2018年08月24日

台風一過の児童公園で

焼けつくような暑さがもどった台風一過のぼたん公園でチョウ観察。キアゲハが風に乗ってゆったりと舞い遊んでおり、その飛翔映像を撮ろうと旋回する動きを追うと、やたら人懐っこい動きで「何してるの」といわんばかりにカメラの間近まで飛んでくる。
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どこかに消えたかと思うと、草むらに移る影で筆者がかぶるハンティングの上にとまって休み始めたのがわかる。やがてキンモクセイの葉上で休息する姿から左後翅がかなり傷んだ個体だとわかる。
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再び飛び始めたキアゲハが青空を背景に、あいかわらずビデオカメラのレンズ近くまで近づいたりしながら何度も旋回飛翔を繰り返す様子を仰ぎ見る形で連続撮影して、フォーカスのあった映像を探すと思った以上に多くの画像が切り取れる。
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 土手周りへと移動すると、持ち主が収穫する気があるのかどうかイチジクの実がいよいよ食べごろに熟してきている。
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土手下平坦部のニラの白い花にはベニシジミの姿があり、ときには同じ花上で2頭が仲良く求蜜する光景も展開するが、カメラを向けるタイミングが遅れてすぐに離れてしまう。
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イチジクの樹の近くで鮮やかなオレンジが舞うので追いかけると、真夏の暑さにめっぽう強いはずのツマグロヒョウモンが日陰ばかりを選んで休息し始める。
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翅の開閉もやめてしばらく休憩したあと翅の開閉を再開し、休んでばかりはいられないとばかりに飛び立つが、土手下の草原を一旋回するとやはり暑すぎるとばかりに日陰の草葉上で休憩。
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チョッカイを入れて飛び立たせてもすぐに日陰でとまり、
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今一度飛んでもらうともう1個体が草陰で休んでいたようでオス2頭の絡み飛翔が展開。
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それも長続きはせずに休憩に入ってしまう。
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じりじりと肌が焼けそうな猛暑の昼下がり、暑さに強いツマグロヒョウモンがここまで日陰にこだわる光景に出会った記憶はない。


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2018年08月21日

猛暑がもどった庭で

 黄色くなったゴーヤの実を収穫しようと庭に出ると、オミナエシの花に2頭のイチモンジセセリがやってきている。急ぎビデオ撮影をしようとカメラを向けるとすぐに飛んで日陰となった場所へと隠れてしまう。どうも様子がおかしい。カメラを嫌ったのではなく強烈な太陽熱を嫌がっているらしく、日陰となった場所のルドベキアの花へと転飛して落ち着いている。
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カメラで10cmほどに接近しても素知らぬ顔。画像を再確認するとストローが伸びていなく、ただ休息しているだけで、
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反対側へと移動してもまったく微動だにしない。
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イチモンジセセリにとってもこの猛暑のもどりは半端ではないらしい。14時からの甲子園、高校生たちが気の毒だ。
posted by クジャクチョウ at 13:21| Comment(0) | 日記

2018年08月17日

ジャコウアゲハの生息地は

ジャコウアゲハの生息地を久しぶりに訪れると、国土交通省による土手斜面の草刈りが実施されており、うれしいことに県道沿いの路肩部分に生育するウマノスズクサはすべて残っている。
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複数の蛹がそこにいると話したことをしっかり考慮してくれた草刈りに感謝したい。本日にあらためて確認できた蛹は5個体で、
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寄生されて羽化できなかった蛹も6個体を観察。
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国土交通省も兵庫県も関与しないと聞いた土手下の平坦部はウマノスズクサが幅広く生育し、幼虫の姿は見られなかったが複数の産卵を確認記録。
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珍しく葉上に産卵された1個の卵も撮影記録をとる。
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ジャコウアゲハの成虫はまったくみられず、アゲハ、キアゲハ、アオスジアゲハそしてヤマトシジミの飛翔をみただけ。おまけの画像は、青空に映えるようにと下方アングルから狙ったら意図せず太陽光が入ってしまったケイトウの花と、
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土手斜面に唯一咲くヒルガオ、
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そしてまもなく熟して収穫されるだろうイチジクの実。
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posted by クジャクチョウ at 21:55| Comment(0) | 日記

