2018年06月18日

ヒメヒカゲの数は激減で、卵を探してみた

本格的な梅雨となる前の日差しがある午後にヒメヒカゲの生息調査。フィールドに向かう休耕田の草むらで探雌飛翔をするウラギンスジヒョウモンが3個体観察でき、
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1個体がアザミの花でほんの一瞬吸蜜をしてすぐに飛ぶ。当然その瞬間は記録できていない。発生のピークが過ぎて、ヒメヒカゲはあきらかに個体数が減っており、ルートセンサス調査でゆっくり歩く15分間で観察できたのは4♂3♀だけ。
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それでも目の前で♀に交尾を迫る元気な♂はそれほど翅が傷んではいない。
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♀が産卵する場面には出会えていないが、湿地帯のコイヌノハナヒゲに目を凝らすと、かろうじて1卵がみつかり、
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その記録をとるべく撮影アングルを工夫していると、直ぐ側の枯れ草にも産卵しているのがみつかる。
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その他にはオオチャバネセセリ、イチモンジセセリがケネザサの多い小道沿いで遊んでおり、
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ウラナミジャノメの求愛飛翔も観察したが、撮影記録は残せず。
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2018年06月16日

朝、ジャャコウアゲハの蛹を探してみた

土手の上部:県道際草むらにも蛹化している個体がいるはずで、背景にまぶしい朝日を感じながら、土手の傾斜面を登り始めた途端にノラニンジンの茎で蛹化した個体が目に入る。
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以降、斜面を滑り落ちないように足を踏ん張りつつ横歩きでブッシュをかきわけて進む。まぶしい太陽光をさけるべくできるだけ高い位置からの目線で草むらをかき分けていくと、目につきにくい草むらの奥深く低い位置に黄色い蛹が次々とみつかる。
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やはりトクサの茎に帯蛹となっている例が多く、2個体が隣り合って蛹化していたりする。
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なかには比較的めにつきやすいトクサの茎に羽化した抜け殻があり、
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はっきりと目立つ道路標識の支柱で無事に羽化した抜け殻もあって
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なぜ気づかなかったのか合点がいかない。昨秋の除草作業で一度切られたアキニレが新しい枝葉をつけて再生しているちょうどその位置がウマノスズクサの自生する切れ目境界で、幼虫が何を目印として集まるのか越冬に際して多数個体が集中してこの枝部分に帯蛹となっていたのだが、この時期には1個体も蛹がついていないのがまた不思議でもある。目線をかえて道路の上側から今一度草むらをかきわけて探すと固定糸が外れかけた蛹や黒ずんで羽化が近いと思われる個体など
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6個体がみつかり、さらには土手の下側裾野部分をあらためてチェックすると、昨日認めた前蛹が蛹化しており、
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昨日とはながめる側を反対にして調べると新たに蛹2個体がきわめて低い位置にみつかる。
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この蛹探索の最中に、今日は新鮮な♂2個体が探雌飛翔を繰り返し、あいかわらず筆者のからだにぶつかりそうになるからみ飛翔もみせてくれる。
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青空の広がる空間へと風に流される様子をビデオカメラで追い続けると、太陽光線へと惹かれるような飛翔姿が記録できている。
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飛び疲れると近くの児童公園へと飛んでいき、花の終わったハコネウツギや木陰となったユキヤナギの葉上で休息する。
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再び探雌飛翔を始めたところで、終齢幼虫がウマノスズクサではない草にとまっているところへタッチするようなそぶりをみせる瞬間があったのだが、
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ビデオカメラはずっとONだったのにズームアップモードになっていて、その珍しい瞬間の映像をキャッチできていないのが悔しい。なお、この裾野平坦部ではアカツメクサの近くでモンキチョウの♀が体温の上昇を待っているが、
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このチョウは逆光がよく似合う。
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2018年06月14日

花と蝶

ヒメヒカゲが花の蜜を吸うのはきわめて珍しく、加古川ではノイバラでの吸蜜が4-5回観察記録できているだけで、花に立ち寄ったとしてもストローを伸ばすことなくすぐに飛び去ってしまう。本日も、ヒメヒカゲがノイバラにとまったが蜜を吸う気配はなく、
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紫色のウツボグサにとまるのを初めて観察できて、止まる瞬間から約30秒間ビデオ撮影をしてあとで確認すると、ストローは全く伸ばしていないとわかってがっかり。
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そのウツボグサでしっかり蜜を吸っていたのはオオチャバネセセリで、
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人の気配で飛び去ったあとも再び戻って蜜を吸っているから
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よほど美味しいのか、それともこのオオチャバネセセリは一度メスに求愛をして断られており、
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ふてくされて憂さ晴らしに蜜にかじりついているのかもしれない。気位の高いメスがいたすぐ近くにカキランが咲いていたが、
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別の場所では5月末までに咲き終わっており、今年の植物の開花はどうも変。花とは関係ないが、今年の初見となるキマダラセセリがあまりに新鮮ピカピカできれいだったのでカメラを向けると、
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10cmほどに近づいてもびくともしない最高のモデルを務めてくれた。
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キマダラルリツバメ Sphindasis takanonis (準絶滅危惧 threatened)の発生を確認 準絶滅危惧 thretened )の発生を確認

