2018年06月28日

ジャコウアゲハ:受難の季節

6月に入って加古川沿いの県道周りで除草作業が始まり、ジャコウアゲハの生息地でもウマノスズクサが生育している領域の一部が一気に刈り取られるという影響が出た。
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実は、6/18に生息地一帯で発見できた蛹40個体をすべて回収し、羽化するごとにこの現地で放しているのだが、土手裾野にスカンポに混じって繁茂していたウマノスズクサが完璧に刈り取られてしまったのは打撃が大きく、おそらく新たに産みつけていたに違いない卵や、幼虫が犠牲になったと思われる。土手上にあがって県道沿いをみれば、
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兵庫県管轄の道路際1mという範囲の除草が終わっており、
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幸い土手斜面上部のウマノスズクサの多くが助かっていて幼虫もみつかる。
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近日中に国土交通省管轄のノラニンジンが多い斜面の除草が実施されるはずで、目につく幼虫5個体を回収して道路際のウマノスズクサに移してやったが、ブッシュ内まで立ち入って探してはいない。
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こうした調査活動をしている間にも、まもなく食草が刈り取られる恐れがあるという状況を何も知らない3個体のメスが産卵目的の飛翔を繰り返しているのがなんともやりきれなく、できるだけ道路際に産卵してほしいと願うしかない。
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また、草むらで愛を育んでいた交尾ペアを驚かせて飛び立たせてしまったが、児童公園のヒバの高い位置へと避難するのを見届け、最後にその様子を記録。
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ところで、道路際に残るウマノスズクサが国土交通省による次の除草作業で無事に残る保証はどこにもなく、担当部署にウマノスズクサが茂る部分だけは残してくれるようにQ&Aコーナーで要望を入れておいた。
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2018年06月25日

ヒメヒカゲの生息調査:番外編

加古川河川敷へベニシジミの黒化タイプを観察する目的でサイクリング。ところが30分走ってもヒメジョオンの花上にベニシジミの姿がなく、6月半ばにベニシジミの個体数が多かったウラギンスジヒョウモンが発生している休耕田まで行ってみる。そこでみたのは完璧に刈り込まれてしまったヒメジョオンとアカツメクサの花園のあと。しかたなくシロツメクサが咲くあぜ道にキマダラセセリがいるので撮影していると、ベニシジミも飛ぶ。
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ほぼ真っ黒の個体もいるので写真記録を残そうとしてもまったく開翅してくれず。それでもこの場所には完全黒化タイプが複数いることを確認できて、とりあえずは本日の目的を達成。あとは、今年はもう終了としたヒメヒカゲがどういう状況なのかを知りたくなって生息フィールドへと向かう。
 まずオオチャバネセセリが出迎えてくれ、
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相当にくたびれたヒメヒカゲも飛び出す。
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ルートセンサス調査15分の小道沿いでもまだ複数の個体が確認でき、あと数日は生き延びることと思われる。
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みえないところにたくさん産卵したであろうウラナミジャノメの♀も2個体を確認できる。
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ケネザサの茂る小道沿いで、本日は美麗ベニシジミが遊んでいた。
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雨降りのあと2日間の熱い日差しで水たまりが大幅に減っているが、継続的に水が染み出す湿地帯が3箇所あるなかで、複数株のミミカキグサがここ数年みたことがない湿地に急に自生していて驚かされる。
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毎年黄色い花と紫の花が咲くのはこの場所から200mほど離れており、どういう経緯でこの場所でも生えるようになったのか、植物の世界にも不思議がいっぱい。フィールドの出口ではヒメジャノメが飛び出し、
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帰路のノラニンジン花街道でツマグロヒョウモンとキタテハの美麗個体を観察して、
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南風を正面に受けながら河川敷を走りもどる。
posted by クジャクチョウ at 19:22| Comment(0) | 日記

