2018年10月27日

石垣島遠征第1日

「加古川の里山・ギフチョウ・ネット」のT、Kさんと3名で、2019年8月開催の「青少年のための科学の祭典」チョウアルバム作成に必要なチョウ標本の調達を目的とした2泊3日(筆者は4泊5日)の予定で遠征。初日はピーチ航空到着後、直ちに日産レンタカーNOTEで川平公園へと走る。防風林手前のシロノセンダングサが咲く草地周辺でルリウラナミシジミがオス・メスそれぞれに美しい翅表のルリ色を輝かせて飛び交い、センダングサの花にはリュウキュウアサギマダラとスジグロカバマダラが複数頭訪れているが新鮮度は低い。防風林縁の大きな葉上でテリ張り中のリュウキュウムラサキがいて石垣島は初めてのT、Kご両人がカメラで狙っているので筆者もビデオ記録をとる。
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この個体も新鮮度は高くなく、今回の訪問は最盛ピークを少し過ぎた時期となってしまったようだ。シロオビアゲハ、リュウキュウアサギマダラ、スジグロカバマダラ、ヤエヤマカラスアゲハなどをネットインし、防風林縁でキラキラとルリ色を輝かせて飛び交うルリウラナミシジミを撮影対象として追ってみても美しい翅表を撮りこむチャンスは与えてくれない。
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クロボシセセリは八重山までこないと出会えないチョウなのでしっかりと撮影記録をとり、
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防風林をぬけて浜辺にでると風が強くてエメラルドグリーンの美しい川平湾の風景は見られない。
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八重山ソバで昼食を済ませたのが14時20分頃というほどに採集と撮影に夢中の時を過ごし、食後の店先でイワサキタテハモドキが遊んでいるので撮影記録をとり、
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屋良部林道へと転戦。林道沿いにカラスザンショウとハマセンダンの花が咲く場所では、アオスジアゲハ、ミカドアゲハ、ヤエヤマカラスアゲハ、クロアゲハが群れて吸蜜しているが、多くがどこかを破損した個体で、きれいな個体を探して撮影記録をとる。
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アルバム用にきれいな個体に絞ってネットインも図る。花が咲くポイントを数か所めぐり、アスファルト道路から分岐する土の林道へと入り込むと、タイワンキチョウが多く飛び交い、足元ではマサキウラナミジャノメが路面すれすれに飛んでいる。ムラサキシジミもいて草葉や路面にとまったりするけれど開翅シーンはみられない。ヤエヤマイチモンジのオスが葉上で休んでいる場面にも出会えるが、左前翅が大きく破損した個体なのが残念。
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ハマセンダンの花蜜にはコウトウシロシタセセリやタイワンアオバセセリもやってきて、シロシタセセリはすぐに翅を全開状態でペタリと広げてくれるので撮影のしがいがある。
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新鮮度が高くて青色が濃いアオスジアゲハとミカドアゲハを数頭ゲットするも、太陽光が照らす場所が少なくなるとチョウ影も薄くなる。
仕方なくまだ日当たりが残るバンナ公園のサンダンカ花壇が続く周回道路へと再転戦。路傍のカラスザンショウの花にはクロアゲハ、ヤエヤマカラスアゲハ、ベニモンアゲハ、ツマムラサキマダラなどが訪れて吸蜜し、サンダンカ花壇まわりではタイワンキチョウ、リュウキュウヒメジャノメ、イワサキタテハモドキ、アカタテハなどが飛び交い、
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ツマベニチョウも間隔をあけて飛来するが新鮮な個体はみられない。
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陽光が薄くなったころ、テリ張りをする八重山亜種のルリタテハがそばを通るとすぐに飛び立つが、やがてまた戻って少し場所を変えてテリ張りを継続する。路面にペタリと羽を広げてとまると、左後翅の傷みが顕著。
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一方、新鮮度が高くてとてもきれいなベニモンアゲハがカラスザンショウの高い位置の花を転々と吸蜜してまわり、
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Tさんがすばらしい飛翔映像記録が撮れたと見せてくれる。この個体の採集もしたかったが、枝葉が入り組んでいてネットインのタイミングを得られないまま飛び去られる。キョウチクチトウへの採卵を期待してツマムラサキのメスを採取し、活かして持ち帰る。
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2018年10月25日

