2018年06月04日

ヒメヒカゲとウラギンスジヒョウモンの生息調査

ヒメヒカゲのルートセンサス調査は、ルートNo.5-6地区で個体数が増えており、
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生息マップNo.30で5/29にマーキングをした個体が、谷筋一つ越えたNo.31地区を飛んでいるのを目撃。マークが視認できる静止はわずかですぐに飛び回り、そこに新たなオスがちょっかいを入れたせいでどちらを追えばいいのかがわからくなり、結局証拠写真はとれず。それでもヒメヒカゲの行動範囲が思った以上に広いことが分かった。No.31地区では後翅を野鳥についばまれたメスが交尾を受け入れている場面に出会い、こちらはしっかり記録。
180604-ヒメ交尾1022.bmp
ヤマトキソウの花がまだしおれていないのも証拠として撮影記録しておいた。
180604ヤマトキソウ.bmp
挨拶に出てきてくれたコチャバネセセリを撮影し、
vs180604-009.BMP
No.30地区で以前にカメラマンから咲いてるのを見たと聞いたヤマトキソウを探したが見つけられず、その過程で日中に草むらで休んでいたタヌキのたぶん親子を驚かせ、2頭が離れて逃走。子供は平地まで走りにげたあと、カメラを向ける当方を不安げな眼差しでじっと見つめていた。
180604タヌキ1041_0.bmp
180604タヌキ1041.bmp
草原の上方には平坦部ではとっくに咲き終わったネジキの真っ白い花が濃い青空に映えていた。
180604ネジキ1043.bmp
 ウラギンスジヒョウモンの発生を確認した休耕田へと転戦すると、除草作業がとまっていて、ヒメジョオンとアカツメクサが咲く草むらへと踏み込むと、ウラギンスジヒョウモンのオスがあいかわらず探雌飛翔を繰り返し、メスの羽化を期待するかのように柿の木の根元木陰部分へと探りを入れたりする。
180604探雌飛翔1.bmp
飛び疲れるとアカツメクサで吸蜜し始めるので、深い草むらをかき分けながらにじりよって撮影記録をとる。
180604ウラギンスジ♂0.bmp180604ウラギンスジ♂1.bmp
ちょうど隣の田畑2箇所でそれぞれ草刈りをする農家の男性がいたので尋ねると、この休耕田の地主とその住まいまで教えてくださり、さらには地主がこの休耕田を田畑へと移行する考えはないという話が聞き出せる。この農家の人達には絶滅が危惧されるオレンジ色の貴重なチョウがこの休耕田一帯で発生しているので、ずっと調査を続けていることを告げて、今後の出入りへの理解をお願いした。なお、ウラギンスジヒョウモンの探雌飛翔を追い続けて一度は休耕田からサイクリングロードへと抜け出した際、ノラニンジンの花蜜に夢中のキタテハを記録し,
180604キタテハ1117.bmp180604キタテハ1117a.bmp
後翅にわずかに青い点列紋がでた美麗ベニシジミも撮影記録をとっている。
180604ベニ1120.bmp
posted by クジャクチョウ at 21:19| Comment(0) | 日記