2018年06月22日

ヒサマツミドリシジミの観察地へと遠征

ゼフィルスの観察地として大山遠征を考えていたが、天気とホテルの手配との整合がうまくいかず、通いなれたヒサマツミドリシジミに会える遠隔山岳部へと遠征。発生のピークを過ぎているのか、いつものテリ張りポイントにくる個体が少なく、かろうじて高い位置でV字開翅をする♂の姿を望遠モードで撮影記録でき、まずは遠隔地までやってきた甲斐があったと胸をなでおろす。
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ミヤマカラスアゲハとモンキアゲハが蝶道を形成して何度も現れ、クリの花に来るのはトラフシジミとテングチョウ。路面ではヒメアカタテハがきれいな翅表を見せてくれたりするがヒサマツミがテリ張りをしているのかどうか姿はみえない状況で、近くを飛ぶルリシジミにスクランブル飛翔をしかけるタイミングでどこかにとまっていたことがわかる、そんな時間ばかりが過ぎていく。大阪からお見えのカメラを持つご夫妻もたぶんヒサマツの撮影目的だろうが、別に撮影ポイントを知っているらしく近くには姿がみられない。16時まで粘っても撮影できるタイミングがないため、場所を移す。その途上、京都の友人とみえたOさんとすれ違う。彼とはこの地でなんと3年連続でお会いするという不思議なご縁だ。移動した場所は低い位置から全体的に日当たりがよく、16時半近い時間帯からすぐ目の前という低い位置で複数の♂個体が翅表をキラキラと輝かせながら飛び交い、少し待てばすぐに目の前のコナラの幹や枝葉にとまっての開翅オンパレード展開となる。
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ときには♂同志の絡み合い卍飛翔が路面に近い場所などで何度も繰り返される。大阪からのご夫妻がカメラを向ける個体に筆者もビデオカメラでズームインしていると、別の個体がすぐ近くで絶好の開翅姿勢をみせてくれるなどまことに贅沢な状況が続く。同じ葉上の同じ位置にとまる♂が同一個体かどうかはわからないが、とにかく撮影しまくるという感じだ。
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太陽光をまともに受ける態勢の個体は、美しい鱗粉色が白抜けしてしまう。
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Oさんたちもやってこられ、スマフォで撮影する者も含めて5人で贅沢三昧の時をすごす。
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筆者にとってはこんな間近での開翅シーンに出会えたことはなく、今までにみたことがない光景を存分に楽しめた。
posted by クジャクチョウ at 23:00| Comment(2) | 日記

ヒメヒカゲ調査の途上で出会った自然

ウラギンスジヒョウモンの交尾個体との出会いに期待して寄り道をした、ヒメジョオンとアカツメクサの花が咲く休耕田にウラギンスジヒョウモンの姿はなく、加古川自転車道路沿いのノラニンジンの花が咲き乱れる場所では、ベニシジミやキタテハが花蜜を楽しんでいる。キタテハは翅を全開にして夢中で蜜を吸う個体が多く、
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ベニシジミは黒化度が著しく増した個体など、変化が多くて楽しめる。
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この日もツマグロヒョウモンの美麗♀が飛び出してきてアカツメクサの花蜜を求めて次々と転飛していくのを追って、なんとか美しい色調を記録する。
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ヒメヒカゲの生息調査時にはある日突然という感じで草地に現れるネジバナがいろんな色形で目の保養となり、
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フィールドの出入り口ではヒカゲチョウとホタルガがほとんど同時に出迎えと見送り役を務めてくれる。
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自転車を踏み出そうとする段階での最後の見送りはモンキチョウだがヒメジョオンの蜜に夢中で当方には全く関心なし。
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帰路に再び立ち寄った休耕田では、黄色型の♀に求愛する2頭の♂が負けてはなるまいと競っている。
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ノラニンジンの花街道ではあいかわらずキタテハが吸蜜中で、
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加古川河川敷を走ればアレチハナガサの花蜜を楽しむアゲハチョウが目に入るので
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その撮影記録をとって本日の自然観察を終了。
posted by クジャクチョウ at 07:17| Comment(0) | 日記

ヒメヒカゲの生息調査(Ser. 12):最終章

ヒメヒカゲの生息調査の最後ときめて10度目のサイクリング。ヒメヒカゲの数は想定どおりに激減しており、最も個体数が多かった草むらで飛ぶ唯一の♀はかなりすれているし、飛び方もどこか弱々しい。
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ルートセンサス調査の小道沿いは、雨上がりで薄日がさすというのに飛び遊ぶセセリチョウもいない。ときおり飛び出てくるヒメヒカゲはまだ小奇麗な個体もいるが多くは翅の傷んだ♀で、
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湿地帯のそばでみる後翅を大きく野鳥についばまれたと思える個体が、それでも翅を元気よく開閉している姿には心がゆれる。
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その様子を撮影記録したあと、この♀が産卵したと思われる卵2個がみつかり、来年の初夏には次世代として飛び立ってほしいと願いながら撮影記録をとる。
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もう♂はいないのかと思ったが、どっこい長生きの♂もみる。
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今年の発生個体数が想像以上に少ないと感じたウラナミジャノメは本日1個体のみの観察で、翅表をみせてくれないため♂♀の判別ができない。
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2018年06月21日