シルビアシジミの棲む草原で

姫路市手柄での所用を終えた帰路、山陽電車を高砂市曽根駅で下車し、シルビアシジミの新発見生息地に寄り道。アメリカセンダングサが茂る草地でアオスジアゲハの吸蜜シーンを観察記録し、
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シルビアシジミの生息地へと歩く。この場所は圧倒的にヤマトシジミが多く、新鮮度が落ちたシルビアシジミをその飛翔時のブルー色調の違いで判別するのが簡単ではない。静止個体に注意して接近撮影をすると後翅裏面の斑紋の違いでヤマトシジミだと何とか識別できる。
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この生息草地の土手斜面にはミヤコグサとヒナギキョウしか花がなく、ヤマトシジミかシルビアシジミか、いずれかがヒナギキョウで求蜜する光景を何度か見られる。近づいてシルビアシジミだと確認できるとうれしくなる。
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ところが、スピードをあげて飛び回るウラナミシジミがすぐにチョッカイを入れるため、吸蜜場面が長くは続かない。遠目に吸蜜個体を視認するや、ただちに土手斜面を駆け上って接写撮影を試みるわけで、テニスで鍛えた脚力と俊敏な動きがここで活きる。ヒナギキョウにはチャバネセセリやイチモンジセセリも訪花するが、その体重にかぼそい茎が耐えられなくてたわむと同時にあわてて飛び去っていく。シルビアシジミのメスだとわかる飛翔個体を追い続け、止まってくれたところを何とか記録し、
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明らかに青が濃いオスも粘り強くその飛翔について行って、静止時の記録をとる。
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コンクリートの表面にこだわる個体は撮影記録をとって初めてヤマトシジミだとわかる。
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太陽が雲に隠れて気温が下がると、モンキチョウも草むらに降りてじっとし始める。目玉がここまで緑色だとの認識はなく、普段よく観察をしていないことを思い知らされる。
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ヒメアカタテハがヨモギをめぐって産卵をし、
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アカタテハも格好いい滑翔で頭上を飛ぶが、あっという間に姿を見失う。おまけは山陽電車曽根駅上り線に入ってくる新型車両6000系で、2016年4月当初は普通電車だけだった。最近は特急にも使用されるようになっているが、座席はオールロングシート。
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posted by クジャクチョウ at 15:59| Comment(0) | 日記