キマダラルリツバメの生息地へと疲れた脚に鞭打つ気分で、最後の約1kmの坂道を一度も降りることなくペダルを踏み続け、現地についた時点で左脚がつりそうになる。目の前のコナラの樹冠に目を凝らすこと十数分。やがてキマダラルリツバメと思われる小さなシジミチョウがときおりキラリとした輝きを放ちながら飛び回る。飛び回るシジミチョウは2頭となって卍飛翔が始まり、その卍が解けるときに手前の草葉上へと休息をしにやってくる、その瞬間をひたすら待つ。卍飛翔はあるていどの時間間隔をおいて展開され、いつのまにか絡み合いが3頭になったりする。遠目に1個体が静止してV字開翅姿勢をとる位置がはっきりわかるタイミングがあり、ビデオカメラのズームアップ撮影を試みる。被写体の拡大に限界があるが種名の判別はできるはずだとの思いでいたわけだが、結論は残念ながらトラフシジミであった。
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 何度目かの卍飛翔が解けたあと、1頭が明らかに手前の草葉に止まりたがる飛翔をみせるのでその動きを追う。やがて落ち着いたのはコナラの幼木でその葉先でV字開翅を始める。コナラの樹冠をターゲットとしてあったビデオカメラを三脚ごと移動してフォーカス合わせを急ぐ。ところがトラフシジミがちょっかいを入れて飛び立ってしまう。それでも樹冠へともどることなくススキ類の葉上に落ち着いてくれる。ススキの葉は風で大きく揺れ続けるためビデオカメラでフォローするのが大変で、可能な限りフォーカスが許せる静止画像を切り取ってみたが想像以上によろしくない。
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ちょっかいを入れたトラフシジミはかなり離れた位置のケネザサの葉上に長居をしており、
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こちらはしっかりフォーカスの合った画像記録をとれる。
posted by クジャクチョウ at 21:10| Comment(0) | 日記

ミドリシジミの輝きに魅せられる

サイクリングによるヒメヒカゲの生息調査(Ser.10)は昼食を準備してたっぷり時間をかけて自然観察を堪能する計画で、さっそくハンノキでミドリシジミが発生していることがわかり、オスの開翅シーンを撮影できるまでは撤収しないときめて粘る。最初の出会いは裏面の色調からすぐにメスだとわかるが、
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すばやく飛び立つ瞬間の翅表が青色を帯びることからB型の美麗タイプだと判明。
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残念ながらそれとわかる静止画像はとれず。ハンノキまわりでときどきオスが飛ぶのが目につくので、その動きを追う。サルトリイバラの大きな葉上でいきなりエメラルドグリーンの輝きをみせてくれるオスが現れるが、ビデオカメラのファインダーに確保できないうちに飛んでしまう。かなり離れた葉上に移動してわずかに翅表の青緑がみえるのをズームアップの練習として撮影記録し、
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もっと撮影しやすい位置で翅を開いてくれるオスの登場を期待してねばってみる。やがて最初のチャンスがやってくる。V字開翅の片側だけだがエメラルドグリーンの色調が美しい。
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次に登場したオスは翅表全開の正面を向いた状態で、この姿勢ではいい構造色がみられない。
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するとこれならどう?といわんばかりに少し体をひねって緑色の輝きを見せてくれるその心遣いにまず感謝。
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天気が一気に曇り空となったのが良かったのかどうか、13時45分ころから待ちに待ったオスのファッションショーが始まる。
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ビデオカメラのズームアップによる被写体の確保は先程の練習でしっかりマスターできており、息を呑むように美しい自然の輝きを堪能する。
posted by クジャクチョウ at 20:37| Comment(0) | 日記

2018年06月13日

ジャコウアゲハは新鮮メス個体が飛んだ

6月8日に複数の前蛹を観察した生息地に立ち寄って蛹を探してみたが、発見できたのは1個体のみという摩訶不思議。
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あらたに前蛹1個体を認め、
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土手の茂みはどうかと向かい始めた目の前に、想定外の新鮮なメスが現れる。
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もう交尾をしたのかウマノスズクサにこだわるような飛翔をみせるが、目の前で産卵することはなく飛び去る。
posted by クジャクチョウ at 21:28| Comment(0) | 日記

ヒメヒカゲの生息調査(Ser.9)

