帰った場所は新しい葉っぱがたくさん出そろっていて、辺り一面に咲くヨモギの花をベニシジミが訪れている。
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次いでモンキチョウが川べりに咲くセンダングサの黄色い花で吸蜜する光景が絵になるので、濃い青空を背景に撮影すると、このときも意図しないままきれいな飛翔映像が記録できている。
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このモンキチョウの撮影に夢中になっていたら、突然キアゲハがやってきてブッシュとなっている部分にポツンと生えるノラニンジンに産卵を始める。
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母チョウが他の場所へと産卵飛翔を繰り返すあいだに産み付けられたばかりの卵を確認して記録。
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キアゲハがあちこちで産卵しているのを見やりながら帰路に就くその途上、ノコンギクが多いところでヒメアカタテハの吸蜜シーンを撮影。
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さらに戻る途中でコムラサキの飛翔が目に入る。低い位置に止まるのを確認してネットインすると、ほとんど鱗粉がはげ落ちて一見メスかと見間違うが、よくみればわずかにムラサキ鱗粉が見えるオス個体なので再び放蝶。
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映像記録からはキアゲハと違って飛び立つ瞬間に力強くはばたいて一気に垂直方向に飛び立ったことがわかる。最後に見るのはツマグロヒョウモンのオスで、自転車道路沿いに同じ方向へと飛んでいくのをゆっくりと追いかけ、やっと止まったと思ったらこちらを向いて様子をうかがっているかのよう。
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他にはヤマトシジミとモンシロチョウをみたが記録は撮れず。この日は、思いがけず小さな網をもった母子と出会い、チョウは難しいだろうがバッタ類をならとれるだろうとアドバイスしてあげる。