ウラナミジャノメの自然卵を発見できた

ウラナミジャノメ(Ypthima multistriata 絶滅危惧U類:以下本種)の産卵に関しては、2009年6月に久保氏が加古川市で観察された産卵行動を報告:きべりはむし(Vol.32(2), p.9-11, 2010)されているのが日本で唯一の記録であったが、本日、2番目の記録となるショウジョウスゲへの自然産卵1例を発見できた。
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本日の発見卵は日陰となった部分に自生するショウジョウスゲの大きな株の中央部から出た細い生葉の下側で、♀が潜り込むことで初めて届くと考えられる地上約5cmの位置に産みつけられていて、久保氏の報告にある、日陰となった場所のスゲ類(枯葉と生葉:地上約10cm)に潜り込んで産卵したとの記録に近い状況といえる。発見場所は久保氏の報告例と同じ東播磨の低山地裾野部で、本種とヒメヒカゲがほぼ同じ発生時期で混生しており、当日、筆者はヒメヒカゲの産卵調査をしていて、
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偶然、ショウジョウスゲに産みつけられた本種の卵を見つけたという次第。画像でわかるように白色のヒメヒカゲの卵と違って、本種の卵は青緑色をしているため容易に判別できる。筆者は2010年4月に本種の幼虫がショウジョウスゲを食草としていることを発見して報告:やどりが(No.229, p.32-39, 2011)しており、ショウジョウスゲへの産卵は普通だといえるのだが、ヒメヒカゲとウラナミジャノメの生息地で生態観察を2008年から継続している過程で、産卵直後ではなくウラナミジャノメの自然産卵を発見したのは今回が初めての例となる。
posted by クジャクチョウ at 17:27| Comment(0) | 日記

2018年06月18日

ヒメヒカゲの数は激減で、卵を探してみた

本格的な梅雨となる前の日差しがある午後にヒメヒカゲの生息調査。フィールドに向かう休耕田の草むらで探雌飛翔をするウラギンスジヒョウモンが3個体観察でき、
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1個体がアザミの花でほんの一瞬吸蜜をしてすぐに飛ぶ。当然その瞬間は記録できていない。発生のピークが過ぎて、ヒメヒカゲはあきらかに個体数が減っており、ルートセンサス調査でゆっくり歩く15分間で観察できたのは4♂3♀だけ。
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それでも目の前で♀に交尾を迫る元気な♂はそれほど翅が傷んではいない。
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♀が産卵する場面には出会えていないが、湿地帯のコイヌノハナヒゲに目を凝らすと、かろうじて1卵がみつかり、
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その記録をとるべく撮影アングルを工夫していると、直ぐ側の枯れ草にも産卵しているのがみつかる。
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その他にはオオチャバネセセリ、イチモンジセセリがケネザサの多い小道沿いで遊んでおり、
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ウラナミジャノメの求愛飛翔も観察したが、撮影記録は残せず。
posted by クジャクチョウ at 19:33| Comment(0) | 日記

2018年06月16日

朝、ジャャコウアゲハの蛹を探してみた

土手の上部:県道際草むらにも蛹化している個体がいるはずで、背景にまぶしい朝日を感じながら、土手の傾斜面を登り始めた途端にノラニンジンの茎で蛹化した個体が目に入る。
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以降、斜面を滑り落ちないように足を踏ん張りつつ横歩きでブッシュをかきわけて進む。まぶしい太陽光をさけるべくできるだけ高い位置からの目線で草むらをかき分けていくと、目につきにくい草むらの奥深く低い位置に黄色い蛹が次々とみつかる。
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やはりトクサの茎に帯蛹となっている例が多く、2個体が隣り合って蛹化していたりする。
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なかには比較的めにつきやすいトクサの茎に羽化した抜け殻があり、
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はっきりと目立つ道路標識の支柱で無事に羽化した抜け殻もあって
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なぜ気づかなかったのか合点がいかない。昨秋の除草作業で一度切られたアキニレが新しい枝葉をつけて再生しているちょうどその位置がウマノスズクサの自生する切れ目境界で、幼虫が何を目印として集まるのか越冬に際して多数個体が集中してこの枝部分に帯蛹となっていたのだが、この時期には1個体も蛹がついていないのがまた不思議でもある。目線をかえて道路の上側から今一度草むらをかきわけて探すと固定糸が外れかけた蛹や黒ずんで羽化が近いと思われる個体など
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6個体がみつかり、さらには土手の下側裾野部分をあらためてチェックすると、昨日認めた前蛹が蛹化しており、
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昨日とはながめる側を反対にして調べると新たに蛹2個体がきわめて低い位置にみつかる。
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この蛹探索の最中に、今日は新鮮な♂2個体が探雌飛翔を繰り返し、あいかわらず筆者のからだにぶつかりそうになるからみ飛翔もみせてくれる。
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青空の広がる空間へと風に流される様子をビデオカメラで追い続けると、太陽光線へと惹かれるような飛翔姿が記録できている。
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飛び疲れると近くの児童公園へと飛んでいき、花の終わったハコネウツギや木陰となったユキヤナギの葉上で休息する。
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再び探雌飛翔を始めたところで、終齢幼虫がウマノスズクサではない草にとまっているところへタッチするようなそぶりをみせる瞬間があったのだが、
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ビデオカメラはずっとONだったのにズームアップモードになっていて、その珍しい瞬間の映像をキャッチできていないのが悔しい。なお、この裾野平坦部ではアカツメクサの近くでモンキチョウの♀が体温の上昇を待っているが、
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このチョウは逆光がよく似合う。
posted by クジャクチョウ at 11:11| Comment(0) | 日記