2018年08月16日

真夏の庭で

久しぶりに雨が降り、少しは暑さが緩んだかと思える日中、庭のオミナエシの蜜を楽しんでいたモンシロチョウが休息態勢に入って長い間動かないので庭に出て記録をとる。やぶ蚊の攻撃をかわしながらの撮影でおちついたアングルの選択ができない。
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庭の数少ないアブラナ科植物のアリッサムで世代を繰り返しており、かなり小さい個体だ。次いでツマグロヒョウモンのメスがひらひらと舞い降りてきてオミナエシの花蜜を楽しむ。
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その後、ゴーヤの黄色い花に立ち寄るアゲハや、ただ横切って飛ぶアオスジアゲハとナガサキアゲハのオスをみる。名前のわからないきれいなピンクの花まわりにやってきて翅を広げて休むヤマトシジミのメスを窓越しに撮影し、
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2-3頭で絡み合ったあとオミナエシの花蜜に夢中となる個体を再び庭へと出て撮影。
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キキョウの澄んだ紫の花は真夏にふさわしい。
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忙しく飛び交うヤマトシジミの飛翔についていくと、ポーチュラカの黄色い花にとまり、
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飛び立つ瞬間まで待ってそのビデオ記録から静止画像を切り取れば、夏型の個体に特徴的な発達した翅表縁の黒鱗粉がはっきりと確認でき、ブルー鱗粉の色も美しい。
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posted by クジャクチョウ at 16:24| Comment(0) | 日記

2018年08月08日

高砂市新浜地区でアオスジアゲハの調査

タブノキが街路樹として植栽されている高砂市新居浜地区で、260本(83、80、63、19、15本)のすべてについてヒコ生えの新芽・新葉を中心に、卵と幼虫を探してみた。
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発見できた卵はただの1個で、
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幼虫は8個体とこれまた予想以上に少ない。
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みかけた成虫も2個体のみ。新葉に孵化後の幼虫が食べつくさずに残した卵殻も見られるが、
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いずれにしても初夏に比べて観察個体数が極端に少ないのは猛烈な暑さが影響しているのかもしれない。
posted by クジャクチョウ at 19:48| Comment(0) | 日記

青少年のための科学の祭典:2018-2

チョウアルバムの最大の利点である、翅の裏面模様も示す学術標本化を理解してくれたのは、昨日いきなりキリシマミドリシジミをおねがいと先制攻撃をしかけてきた少女。彼女は昨年も手書きのメモを持参して、いきなりトリバネアゲハ、モルフォ、アグリアスなどの世界的に知られる美麗蝶を希望してきて度肝を抜かれたすごい少女で、名前を聞くと高原未芽(イクメ)さんでもう高校1年生。本日は、その熱意に応えてミカドアゲハの裏面赤色型(石垣島オモト林道産)と橙色型(高知市五台山産)を提供すると、昨年経験していることもあって、左手で器用に、かつ几帳面にみごとな標本に仕上げてくれる。
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 チョウと蛾の判別コーナーでは58/60という高正解率の県立農業高2年の安原君が現れ,
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次いで小4の少年が59/60という正解率と続いて盛り上がり、
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ぬり絵コーナーでは世界に一つだけのチョウが続々と誕生。
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原画の色にこだわることなく、独特の発想で仕上げていくチョウは子供にしか描けない素晴らしい作品となり、こんなチョウが実際に飛んでいたら夢中で追いかけてしまいそう。多くの子供が短時間でぬり絵を終えていく一方で、たっぷりと時間をかけて忠実な色塗りにこだわる少女が二人もいて感心してしまう。
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posted by クジャクチョウ at 08:32| Comment(0) | 日記

2018年08月04日

青少年のための科学の祭典:2018-1

2018青少年のための科学の祭典に「加古川の里山・ギフチョウ・ネット」から2008年以降の継続ブース出展で実に11回目。「チョウアルバム作成」には順番待ちの行列ができるほどの大盛況で、加古川市役所環境政策課の中川さんが子供たちの順番をうまくコントロールしてくれて大助かり。
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結局、チョウアルバムについては人気度が高いアゲハ類の標本ストックが本日中でなくなってしまった。テーブル中央のケースはクスノキにつくアオスジアゲハの幼虫と蛹を観察してもらう趣向で、葉裏の帯蛹を探し出せない大人の男性もいたりして、そのみごとな「隠れ術」に感心していた。「チョウと蛾の判別」も、記録画像は挑戦者の数が少ないときだがあいかわらずの超人気で、「チョウと蛾」を混在させた標本を観察してもらい、両者の判別正解率が高い子供は景品の日本、マレーシア、中国などのチョウ標本が持ち帰れると大喜び。
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幼い子供には「標本箱のガラスを押し付けないでね」と注意しなくてはいけないほどに子供が押しかける状況もあって、正解率の高い子供たちへの景品のチョウ標本が明日のために補充が必須となるほど。
今年から低学年用に準備したぬり絵コーナーは、キアゲハ、アオスジアゲハ、ツマベニチョウがすぐに無くなるなど新企画も大当たり。
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本物のチョウの色などお構いなく虹色にしあげる独創的な幼児の発想力を見せてくれたり、準備したハガキがなくなったキアゲハ、アオスジアゲハ、ツマベニチョウなど、2日目の明日にむけて増刷が必須となる。
posted by クジャクチョウ at 22:00| Comment(0) | 日記