2018年10月24日

サイクリングでチョウタイム

そろそろ夏眠あけのウラギンスジヒョウモンのメスが出現していると思われ、セイタカアワダチソウの花群への飛来を期待してサイクリング。途上、ヤマトシジミの青鱗発達メスを撮影記録し、
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今年になって初めて確認したカナムグラの群生地で、ここで発生したと思える複数のキタテハを観察。
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ツマグロヒョウモンのメスも現れるが、今年の秋はキタテハの個体数が多い。
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加古川河川敷のキタキチョウがクサネムに産卵していた草地はアメリカセンダングサに覆いつくされた感じで、モンキチョウ、モンシロチョウ、キタキチョウが多く集まっている。きれいなキタテハも飛来して加古川の水面や青空を背景とした撮影記録がとれる。
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誰も取ろうとしないアケビが今年も多くみられる場所では、
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今年もテングチョウを見ることができる。
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昨秋、ウラギンスジヒョウモンの産卵を観察できた休耕田では、草刈りをする地主さんと初めてお会いでき、絶滅が危惧される希少チョウがここで発生していることを話すなど、しばし談笑。最近はイノシシの被害で大変だとのことで、トウガラシを使えば追い払える可能性があるのでぜひ試してほしいと伝える。談笑中にツマグロヒョウモンやキタテハは飛ぶが肝心のウラギンスジヒョウモンは現れず、ここは年に2回の除草作業をしているということを確認。セイタカアワダチソウの花群でキタテハのメスの裏面C文字(c-aureum)をアップ映像で記録し
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ヒメアカタテハも記録して、シルビアシジミの生息地へと移動。
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 ウラナミシジミ、モンキチョウ、ツマグロヒョウモンが飛び交う土手で、チラチラと飛ぶシルビアシジミを確認し、オスがミヤコグサで求蜜する場面を記録。すでに新鮮度は低い。
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ミヤコグサで吸蜜し始めるウラナミシジミのメスは鱗粉がはがれたのか白鱗粉が異常に発達したのかよくわからない。
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これほどまでの矮小個体はみたことがない小型のウラナミシジミが、ミヤコグサの花びらに潜り込むようにして蜜を求める光景にも出会う。
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この個体はその前に休息中を撮影しているが鱗粉の発達もきわめて乏しく、後翅の白色部だけが目立っている。
 シルビアシジミのメスが産卵行動を示すのを記録してから、
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訪花シーンに期待して草むらの花に注意しながら歩くと、ヒナギキョウで吸蜜中のメスがいる。すぐに飛んでミヤコグサの蜜も吸い、次いで再びヒナギキョウの花へと移ってくれるが、ヒナギキョウでは二度とも花びらの裏側からストローを伸ばすしぐさがユニーク。
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 ツマグロヒョウモンのメスも複数個体いて、その中で新鮮度が高い個体だけを撮影記録し、
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今年は豊作だと思われる柿が鈴なりの光景にカメラを向け、
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黒岩山から眺めた景色に認めた大きなため池の土手周りでシルビアシジミがいる可能性を確認するべく回り道をすると、周囲はセイタカアワダチソウばかりでミヤコグサはなく、その黄色い花で蜜を吸うベニシジミだけが記録できる。
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稲刈りの終わった田園地帯をぬけてジャコウアゲハの生息地で、明日から始まる除草作業に備えた幼虫と蛹の探索調査。本年最後だという思いで注意力を高め、幼虫6、蛹6個体を回収できた。
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蛹の1個は路肩のアキニレの根元小枝への帯蛹で、
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越冬のために好都合だと、何をマーカーとして移動してくるのか、ただただ感心するばかり。
posted by クジャクチョウ at 23:23| Comment(0) | 日記

2018年10月22日

ウマノスズクサを採取に行ったら

野外で回収したジャコウアゲハの幼虫に新しいウマノスズクサを与えてやろうと、生息地土手斜面へ。朝露でぬれる草むらで、幼虫が喜びそうな大きさの葉っぱを選んで採取していると、予想しなかった未回収の幼虫がいたりする。
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何度かこの草むらで探索調査をしているのに、やはり見落としがある。結局、新たに3個体を回収。食草の採取を終えるころ、作業着姿の男性2名がすでに刈り込まれた平坦部を歩いてくる。国土交通省から除草の依頼を受けた業者さんで、25日から作業に入る、その下見だとのこと。回収したジャコウアゲハの幼虫をみてもらい、これらの幼虫が居残っていたなら除草作業の犠牲になるため回収していることを説明すると、25日までにしっかり探してやってくださいと。
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 ついでにセイタカアワダチソウの花園をのぞくと、元気よく飛び回るモンシロチョウが2個体、そして低い位置の花で夢中で蜜を吸うきれいなキタテハが観察できる。ここ数日みている個体で当方が何も危害を加えることがないことを学習しているのか、ビデオカメラでかなり近づいても驚きもせずしきりにストローで花蜜を探っている。特大アップでその美しい自然美を撮りこむなど、
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しばし撮影を楽しむ。
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一度飛び立っても遠くへとはいかずに筆者のそばで旋回し、すぐ目の前の花で再び吸蜜し始めてくれる、その親しさがうれしく、
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もしかして手指にも乗り移ってくれるかとさしのべてみると、さすがにそこまでは同調してくれない。今回も青空を背景に求蜜する様子を記録し、
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裏面の c-aureum (金色のC)も撮りこむ。再び低い位置の花で吸蜜する姿を撮影記録して、
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ジャコウアゲハの幼虫を喜ばせるため、早々と撤収。