梅雨らしき大雨が2日間続いたあとの曇り時々晴れという天候に、久しぶりにサイクリングでヒメヒカゲの生息調査。加古川河川敷は季節外れの強い北風が吹きつけるが、帰路にはおおいに楽してやると言い聞かせ、路傍にモンキチョウしか飛ばない道を突き進む。ノラニンジンが多くなるところでベニシジミを観察し、
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ウラギンスジヒョウモンの生息地に立ち寄るとシロツメクサの花蜜を求めるツバメシジミ♂の濃いブルーが目を引くが撮影記録は裏面ばかり。
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後翅をスリスリする様子を撮影した画像にはシロツメクサにつくモンキチョウの幼虫も撮り込めている。
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やがて太陽が顔を出すと目一杯に翅を広げてその美しい翅表を見せてくれる。
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ウラギンスジヒョウモンの♂はチラリと姿をみせただけですぐに姿が見えなくなる。大型なのでメスだと思うヒメジャノメも飛び出すが撮影記録がとれないまま草むらに隠れてしまう。
 ヒメヒカゲの生息調査ルートの小道は雨のせいで水浸しとなっているところが多いが、日差しで明るくなった草地でヒメヒカゲが日向ぼっこを始め、翅の開閉を繰り返して飛び遊ぶ準備を整えている。
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すっかりくたびれたヒメウラナミジャノメがまだ飛んでいるのは驚きだが撮影する間もなくブッシュ奥へと飛び去る。セセリチョウの種名を判断する後翅裏面の斑点模様がわずかしか残っていない個体が目の前のケネザサ葉上にとまるので、撮影記録をとってみるとその斑点模様からチャマダラセセリだと思われる。
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ヒメヒカゲはメス個体が多くなっている印象で、できるだけ多くの撮影記録をとっておく。
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ルートセンサス調査の最後地区で新鮮なヒカゲチョウが飛び出すのは例年通りのなりゆき。
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その後も出会うヒメヒカゲは可能な限り撮影記録をとる。
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生息調査データを取り終えた帰路、No.31地区の山肌斜面でヒメヒカゲのオス個体を撮影記録しようと追いかけていたら、いきなりクモの巣にひっかかり、驚いたヒメヒカゲは一瞬動きを止めてしまう。
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接近する間もなくビデオカメラONでことのなりゆきを見守ると、小型の黄色いクモが「かかったぞ!」と急いで走り寄るが、危険を察知したのかヒメヒカゲは翅をばたつかせてもがき、なんとか自力で脱出。待望の獲物に逃げられたクモはションボリだが、ヒメヒカゲの脱出が少しでも遅れていれば、体にかみついて身動きできないようにしていたことだろう。
再び小道を歩いて戻る途中、ケネザサにつかまって休憩中のカノコガや、
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ケネザサの葉先にセセリチョウの仲間の営巣が見つかり、申し訳ないが少しだけ糸で閉じられた巣の先を開いて中にいる幼虫を覗いてみる。
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今一度草むらから飛び出すヒメヒカゲとつきあってからフィールドをあとにする。
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 ウラギンスジヒョウモンの生息地に再び立ち寄り、ノラニンジンが群生するサイクリングロード沿いを歩くとあいかわらず夏型のキタテハが夢中で蜜を吸っている。
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休耕田へと戻ってヒメジョオンの花畑で蜜を求めるモンキチョウ、翅表がすっかり黒ずんだベニシジミ、キタテハ、さらにはモンキチョウの交尾個体などを撮影。
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ウラギンスジヒョウモンのオスがメスを探して柿の木の陰部分へと潜り込んだりするので追いかけてみるが姿を見失い、ピンチヒッターとして登場したツマグロヒョウモンの美麗メスがアカツメクサの花蜜を楽しむ光景を記録して本日の自然観察を終了。
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帰路の加古川河川敷は強い北風を背中に受けて快適なサイクリングとなる。
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2018年06月12日

スギタニ型メスの2個体目が羽化

豊岡方面へと出かける朝、羽化兆候が顕著で間違いなく10日中に羽化することが予測できたオオムラサキだったが、11日に帰宅したあとも特に確認せず、今朝(June 12)になって6月5日とほとんど同じスギタニ型のメスだと分かり、すぐにビン差しエノキを準備して撮影記録をとる。
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兵庫県佐用町でスギタニ型のメスが発生することは加古川の里山・ギフチョウ・ネットの友人から聞いてはいたが、実際に産卵してくれたときの記録からもわかるように
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ごく普通タイプの母チョウに産卵させて飼育をしたなかから2個体も出たのは意外で、案外密度濃くこの遺伝子タイプが分布している可能性がある。
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2018年06月11日