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2017年09月25日

高知市五台山牧野植物園と周辺でみたチョウ

 当初期待したムラサキツバメとスミナガシが発生の谷間か何かで会えないとわかり、もっぱら牧野植物園とその周辺でチョウタイム。この日一番美しい姿を見せてくれたのはツマグロヒョウモンのお母さん。
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お父さんは野鳥に翅をついばまれたのか哀れな姿の個体しか記録できていないが、あとで新鮮個体の姿も目にしている。
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個体数が多いのはヒメウラナミジャノメで、新鮮度は低いがすぐに開翅して見せてくれる蛇の目は味わい深い。
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少年の広場という高台には、牧野富太郎博士の少年時代の像があり、
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広場の林縁では秋の味覚であるクリの実が顔を出していて、落果後でぱっくりと口をあけていたり、まだ熟しきらないのか落果寸前の状態でとどまっているイガグリを観察できる。
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園内の中央にはカラカサタケを右手に持つ牧野富太郎博士の立像も建っている。
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そのすぐそばにはまもなく開花しそうなサワフジバカマが多く、やがてアサギマダラが立ち寄ることだろう。
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牧野富太郎記念本館まで長い道をたどると、奥様の名をつけたスエコザサがあり、
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館内では「草を褥に木の根を枕。花を恋して九十年」という名言に胸を打たれる。
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この文言を彫り込んだ句碑が園内にも建っている。
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くたびれたヒカゲチョウが遊歩道の柵上でテリハリをしていたり、
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ナガサキアゲハの求愛飛翔も楽しめる。
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求愛を拒まれたオスはすごすごと引き下がって、真っ赤なヒギリの吸蜜で気を紛らわす。
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シロバナマンジュシャゲを訪れるクロアゲハは後翅の破損がひどく、
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羽ばたきの瞬間にわずかに見える白い弦月紋がオス個体であることを示す。
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予期せぬシガケチョウが独特の飛翔で流れるように頭上を飛び去っていく様子は、脳裏に焼き付けるのみ。カワラケツメイとハギの花が咲く場所では、ツバメシジミや
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ルリシジミ、
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ときにはウラナミシジミもやってくる。
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ヤマトシジミのメス翅表には、うっすらと低温期型の青紫鱗粉が見られて美しい。
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名前の分からない花に長いストローを駆使しておいしそうに蜜を吸い続けるのはイチモンジセセリ。
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この子もカワラケツメイ周りやあちこちでよく見かけ、おおきくて愛くるしい目に惹かれてついついカメラを向けてしまう。
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少年の広場にポツンと二輪だけで咲くマンジュシャゲに大きくて美しい夏型のアゲハがやってきて蜜を吸い、
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シマアザミにやってきたアゲハは黄色く日焼けした個体。
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さかのぼって、初日に踏み込んだヤマビワが多い独鈷水では、スミナガシの食痕が複数観察できるが幼虫の姿はみないまま。
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ひっそりと苔むした山道を登ってもどる際、心臓病を患っていた母が竹林寺の受付業務の手伝いをしていて、一人でこの山道を上り下りした情景が目に浮かび、じんとくる。
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再び2日目、牧野植物園前にバスで到着したあと探索したエノキがある場所では、ゴマダラチョウの脱皮殻が見つかり、
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マテバジイがあるのでムラサキツバメの幼虫を探してみるが、クサカゲロウのウドンゲがにぎやかにつく葉っぱが見つかるだけ。
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植物園から竹林寺を経由してたどり着く五台山展望台そばでは、モンキアゲハが蝶道を形成して飛び交い、ネットインしてオス個体であることを確認してから、浜口雄幸元首相の銅像を背景として飛ばしてやる。
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実は2日目の朝、最初に現れたのがモンキアゲハで、重いリュックを背負ったまま走ってその飛翔についていき、ようやくマンジュシャゲで吸蜜する場面を撮影できたが、翅がかなり傷んだ個体だった。
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いよいよ帰る時間が迫る16時頃になると、クスノキの梢部分に翅を開いて静止した状態でテリハリをするタテハの仲間がいて、モンキアゲハやスズメバチ、ときには同種と見えるタテハにスクランブル飛翔を仕掛けている。遠すぎて種名が分からないままビデオ記録を撮って、帰宅後に確認するとゴマダラチョウだ。
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原色日本蝶類生態図鑑(U、保育社、1983、pp.264)に「ときに梢の枝先に翅を開いて休息する。場所によって午後になわばりをつくる習性を現すが、この習性は一般にオオムラサキやコムラサキよりも弱いようである」との記述があり、まさに今回の観察事例はこの記載通りで決して珍しい知見ではなかった。今回の五台山公園訪問には、MY遊バスという便利な交通手段があって、なんと1日目の往復と2日目の往きが、異なる時間帯なのに三度とも同じ87番のバスだったという偶然を経験。
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高知市内へと戻る車中から五台山の全景を眺望し、
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例年、五台山に登れば必ず山を下りた実家へと立ち寄ったのに、今回はチョウタイムに専念する予定を全うして連絡一つ取らずに帰ってしまう無礼をこころから詫びる。
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高知市五台山でミヤマカラスアゲハ

 4年ぶりに故郷の五台山公園周辺でチョウタイム。ムラサキツバメとスミナガシとの出会いに期待した再訪問だったが、時期的に発生の谷間となったのか、両種には出会えなかった。驚いたのは、マンジュシャゲの蜜を求める大型のアゲハがいて、当初カラスアゲハだろうとビデオ撮影を始めたところ、ミヤマカラスアゲハのメスだったこと。
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すぐに牧野植物園の受けつけにいるお嬢さんに、園内にキハダがあるかと調べてもらうと「ある」との返事でまずは納得をするが、食樹があるからといって本種がすぐに発生できる話ではない。小学校5年にチョウの世界を知り、高校卒業まで「高知市に生息するチョウの分布と生態研究」をテーマとして精力的に行動をしたが、ミヤマカラスアゲハは当時の高知市内には分布をしていなかったと思う。本種に会いたい場合は、大豊村の梶が森(海抜1400m)へと遠征し、龍王の滝がある7合目あたりからやっと出会えるチョウで、山頂部では蝶道を形成して飛ぶ本種をねらってネットを空振りし、草むらに足をとられて転んでしまう、そのような楽しい思い出がある。キハダを植物園に植栽した際に卵か幼虫がついていた可能性が考えられるが、現在、最近の情報を含めて高知市在住の蝶友に問い合わせており、場合によっては公式発表の材料になるかもしれない。
posted by クジャクチョウ at 16:03| Comment(0) | 日記

