2017年11月21日

オオムラサキが羽化

 オオムラサキのメスが羽化した。
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母チョウの産卵からほぼ同じ条件で飼育してきた中で、成育の早い個体が複数いて、数頭が蛹にまで育ったがいずれも蛹化不全、羽化不全など、やはり自然と違った季節での異常成育個体の正常羽化は困難かと思われたが、最後の2個体が自然に近い大きさの蛹となり、1個体は台湾の友人に提供して温暖な気候下での羽化を期待し、温度管理に注意しながら見守ってきた最後の蛹がやっと正常羽化したという次第。蛹の変化記録を時間をさかのぼる順に示すが、
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蛹化した葉っぱだけに糸掛け固定化がされていたらしく、次ぎ次とまわりの葉っぱは枯れ落ちて、まさに最後の一葉状態となって、昨日:11/20に少し羽化兆候の色変化が見られ、11/21の13時半頃にメス個体が羽化した。
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兵庫県佐用町にはスギタニ型が混生することが分かっているが、この個体は後翅にきれいな赤桃色の紋がある普通型である。
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2017年11月17日

加古川河川敷の午後

 寒波襲来の午後、やや気温が上がったところで河川敷へとサイクリング。チョウは無理かもと思ったが、ヒメアカタテハがヒラリと現れて10cmほど近づいてもびくともしない。
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次いで、翅縁がかなり傷んだモンキチョウのオス個体がセンダングサ周りを飛ぶが、すぐに休憩し始める。
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川べりにはノイバラの赤い実が陽光に照り映え、ナンキンハゼと重ねてみると秋色一色となる。
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加古川の流れの勢いがよくわかる「古新堰堤」にはヒドリガモ、コサギなどの野鳥が小魚を狙ってやってきており、
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上流から下ってくる小魚でもいてそれを狙っているのか、時には急流に押し戻されたりしながら水中に頭を突っ込むヒドリガモが1羽、2羽、3羽と増えていく。
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離れた位置の小岩の上で水しぶきを浴びながらエサを求める水鳥の姿もみえるが
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種名は不明。

posted by クジャクチョウ at 16:46| Comment(0) | 日記

2017年11月06日

たぶん、ホシヒメホウジャク

 飼育中のキアゲハが羽化不全で飛んでいこうとしないため、串本海岸で採取・移植して庭で花を咲かせているアゼトウナにとまらせていたら、ホウジャクの一種が羽音をうならせながら、ホバリング吸蜜をして回るので、急ぎビデオカメラをとりに行って撮影記録。
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羽ばたきのスピードが高速で、しかも夕暮れ近い時間帯のため種の特定ができないが、たぶんホシヒメホウジャクだと思う。飛べないならせめて葉の蜜を吸わせてやろうとそっと置いたキアゲハは、ストローを伸ばすことなくじっとしたままだが、あすの日中に気温が上がれば少しは吸蜜してくれることだろう。
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posted by クジャクチョウ at 18:06| Comment(0) | 日記

意外な産卵

 ウラギンスジヒョウモン Argyronome laodice japonica がセイタカアワダチソウの花穂や花茎など、スミレを植栽している鉢の土部分から20-30cm離れた高い位置に産卵をしており、このような習性は実に意外。
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吹き流し内での母チョウの行動を観察していた際、セイタカアワダチソウの花穂に尾端を折り曲げる動作が認められたが、食草以外の場所に産卵をする習性があることが分かっていても、まさか地上から離れた高い位置に産卵するとは思いもしなく、花がしおれかけた段階でルーペを使ってよく調べると、間違いなく産卵している。花蜜源として追加しておいたツワブキはどうかと観察すると、こちらもツワブキの葉裏や頭花部に産卵している。
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これはあくまで飼育という特殊な条件でのことなのか、自然界でもあり得ることなのかよくわからない。それにしても、普通ならセイタカアワダチソウの花穂はしおれてしまえば捨ててしまっていたはずで、よくぞ母チョウの挙動をときどき観察していたものだと、胸をなでおろしている。
posted by クジャクチョウ at 16:28| Comment(0) | 日記

2017年11月01日

ツマグロヒョウモンが混生

 容易に予想できたことではあるが、今回初めて特定できたウラギンスジヒョウモンの発生地で、ツマグロヒョウモンの産卵行動を確認。その産卵場所は先日ウラギンスジヒョウモンが産卵をして回った領域とほとんど同じで、まさに混生状態。
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ウラギンスジヒョウモンの場合には産卵直後の卵確認ができなかったが、ツマグロヒョウモンの産卵は楽に観察でき、
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その後、サイクリングロード際のセイタカアワダチソウにキタテハがやってきているので草地を離れると、同じくセイタカアワダチソウで吸蜜していたムラサキシジミが驚いて近くの葉上へと飛び移る。
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畑地にもどるとツマグロヒョウモンがタンポポを訪れて蜜を吸っているのでしばしその撮影を楽しみ、
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同じくタンポポで吸蜜中のヤマトシジミがとても美しいので撮影させてもらう。やがて場所を移して開翅する姿も美しい。
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その後もセイタカアワダチソウにこだわるキタテハを撮影記録し、
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主目的だったウラギンスジヒョウモンの卵確認は今日もかなわないまま退散。


posted by クジャクチョウ at 17:58| Comment(0) | 日記