2018年07月12日

ジャコウアゲハのその後

蒸し暑い昼前の時間帯、7/8に観察したジャコウアゲハの前蛹が無事蛹化しているかどうかの確認と、土手斜面で草刈り対象となる部分のウマノスズクサを数株根こそぎ採取して、住宅裏の緑土公園の隅に移植して定着させる目的で自転車をこぐ。まず目に飛び込んできたのが、加古川河川敷へと散策する人のための坂道通路の上部にデンと立ち並ぶ道標のひとつに、明らかに目立つ状態で前蛹準備に入ると思われる終令幼虫。
DSC02844.JPG
反対側で蛹化した個体は6月半ばに順調に羽化して飛び立った形跡を認めたが、
180616pupa14b脱皮.jpg
果たしてこの個体も無事に、蛹化 → 羽化という経過をたどれるのかどうか幸運を祈りたい。さて、先日、きわめて目立つ路肩上部という場所で前蛹化していた複数の個体だが、蛹の姿が見られない。よく探せばブッシュの影となった部分のトクサ類に帯蛹となった黄色い蛹が2個体と
DSC02838.JPGDSC02841.JPG
蛹化場所を探して移動中と思われる終齢幼虫はみつかるが、
DSC02843.JPG
当初、こんな目立つ位置で蛹化して大丈夫か、と思えた複数のあるべき蛹がすべて消えているのだ。この考えが間違っていればいいのだが、ここでジャコウアゲハが発生していることを知る人物がいて、蛹を持ち帰った可能性が考えられる。数年前にオオムラサキの幼虫を野外の複数のエノキに移してネットをかぶせた状態で管理していたとき、すべてのネットが何者かによって破られ、幼虫の姿が消えるという許せない事件があったのだが、幼虫がほしければそれだけを持ち帰ればいいのに、わざわざネットを無惨に切り裂くという異常行動をする人物が近隣にいた悲しい事例を思い出してしまう。このあと、大汗をかきながら簡単には見つけられない位置で、主にトクサ類の茎に、
DSC02845.JPG
稀にチガヤの茎部分で蛹化している21個体を確認して
DSC02863.JPG
すべての撮影記録をとり、終齢幼虫の記録もとっておく。
DSC02849.JPG
路肩部分のすぐには見つけられないが、その気になれば持ち帰られてしまいそうな蛹2個体を回収し、今一つの目的であったウマノスズクサの小型3株を根こそぎ採取。一方、土手の最下部平坦部では、一度すべてが刈り取られたウマノスズクサが新らしく芽吹いており、
DSC02866.JPG
次に羽化してくるジャコウアゲハの産卵時期にはじゅうぶん幼虫の成育をまかなってくれそうだと安堵する。
posted by クジャクチョウ at 15:20| Comment(0) | 日記