2017年09月20日

ナガサキアゲハ幼虫

 高砂中学校の柑橘類葉上で脱皮前休眠中だった幼虫を持ち帰って様子を見ていたが、終令へと脱皮した時点で種名がナガサキアゲハだと判明した。
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写真記録を撮るために動かしたせいでオレンジ色の臭角をむき出しにして怒られたが、匂いはいい香り。
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中学時代に高知市五台山でモンキアゲハとともによく飼育をした種で、当時であれば脱皮前の段階でも種の区別がつくほどに観察眼が養われていたのに、今では終令になるまで判別できなくなってしまっている。
posted by クジャクチョウ at 09:48| Comment(0) | 日記

2017年09月19日

運動会の合間に自然観察

 快晴のもと運動会の合間に観察できる自然を記録。丸くてかわいい実をつけるのはカラスウリの仲間で、Web検索によるとオキナワスズメウリだと思われ、熟せば白筋入りのとてもきれいな赤い実になるようだ。
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毎年、運動会の日には校庭に多いクスノキに産卵目的で飛び回るアオスジアゲハの姿を見るが、その記録を撮るのは容易ではない。
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いきなり後翅の白紋がきれいなナガサキアゲハのメスが現れて、運動会を楽しむ人たちの頭上をかすめて飛ぶ。急ぎその飛翔にカメラを向けて追ってみるが、証拠記録としても情けないものばかり。
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中学校の裏庭にまでナガサキアゲハの飛翔を追い続けてみたが、撮影チャンスがないまま飛び去られる。自然観察のため鉢に植栽したと思われるミカン類の幼木があるので調べると、アゲハ類の幼虫が見つかる。
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幼虫大図鑑を若手の蝶友にゆずったため、種名の判定もWeb検索に頼ることになるが、終令緑色はたぶんアゲハで、脱皮準備中と思われる幼虫はよくわからないので連れ帰って飼育で確認することにした。その摘み取った葉裏には卵も1個ついており、ナガサキアゲハだと嬉しいのだが。花壇から種が飛んでサクラの樹影に小群落をつくったと見えるアゲラタムの花で夢中になって花蜜を楽しむヤマトシジミが目に入る。後翅にわずかにビークマークがあるが新鮮度は高いメス個体で、開翅してくれるまで粘り続けると、翅表にうすく虹色が輝いて見えるタイミングが何度か訪れる。
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希少チョウにしか興味をもたないチョウ愛好家が多すぎる昨今、よくみれば身近な普通種にもすばらしい自然美が備わっていることをしっかりと観察してほしいものだ。なお、この日クロアゲハとキタキチョウ、それに遅い記録として10月上旬の観察例があるが9月上旬としては初観察となるホシミスジも運動会を見に来ていた。


posted by クジャクチョウ at 07:48| Comment(0) | 日記

2017年09月17日

オオムラサキ幼虫もカムフラージュ

 8月31日に、オオムラサキの幼虫がいかにも天敵を欺くかのように枯れた食痕をあちこちにつるしていることを記録しているが、その枯葉に幼虫がとどまる姿はなかった。ところが本日、エノキの葉上にいる幼虫数を数えている最中、そのカムフラージュ枯葉の中にいすわる幼虫を発見。飼育条件下とはいえ興味深い知見なので報告しておく。
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参考のため、8月31日の記録を再掲しておく。
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この時はこうした食痕の枯葉があちこちに吊り下がっていたが、幼虫は枯葉ではなく緑の葉上に静止していた。野外の自然状態でこのような習性が見られるのかどうか調べてみたい。
posted by クジャクチョウ at 10:32| Comment(0) | 日記

