2018年11月18日

今日つきあってくれたのはオス

今日もテニスの合間にムラサキシジミを探すと、昨日と同じウバメガシの植え込みの日当たりがいい場所で、昨日よりは体が小ぶりで翅にほとんど損傷が見られない個体が飛び遊んでいる。あちこちと場所をかえても遠くへと飛ぶことはなく、すぐに葉上に止まってくれるのに、開翅して日向ぼっこを楽しむという姿勢を見せずに、翅を閉じたままじっとしている時間が長い。
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たまに、ちょっと開いてはすぐ閉じるという動作を見せ、
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そのあと飛び立つ瞬間の撮影記録からも、ムラサキ色調がメスに比べて濃いオスだとわかる。
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裏面の模様がよくわかる接近撮影もしておく。
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静止した後少しずつ体の向きを変えながら、葉上に何かがあるようには見えないのに葉表に口吻を伸ばしてまさぐる動作を何度かみせる。
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ふしぎなことに、昨日みたメスをこの日は見ることができず。
posted by クジャクチョウ at 17:51| Comment(0) | 日記

2018年11月17日

ムサキシジミと遊ぶ

テニスコートのある高砂公園の花壇にあったナデシコの花がすっかりなくなっており、ちょうどみえた高砂市の職員が何か標識を路面において写真記録をとっているので聞いてみると、何か所かを除いて花壇を撤去する予定だとのこと。行政が自然景観について何を考えているのか、理解しがたい展開だ。例によってテニスの合間に日当たりのいいウバメガシの植え込みを探って歩くと、ムラサキシジミがみつかる。左の翅の前後と、右後翅が傷んでいて、これからまだ一冬を越さねばならないのに、これ以上は損傷が広がらないで過ごしてほしい。
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ときおり見せてくれるムラサキの輝きの美しさは健在で、しっかり撮影記録させてもらう。
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11/4にみたのと同じ個体だと思いながら撮影したが、よく比べてみると前翅前縁部のムラサキ鱗粉発現にわずかに差がみられ、この場所に2個体いたことがわかって嬉しくなる。
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posted by クジャクチョウ at 12:36| Comment(0) | 日記

2018年11月16日

アサギマダラの野外幼虫

Nov. 11, 2018、姫路市の蝶友と、モルフォオオムラサキが羽化した幼虫を採取した兵庫県佐用町のエノキを目指してオオムラサキの越冬幼虫を探しに行ったが、幼虫はまだエノキから降りてきていなく、近くにアサギマダラの幼虫が食草としているキジョランがあるからとその自生地を案内してもらった。3年前には車道沿いの崖側にたくさんみられたというが、崖側一帯がコンクリート防護壁に覆われてしまうという環境の激変でキジョランはまったく見つからない。車道が狭くなるため車を降りて500mほど歩いた崖下で友人がようやくキジョランの小さな株を発見(撮影記録は11/16)。
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道路反対側の谷側はどうかと目を移すと樹木に絡むように垂れ下がるキジョラン群がみつかる。
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このキジョランをよく見れば大きな葉っぱに小さな食痕がみられ、滑り落ちそうな崖に降りて足場を確保しながら食痕のある葉を手繰り寄せると裏面に小さな幼虫が確認できる。このときカメラを車に置いたままで記録を残せなかったため、本日、ビデオカメラ持参で再訪問し、幼虫2個体を確認してその撮影記録をとった。
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筆者にとってはアサギマダラの幼虫を野外で記録できたのは初めてのこと。これから気温が下がっていく状況で、アサギマダラの幼虫がどこまで成育できるのかが気になる。おまけの紅葉は昼食タイムをとった国民宿舎しんぐ荘そばの渓流沿いで撮影した、最もきれいにみえた一部分。
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posted by クジャクチョウ at 18:52| Comment(0) | 日記

2018年11月10日

ヒルガオが利用できる!