2018年06月14日

花と蝶

ヒメヒカゲが花の蜜を吸うのはきわめて珍しく、加古川ではノイバラでの吸蜜が4-5回観察記録できているだけで、花に立ち寄ったとしてもストローを伸ばすことなくすぐに飛び去ってしまう。本日も、ヒメヒカゲがノイバラにとまったが蜜を吸う気配はなく、
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紫色のウツボグサにとまるのを初めて観察できて、止まる瞬間から約30秒間ビデオ撮影をしてあとで確認すると、ストローは全く伸ばしていないとわかってがっかり。
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そのウツボグサでしっかり蜜を吸っていたのはオオチャバネセセリで、
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人の気配で飛び去ったあとも再び戻って蜜を吸っているから
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よほど美味しいのか、それともこのオオチャバネセセリは一度メスに求愛をして断られており、
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ふてくされて憂さ晴らしに蜜にかじりついているのかもしれない。気位の高いメスがいたすぐ近くにカキランが咲いていたが、
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別の場所では5月末までに咲き終わっており、今年の植物の開花はどうも変。花とは関係ないが、今年の初見となるキマダラセセリがあまりに新鮮ピカピカできれいだったのでカメラを向けると、
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10cmほどに近づいてもびくともしない最高のモデルを務めてくれた。
posted by クジャクチョウ at 23:17| Comment(0) | 日記

キマダラルリツバメ Sphindasis takanonis (準絶滅危惧 threatened)の発生を確認 準絶滅危惧 thretened )の発生を確認

キマダラルリツバメの生息地へと疲れた脚に鞭打つ気分で、最後の約1kmの坂道を一度も降りることなくペダルを踏み続け、現地についた時点で左脚がつりそうになる。目の前のコナラの樹冠に目を凝らすこと十数分。やがてキマダラルリツバメと思われる小さなシジミチョウがときおりキラリとした輝きを放ちながら飛び回る。飛び回るシジミチョウは2頭となって卍飛翔が始まり、その卍が解けるときに手前の草葉上へと休息をしにやってくる、その瞬間をひたすら待つ。卍飛翔はあるていどの時間間隔をおいて展開され、いつのまにか絡み合いが3頭になったりする。遠目に1個体が静止してV字開翅姿勢をとる位置がはっきりわかるタイミングがあり、ビデオカメラのズームアップ撮影を試みる。被写体の拡大に限界があるが種名の判別はできるはずだとの思いでいたわけだが、結論は残念ながらトラフシジミであった。
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 何度目かの卍飛翔が解けたあと、1頭が明らかに手前の草葉に止まりたがる飛翔をみせるのでその動きを追う。やがて落ち着いたのはコナラの幼木でその葉先でV字開翅を始める。コナラの樹冠をターゲットとしてあったビデオカメラを三脚ごと移動してフォーカス合わせを急ぐ。ところがトラフシジミがちょっかいを入れて飛び立ってしまう。それでも樹冠へともどることなくススキ類の葉上に落ち着いてくれる。ススキの葉は風で大きく揺れ続けるためビデオカメラでフォローするのが大変で、可能な限りフォーカスが許せる静止画像を切り取ってみたが想像以上によろしくない。
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ちょっかいを入れたトラフシジミはかなり離れた位置のケネザサの葉上に長居をしており、
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こちらはしっかりフォーカスの合った画像記録をとれる。
posted by クジャクチョウ at 21:10| Comment(0) | 日記