2017年09月10日

ギフチョウ生息地の環境整備

 「加古川の里山・ギフチョウ・ネット」の定例行事である、ギフチョウ生息地の環境整備を実施。参加メンバーは9名で、ギフチョウ幼虫の食草であるヒメカンアオイの生育を妨げる笹竹やシダ類の刈り取りと、雑木林内を暗くするイヌツゲなどの不要常緑樹の間伐に大汗をかく。
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ヒメカンアオイを覆いつくす笹竹はエンジン草刈り機で効率よく刈り取り、
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樹木のまわりなどは剪定バサミを使った手作業となる。
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「邪魔者を取り除いてくれてありがとう」と顔を出すヒメカンアオイが、食痕もなく大きい葉っぱの場合、ギフチョウの幼虫が関わっていなかったことを示している。
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9時半から11時過ぎまでの作業を終えての集合写真は、仕事をやり切った充実感にあふれている。
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posted by クジャクチョウ at 20:01| Comment(0) | 日記

ゴマダラチョウが羽化

 矮小個体になるものと推定したゴマダラチョウが、加古川の里山・ギフチョウ・ネットの定例イベントである、ギフチョウ生息地の雑木林環境整備が実施される日(Sep.10, 2017)の早朝に羽化していた。
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見た感じが思ったほど矮小にはみえないため、前翅前縁の長さを測ったら35mmで、北隆館図鑑の×0.7という図示から換算した37mmと大きくは違っていない。
posted by クジャクチョウ at 07:10| Comment(0) | 日記

2017年09月09日

コムラサキ撮影にチャレンジ

 加古川河川敷で昨日(Sep. 8, 2017)観察できたコムラサキの確実な証拠記録をとるのと、キアゲハ幼虫に与えるノラニンジンの新生茎葉がどのていど採取可能かの確認を目的に再度のサイクリング。あいかわらずカワヤナギの高い梢まわりを飛び交うコムラサキだが、時折低い位置へと降りてくることもあるのを認め、粘り強く待つ。やがてビデオカメラで何とかズームアップできるエノキの葉上でテリ張りを始める個体が現れ、第一目的を果たす。
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カワヤナギの高い位置の葉陰に静止する個体はメスのように見えるが確証はなし。
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カワヤナギの大木の根元木陰にはカラスウリの白い花が満開で、
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カワヤナギと並立するエノキ周りでは2頭のゴマダラチョウが気持ちよさそうな滑空を繰り返す。メス個体を探すオスなのか、産卵場所を探すメスなのかが分からず、低い位置に来た個体を一度ネットインしてみると、どうやらオスらしい。後翅にわずかにビークマークがあるのを確認した後そっと胴体を挟んでいた手指を離してもなぜかすぐには飛ばないのでビデオ記録を撮る。
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本日観察できた他のチョウは、黄色が鮮やかなキタキチョウの夏秋中間型や黄色が薄いメス個体、アゲハ、キアゲハ、モンシロチョウ、モンキチョウ、黒化度が高いベニシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、ヒメアカタテハ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、キマダラセセリの11種。第二目的のノラニンジンは主茎が花とともに枯れ果てたものばかりかと思っていたが、根元まわりに新生茎葉がでている株も散見され、ニンジンやパセリの調達を心配しなくても何とかなるとのめどをえた。
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2017年09月08日

ジャコウアゲハに危機

 ウマノスズクサの8割ほどが土手の強化工事で壊滅したジャコウアゲハの生息地で、ついに兵庫県による県道沿い1m範囲の除草作業が始まってしまった。
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本日、Sep. 8, 2017の午前中にはアキニレのある部分で除草が中断されているが、ジャコウアゲハの幼虫がついている可能性が高いウマノスズクサの地上に出ている部分のすべてが刈り取られるのは時間の問題。以前に県の管理部署に電話をして、委託業者による除草作業の実施を1か月ほど延期してもらったことがあるが、今回は成り行きに任せることとした。根が残ったウマノスズクサはやがて新芽を出すわけで、どこからかジャコウアゲハがやってきて発生の復活が見られることを願うのみ。
posted by クジャクチョウ at 16:24| Comment(0) | 日記