posted by クジャクチョウ at 12:03| Comment(0) | 日記

2018年10月21日

黄色い花園はチョウのパラダイス

昨日、キタテハが飛び遊んでいたセイタカアワダチソウが密度濃く咲く土手斜面を午前の気温が上がり始めた時間帯に再訪問。もうキタテハがやってきており、
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ツマグロヒョウモンのオスも複数頭が楽し気に飛び回って、黄色一色の花園のど真ん中で蜜を吸い始める。
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今日は、清楚で美しいモンシロチョウの姿も記録し、
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できればこの花園で飛び遊ぶすべてのチョウの記録をとろうと努めてみる。ベニシジミやチャバネセセリはすぐにクリアーできるが、
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ヤマトシジミのオスとベニシジミのツーショットを目にしながらカメラで捉える前に飛ばれてしまう。ツマグロヒョウモンのオスの新鮮度はまだ高く、これみよがしに翅表のオレンジを輝かせるが、
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この日に訪れたメスはかなりくたびれた個体なのが残念。
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アカタテハがいてもよさそうだと思って、土手小道を挟んで反対側に群を成す黄色の花園へと移動すると、何という勘の良さだろう、そのアカタテハがいる。
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後翅翅表の細毛が太陽光で輝いてみえるアングルにもこだわって記録をとる。
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アカタテハの登場に気をよくして、もう引き上げてもいいと小道を下りる目に、キタテハの鮮やかな濃いオレンジ色が飛び込んでくる。青空を背景としてみる濃いオレンジがことさら深みをおびた色調で美しい。
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この時間帯に訪問したのは正解だと満足感を覚えながら小道を下り切ったそのとき、大型のシジミチョウが現れる。こんな草原で出会えるとは予想もしないムラサキシジミだ。
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逆光での記録しか取れないが、珍客飛来の証拠写真を撮って撤収。
 追記:午後にでかけたテニスの合間に高砂公園で、めったに見られない光景を目撃。クロアゲハがキョウチクトウの赤い花で吸蜜したのだ。公園のナデシコ花壇まわりに飛来した時点からその飛翔をビデオONで追ってみたがチョウの映像は撮れていなく、キョウチクトウでの求蜜シーンもかなり距離がある位置で、ビデオ撮影記録をとる間もなく飛び立ってしまい、そのきわめて珍しい情景は脳裏に鮮やかに刻み込んだだけ。花壇周りにアカタテハも訪れたが、
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朝に出会えた個体に比べると新鮮度が低く、翅表にはスレが目立つ。ヤマトシジミもウバメガシの葉上で開翅してくれるが、
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日当たりが良すぎて白抜けの映像しか記録できず。
posted by クジャクチョウ at 17:44| Comment(0) | 日記

2018年10月19日

ジャコウアゲハ救出作戦 Ser. 5

国土交通省によるジャコウアゲハ生息地土手斜面の除草作業がまもなく実施されるため、五度目の幼虫・蛹回収の調査に向かう。着いた現地でまず度肝を抜かれたのが、土手下の平坦部がすっかり除草されて、若い作業員が刈り取ってすでにすっかりしおれた草をかき集めていたこと。もちろんたくさん自生していたウマノスズクサもすべて跡かたなし。話を聞くと、高砂市の管轄による除草作業だとのこと。列状にかき集められた草はブルドーザーが推し進めて一気に大きな塊となっていく。
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作業員に当方の目的を話して、すぐに土手斜面へと入って幼虫と蛹を探す。足元がすべるため、チガヤの根元をつかむなどしっかり態勢を整えながら、ウマノスズクサが群生する路肩から1mほどの幅でカニの横ばいよろしく調査を進める。その途中、つかんだチガヤが折れて思わず斜面を後方に1回転しながら転げ落ちてしまい、清掃中の若者から「大丈夫ですか」と声がかかる。その際、ハンティングが飛んだことには気づき、体にも何ら異常がないことを確かめて「大丈夫」と返答して調査を再開継続していったのだが、幼虫6、蛹1の回収を終えた段階で目の周りの汗をぬぐおうとしてメガネがないことに初めて気づく。転んだ現場に戻って草をかきわけ、かなりの時間をかけてようやくメガネがみつかり安堵する。それにしてもメガネなしで幼虫を複数回収できていたのが摩訶不思議。
 目的の救出作業を終えた後、セイタカアワダチソウが密度濃く咲く斜面でツマグロヒョウモンやキタキチョウが飛ぶので花に止まるのを待っていたら、キタテハも2個体やってきている。足場を確保しながらセイタカアワダチソウの群落の中へと踏み込んで、きれいなキタテハの撮影を楽しむ。
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青空を背景にした映像がとれるような止まり方をしてくれるまでねばり、
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さらに、場所を変えて休憩するキタテハの様子や、
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黒化度が緩んできたベニシジミ、
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最後にツマグロヒョウモンの美しい裏面赤桃色を記録して撤収。
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2018年10月18日

