2018年10月09日

ツマグロキチョウ(絶滅危惧TB類)との出会いは予測通り

姫路市の友人が10月8日に近くの山でツマグロキチョウに会えたとメールで知らせてくれた朝、もともとツマグロキチョウ観察を目的として計画していた平荘町へと車で遠征。栗の実は周りのどこにもない状態で空っぽとなった口を大きく開いたイガグリ殻だけがたくさん転がる坂道を越え、路傍にハギの花が咲く陽だまりが見えると、キタキチョウとは違う色調の小型のチョウが飛ぶ。キタキチョウがそこに現れて追飛翔が始まるが、小さい方のキチョウが木陰で静止した時点でツマグロキチョウだとわかる。
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マーキングはされていない。ハギの花にとまらないかと少し驚かせてみても休息するのは笹の葉で、思うようには飛んでくれない。
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この個体の撮影記録を終えて周りをよくみれば、すぐそばのけもの道斜面に咲くハギの花で通常の大きさのツマグロヒョウモンが吸蜜しているのがわかり、急ぎその撮影記録をとろうと近づいてみるが、いいアングルが取れないまま飛び去られてしまう。最初の小さい個体で証拠記録がとれたことで良しとして、場所を変えて明るい稲田をとりまく道をぐるりと歩いてみる。見るのは秋型のキタキチョウとヤマトシジミだけ。少し距離のあるシルビアシジミとヤマトシジミが混生するところまで行ってみると、案の定、ミヤコグサやキツネノマゴが咲く草地まわりで両者の飛翔が確認できる。あぜ道のそばにサワヒヨドリが群生するところで、
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おそらくこの花で吸蜜していたと思われるメスグロヒョウモンのメスが突然舞い上がるが、花にはもどることなく飛び去って行く。翅表にきれいな青鱗粉が発達したヤマトシジミのメスを追ってみても翅表の撮影記録はとれず。
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あぜ道のアメリカセンダングサで秋型のキタテハが吸蜜中の光景が絵になるのでカメラを向け、
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風で大きく揺れるセイタカアワダチソウにメスグロヒョウモンのメスがやってきているのにも気づく。
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その記録をとってから採卵してみようとネットイン。春には満開の花が楽しめるソメイヨシノザクラの枝先には、いかにも秋、という感じでアキアカネがとまっていて、太陽光をうけて羽が輝いて見える。
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テングチョウの姿もみたが撮影記録はとれず。昼食のために加古川市内へと移動するルートとして、ツマグロキチョウがいたハギの咲く場所を通るように戻り走ると、まさに先ほどの場所でツマグロキチョウが飛んでいる。しばらくそのランダム飛翔を何もせずに見守り、もしそのまま飛び去られてもいいように飛翔中のビデオ撮影もしながら、驚かさないようにフォローし続けると、ついに希望通りにハギの花へと落ち着いてくれる。
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やはりこの個体にもマーキングは見られない。翅に影が映るのは避けようがなく、
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2個体目の確実な撮影記録がとれたことで満足。
 今日のおまけは、ツマグロキチョウとの出会いの前に立ち寄った、ギフチョウ・ネットの友人が教えてくれたシルビアシジミの生息地で、この秋も継続発生していることの確認証拠記録。
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posted by クジャクチョウ at 17:04| Comment(0) | 日記

ツマグロヒョウモンの蛹

鉢植えスミレから蛹化のために移動したツマグロヒョウモンについて、どこかで蛹化しているはずだと、機会あるごとに探しているのだが、今朝になって3個体目の蛹を見つけることができた。
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スミレの植栽鉢(下図左上)からは1mていどの距離で、ポーチュラカの茎にあるはずのない黒い影を認めて下垂蛹だとわかった個体である。
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これまでに裏庭ではスミレからあまり遠くない鉢植えのハツユキカズラやプランターの側壁、ベランダでは鉢内にある植物(キツネノマゴなど)の茎に下垂する蛹が多かった印象だが、
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今回、7個体以上はいたはずの終令幼虫はかくれんぼがうまくて、残りの蛹が見つけられない。なお、先日固定糸から外れて鉢内に転がっていた蛹からはきれいなオスが羽化して、青空がきれいな朝、元気よく飛び立っていった。
posted by クジャクチョウ at 09:56| Comment(0) | 日記