2018年06月11日

キマダラルリツバメが夜間の灯りに惹かれて飛来

台風5号の影響で天候が思わしくないのを覚悟で、豊岡市出石町の出石グランドホテルへの1泊旅行を計画し、周辺で自然観察。全く日差しのない山道でアカシジミがつき合い程度に顔を出してくれてコナラの葉上に止まり、
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高い位置の梢をチラチラと飛ぶゼフィルスも目撃できたが、フジミドリシジミだったと推定。出石グランドホテルでは夕食後にくつろいでいたら、窓の外にウラナミアカシジミかな、と思うシジミチョウが室内の電灯のあかりに誘われてやってきているのに気づく。ビデオカメラを準備して近づくとそれはなんとキマダラルリツバメ( Spindasis takanonis 準絶滅危惧選定 threatened )。
180610キマルリ0.bmp
「小昆虫などが入るので絶対に窓をあけないで」というホテル側の警告メッセージを無視して窓の外側からも証拠記録をとる。
180610キマルリ1.bmp
夜間の灯りへのチョウの誘引飛来は、高知市五台山でホソバセセリが室内の蛍光灯めがけて飛び込んできて以来の60数年ぶりの体験だ。翌日(June 11)、東京世田谷ナンバーのスバルでこられたカメラ愛好家のHSさんと出会い、キマダラルリツバメの話をしたら、出石町に知っている発生地があるとのこと。その生息場所から飛来した個体なのかを知りたくてHSさんが教えてくれたその生息地を訪れるとホテルから約3kmの距離。いくらなんでもこの距離で灯りに誘引されたとは考えにくく、夜間の飛来個体はホテルに近い異なる生息地の存在を想定させる。なお、HSさんと別れて山道を下る途中、子鹿がいてじっとこちらがどう動くかを見守る状況に遭遇。
180611子鹿.bmp
結局、急峻な林のなかへと逃げ込んでいったが、林床の植物の激減状態からはとても可愛いと愛でてばかりはいられない悲しい気持ちになる。キマダラルリツバメの生息地は小雨が降り始めてチョウの姿はなかったものの、いい感じの場所だと実感。帰路は観光名所の辰鼓楼のそばを走って
180611-辰鼓楼.bmp
和田山経由で雨の中を高砂へ。
posted by クジャクチョウ at 21:52| Comment(0) | 日記