シルビアシジミの新生息地でメスも確認

今年の4月20日に59年ぶりに発見した高砂市内のシルビアシジミの新生息地で、秋にもオスが発生していることを10月16日に確認できたが、メスの姿を見られなかったことから、姫路市へとでかけた帰路、立ち寄ってあらためてメスを探してみた。ミヤコグサが点在する草むらで、その飛翔時のブルー色からシルビアシジミだとわかるオスが複数飛び交っており、ミヤコグサの花で蜜を吸う個体を撮影。
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メスもいるはずだと飛翔個体の中から黒っぽい色に注意するがなかなか見つからず、遠くのヒナギキョウで吸蜜中の個体が見えるので、証拠記録をとる。
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近づく前に飛ばれてしまったが、裏面後翅の黒点模様からシルビアシジミで、花を離れる瞬間の映像からオスだと判別できる。
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やがて、飛翔時にチラチラと見て取れる前翅鱗粉が黒ずんでいることから間違いなくメスだとわかった個体がミヤコグサで吸蜜し始めるが、なかなか開翅してはくれない。
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しばらく吸蜜した後、休息場所を探すような飛翔についていくと、ようやく翅を開いてくれ、低温期型の特徴であるブルーが少し出たメスの記録がとれる。
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これで、この新生息地で年間を通して安定した発生が継続できていることの確証を得たことになる。その後も16日にはみられなかった複数のオスを観察できたことを記録しておく。
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順序が16日とは逆となったが、ウラナミシジミのメスが日光浴し始めるところを記録し、
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あいかわらずヤマトシジミも多く飛び交う草地を離れ、右手に林が形成される小道を歩き始めた時点で、16日に出会った個体と同じかどうかわからないが、アサギマダラがフワリフワリと優雅な飛翔をみせ、やがて近くの木の葉上で翅を全開状態で休息し始める。
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さらに違う角度からの撮影記録をとろうかと近づいていく途中でアカタテハが飛び出してきて、アサギマダラの近くを飛ぶと、一瞬だけ両者が絡み合うような状況となる。アカタテハはすばしっこい飛翔ですぐに姿を見失うが、アサギマダラはあいかわらずのどかな飛び方で頭上を旋回し、
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再び元の葉上へと落ち着く。距離があって今回はきれいな浅葱色を撮りこむことはできず。
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2018年10月16日