キマダラルリツバメが夜間の灯りに惹かれて飛来

台風5号の影響で天候が思わしくないのを覚悟で、豊岡市出石町の出石グランドホテルへの1泊旅行を計画し、周辺で自然観察。全く日差しのない山道でアカシジミがつき合い程度に顔を出してくれてコナラの葉上に止まり、
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高い位置の梢をチラチラと飛ぶゼフィルスも目撃できたが、フジミドリシジミだったと推定。出石グランドホテルでは夕食後にくつろいでいたら、窓の外にウラナミアカシジミかな、と思うシジミチョウが室内の電灯のあかりに誘われてやってきているのに気づく。ビデオカメラを準備して近づくとそれはなんとキマダラルリツバメ( Spindasis takanonis 準絶滅危惧選定 threatened )。
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「小昆虫などが入るので絶対に窓をあけないで」というホテル側の警告メッセージを無視して窓の外側からも証拠記録をとる。
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夜間の灯りへのチョウの誘引飛来は、高知市五台山でホソバセセリが室内の蛍光灯めがけて飛び込んできて以来の60数年ぶりの体験だ。翌日(June 11)、東京世田谷ナンバーのスバルでこられたカメラ愛好家のHSさんと出会い、キマダラルリツバメの話をしたら、出石町に知っている発生地があるとのこと。その生息場所から飛来した個体なのかを知りたくてHSさんが教えてくれたその生息地を訪れるとホテルから約3kmの距離。いくらなんでもこの距離で灯りに誘引されたとは考えにくく、夜間の飛来個体はホテルに近い異なる生息地の存在を想定させる。なお、HSさんと別れて山道を下る途中、子鹿がいてじっとこちらがどう動くかを見守る状況に遭遇。
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結局、急峻な林のなかへと逃げ込んでいったが、林床の植物の激減状態からはとても可愛いと愛でてばかりはいられない悲しい気持ちになる。キマダラルリツバメの生息地は小雨が降り始めてチョウの姿はなかったものの、いい感じの場所だと実感。帰路は観光名所の辰鼓楼のそばを走って
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和田山経由で雨の中を高砂へ。
posted by クジャクチョウ at 21:52| Comment(0) | 日記

2018年06月09日

ヒメヒカゲの生息調査:いろいろと出会いの多い日

梅雨の合間の好天気の日、5日ぶりにNo.30地区でのヒメヒカゲの生息調査。ルートセンサス調査の最初の出会いはきれいなベニシジミ。
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次いでルリシジミが飛び出し、影となった葉上で休止態勢に入ったところを記録。
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すぐに飛び立つ瞬間にメス個体であることがわかる。大きな褐色のチョウはサトキマダラヒカゲで新鮮度が保たれている。
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数が多くはないがヒメヒカゲも登場し、
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草むらの低い位置で飛びにくそうにしているのは羽化不全なのか、羽化したばかりで時間が経てば伸び切るのかよくわからないメス個体だ。
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日当たりの良い小道沿いで開翅してみせてくれるオスはすっかり鱗粉が剥がれている。
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ケネザサが多い場所で毎年みるのはチャバネセセリとオオチャバネセセリだが、チャバネセセリは撮影記録がとれずに飛び立たれる。一方、オオチャバネセセリは発生したばかりと思われる新鮮度抜群の初見個体でじっくりと撮影モデルをつとめてくれる。
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絵にならないヒサカキの葉上にとまるメスは翅に痛みこそないが新鮮度が落ちている。
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この調査ルートでの出会いがめったにないムラサキシジミもいて、V字開翅姿勢をみせてくれたことでメスだとわかる。
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まだ花が咲くヒサカキの木陰で休むヒメヒカゲのメスは眼状紋まわりの鱗粉色の濃さといい美麗そのもの。
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ルートセンサス調査を終えてNo.31地区のヒメヒカゲを観察すべく小道を進むと、眼の前のウツボグサの紫の花で吸蜜中のオオチャバネセセリが目に入り、撮影チャンスだとビデオカメラONで近づこうとする間もなく飛び立たれて残念。No.31地区の調査を終えて戻った小道でヒメヒカゲよりは明らかに大型と思えるオレンジ色が笹竹の間に潜り込む。ウラギンスジヒョウモンかと近づくと、驚かせたのか再び飛び出したのはヒメヒカゲの交尾ペア。二度三度と場所をかえてしまうが、最後はブッシュ奥の笹葉上に落ち着く。
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ヒメヒカゲの個体数が多い草原でウラギンスジヒョウモンのオス2個体の元気な飛翔をみるが撮影記録はとれない。その後、ウラナミジャノメの新鮮個体が観察でき、
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調査区域を退出する最後の笹竹茂みからもウラナミジャノメが見送りに出てきてくれる。
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妻が待ってくれている車の直ぐ側ではモンキチョウの求愛飛翔が続いており、
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その様子をビデオ撮影して撤収。
posted by クジャクチョウ at 15:11| Comment(0) | 日記