2018年05月15日

久しぶりの自然観察サイクリング

パンクしにくいというタイヤ装備の新しい自転車を購入し、久しぶりに平荘湖までサイクリング。
第一の目的は5月5日に加古川市では初記録となるミカドアゲハを採集記録された友人と落ち合って、その採集場所を案内してもらうこと。第二の目的はルリタテハの幼虫飼育用にサルトリイバラを調達すること。あとはミヤコグサの花が咲き乱れるシルビアシジミの生息地の状況確認か、イヌビワの新葉にイシガケチョウの産卵を期待した調査と、同じ方向となるウラギンスジヒョウモンの幼虫を再探索するか、友人が案内してくれる場所次第。
 ミカドアゲハの採集地は数年前に加古川市主催の「チョウ観察会」を実施した、ツツジが咲く墓地のあるところで、目の前の路面で吸汁し始めた個体におもわずネットをかぶせたとのこと。採集個体は、相談をした「兵庫県の蝶」の共著者である近藤伸一さんに「プラスティック・ラミネート標本にしようかと思う」と話したら「貴重な記録なのにとんでもない。公式報告をするためにも自分が展翅標本にしてあげる」といわれたので提供したとのこと。ミカドアゲハがどのような経緯で飛来したのか、周辺には食樹としてのオガタマノキはなく、タイサンボクか1995年に高知市牧野植物園で自然産卵されて以降の幼虫成育も問題なかったという記録があるモクレン科のユリノキが考えられるが実態はわからないまま。
 友人と別れてサルトリイバラを調達。ルリタテハの卵や幼虫は見つからず。シルビアシジミは成虫の新鮮度が落ちている時期なので、昨年イシガケチョウの幼虫を観察できたイヌビワのある場所を調査することに。しかし産卵の気配はなく、次いで向かったウラギンスジヒョウモンの生息地であらためて幼虫を探してみるがまったく発見できないまま帰路につく。
 道中、青空に映える桐の花や、
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テングチョウの発生時期に多くの個体をみたコンクリート壁を覆い尽くすテイカカズラの白い花群にカメラを向けてみる。
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みかんの花のいい香りがするところでは大きく翅を傷めたアゲハチョウがその花蜜を楽しんでいる光景に出会い、こちらはビデオカメラで撮影をする。
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サイクリングロード沿いにはミカドアゲハが好むセンダンの花もまだ咲いていて、ここまで近い位置で花房をみた記憶がなく、ミカドアゲハの気持ちになってアップ映像もとる。
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加古川河川敷へと下る位置の土手一帯にミヤコグサの群落もみつかるが、シルビアシジミはいない。
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河川敷を走ると南風が正面から吹き付けてペダルが重いが、両側の草原にはナヨクサフジが急増している。
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土手斜面に自然にできたと思われるミヤコグサのサークルが見られてつい撮影記録をとる。
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 最後は、昨年の秋に大量の幼虫を観察したノラニンジンの群生地でキアゲハの幼虫を探すと、今回はわずか2個体だけがみつかる。
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加古川沿いに茂るカワヤナギに新葉が目立つがコムラサキはまだ発生していなく、自転車で走り抜けるすぐそばにヒバリの幼鳥がいて、飛び逃げることなく体をすくめてうずくまる姿を見るのも二度三度。土手斜面を黄色で彩る背丈の低いツキミソウのまわりを忙しく飛び交うのは、ここではシロツメクサよりも圧倒的に多いアカツメクサで発生しているモンキチョウ。
posted by クジャクチョウ at 19:35| Comment(0) | 日記