新発見生息地でシルビアシジミの秋発生を確認

今年の4月20日に高砂市では59年ぶりに発見できたシルビアシジミの新生息地へ、秋の発生確認のために出かけてみる。その現地草原では明らかに翅表のブルーが薄いヤマトシジミが多く飛び交いシルビアシジミ独特の濃い青色の個体がなかなか見つけられない。ヨモギの花へと飛来した少し大きめのシジミチョウは今年初見となるウラナミシジミ。
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カタバミの花蜜に夢中のヤマトシジミがとても美しいので撮影記録をとれば、
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僕だってきれいだよと、すぐ隣で翅表を広げて見せてくれる個体もいる。
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ミヤコグサが多い部分へと歩くと、ブルーが濃い個体がヤマトシジミと絡みの飛翔をみせ、それを追い続けてようやく静止してくれた段階でシルビシジミだと確認。
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翅表も少し見せてくれるというので近づくと、
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もっといい場所で、といわんばかりにミヤコグサの黄色い花へと転飛し、その美しい翅表を輝かせて見せてくれる。
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花蜜を求めるそぶりはなく、あくまでいいモデルを務めてくれるというサービスらしく、少しずつ角度をかえてたっぷりと記録させてもらう。
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撮影時には気づかなかったが後翅が少し破れている。太陽が雲に隠れたせいか、その後は翅を閉じたまま花からも離れずずっと休息状態を保ったままなので、そのまわりの環境がわかる映像記録もとっておく。
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結局、この日はこのオス1個体だけの確認でメスは見られずじまい。
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 足元にノコンギクが咲く小道を歩いてみるとフワリフワリという飛翔でアサギマダラが現れ、竹やぶの奥へと飛んで行って、そこに咲くヨツバヒヨドリで吸蜜し始める。足場に問題ないことを確認し、遠回りで竹やぶをかき分けながら入り込み、吸蜜中のアサギマダラを今年初めて撮影記録。
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小道にもどるとクズの葉上で休むヤマトシジミがきれいなので撮影し、
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ヒメウラナミジャノメがまだいるのかとこちらも開翅シーンの撮影記録をとる。
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加古川の蝶:年間発生状況として「きべりはむし」に公式発表した記録(Vo.32(2),p.12-14,2010)を確認すると、これまでに10月中旬の観察例はなく、記録更新の貴重なデータとなった。小道を戻り始めたとき、双眼鏡を手にした男性が小道を歩いてきており、野鳥観察が目的だとのこと。アサギマダラがいることを話すと、そこにもいますよ、と小道沿いの別の場所の個体を知らせてくれる。この個体はありがたいことに路傍のセイタカアワダチソウと
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ヨツバヒヨドリの花でじっくりと吸蜜してくれて、まさにこれが「浅葱色」という美しい色調が記録できる開翅姿勢をとってくれる。
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教えてくれた男性は山下さんと名乗られ、明石市で珍しいヨタカの撮影ができたとその画像を見せてくれる。姫路市の蝶研究家:広畑さんとは懇意の仲だそうで、シルビアシジミの美しい開翅記録を供覧して感心していただく。彼と別れた後、銀色を輝かせて現れたウラギンシジミが、遠い位置のクズの葉上に濃いオレンジ色を見せながら翅全開で休憩し始めるので、精一杯のズームアップで撮影記録をとる。
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2018年10月15日

寝床を決めたチョウ

国土交通省によるジャコウアゲハの生息地土手斜面での除草作業が始まれば確実に犠牲となる幼虫や蛹の回収目的で、16時半頃に現地で再探索。もはや飛び交うチョウの姿はなく、ジャコウアゲハの幼虫が見つかったすぐそばで、ヤマトシジミが今宵の寝床をメヒシバの花穂先に決めて眠りにつき始めている。
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土手斜面へと踏み込んだために驚かせてしまった個体は、すぐに近くのトクサの細い茎上に居所を移して落ち着いた様子。
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ウマノスズクサを裏返すと一気に5頭のジャコウアゲハ幼虫がいたりして、探索の甲斐ありと回収。幼虫発見の要領を得た思いで次々と斜面内のウマノスズクサを裏返していくと、いきなり秋型のキタテハが姿を現わす。
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起きていれば裏返したとたんに驚いて飛んだはずで、明らかにすでに眠りについている状態。その位置関係がわかるような映像記録も残してみるが、
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実際は、葉裏に隠れて見えない状態で今宵を過ごすはずだったところを、もうしわけないことをした気分。本来の目的だった幼虫は15個体、前蛹1、蛹3個体を回収でき、
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できればあと一度は再探索をした方がいいと思うが、現時点で幼虫20、蛹10、前蛹1という回収実績だ。
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2018年10月14日

テニスの合間のチョウタイム Ser.3

昨日スミレの葉上へと移してやった風来坊のツマグロヒョウモンの幼虫がどうしているだろうかと見に行くと、なんと、幼虫はスミレから20cmほど離れた路面で休息中。
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これでは野鳥などにすぐ見つかる危険度が高く葉裏にでも隠れるのが一番だと思うのに、スミレから離れている方が安全だという理由は思いつかない。
 ナデシコ花壇に今日はキタテハはやってきていなく、ツマグロヒョウモンとチャバネセセリが蜜を楽しんでいる。
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まだ日暮れ時刻でもないのに、ホウジャクもやってきており、高速羽ばたきの合間に見える美しいオレンジ色が垣間見れる画像をきりとってみる。
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あいかわらずアゲハとヤマトシジミも飛び交うが、ナデシコの花に止まることはない。公園事務所のキバナコスモスでは昨日同様にツマグロヒョウモンが夢中で蜜を求めている。
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posted by クジャクチョウ at 19:55| Comment(0) | 日記