リュウキュウムラサキの幼虫に主としてサツマイモの葉を与え、同じ容器内にオオバコ、ヘラオオバコ、そしてヒルガオも入れているのだが、卵塊から孵化してしばらくは集団となっていた状態から、サツマイモの葉のあちこちへと散らばり始めた幼虫の中に、ヒルガオを摂食している個体が見られる。
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サツマイモの葉がまだ十分ある状況でヒルガオが摂食されているということは、今回の幼虫の食性としてヒルガオも好みの食草の一つだといえそうだ。オオバコとヘラオオバコにはまだサツマイモがあるためか幼虫が食い入る気配がないが、アオタテハモドキにはこれらが代用食となることがわかっている。ヒルガオは葉っぱが小さくて大量に採取できるかどうかわからないが、サツマイモが枯渇した際に使えることが明らかになった重要知見だ。
posted by クジャクチョウ at 20:37| Comment(0) | 日記

2018年11月09日

無事に孵化し,サツマイモを摂食

 リュウキュウムラサキの幼虫が孵化してきた。
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体長は2-3mm。卵から孵化してくる瞬間を記録したかったが、昨夜の23時時点ではまだ孵化してこなく、今朝目覚めた7時過ぎにはもうすべての卵から初令幼虫が出てきている。今は卵殻を食べたところで、これから果たしてサツマイモを食ってくれるかどうか、朝の時点ではまだまだ油断はできないと気を引き締める。10時前に念のため、野外のヒルガオとオオバコ、ヘラオオバコを少量採取して、いずれを好んで食ってくれるかと準備をし、孵化したての幼虫の行動を確認すると、嬉しいことにサツマイモの葉に穴をあけて摂食し始めている。
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サツマイモの葉っぱをいただけると約束してくれた農家がいつ収穫するのか、一週間以内だといわれていたものの、すぐ近くではなく電話番号も聞いていないため、何度か直接出かけて確認するつもり。なお、野外で採取したヒルガオの葉に移してみた幼虫に摂食する気配がないためサツマイモに戻したが、終令幼虫になってサツマイモがなくなった場合に、今一度試してみる。
posted by クジャクチョウ at 08:13| Comment(1) | 日記

2018年11月08日

ノジギク(野路菊)は兵庫県の花

兵庫県の花として有名なノジギク(野路菊)の群落地が高砂市大塩にあることは聞いていたが、本日、初めてその地を訪れてみた。地元の小学生が大勢で観察にやってきていて、一番見栄えのいい花壇の前でクラスごとに記念撮影をしているのをみやりながら、散策してみる。きれいなツマグロヒョウモンが花蜜を楽しんでいる花壇があり、ビデオ撮影を楽しむ。
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一方、ヤマトシジミが飛び回っているが止まろうとしないため、もしかしたらシルビアシジミが混生していないかとの期待を確認しようがない。路傍のカラムシにはアカタテハの幼虫の営巣がいくつかみられ、閉じたはずの葉っぱが自然に外れた巣から顔を出していて、
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カメラをむけるとあわてて巣内奥へと逃げ込む幼虫が観察できる。
posted by クジャクチョウ at 17:21| Comment(0) | 日記

リュウキュウムラサキの卵は有精卵

リュウキュウムラサキの卵が10/31の産卵後9日目となって、ようやく孵化の兆候を見せており、有精卵であることがはっきりしてほっとしている。
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サツマイモの葉っぱも、全幼虫の飼育に足りるかどうかは分からないが、収穫を遅らせている農家から相当量をいただけそう。代用植物として期待できる野生のイノコズチを探してみたが、種のつく長い花穂ばかりが目立って、葉っぱがほとんどない状況。あとはヒルガオとオオバコが考えられ、ぬかりのないよう補充計画をたてておかねばならない。
posted by クジャクチョウ at 16:43| Comment(0) | 日記

2018年11月07日

晩秋のチョウ

昨秋にウラギンスジヒョウモンの発生地だと確認できた加古川市郊外の休耕田へと行く前に、高砂市のジャコウアゲは生息地で路肩の草むらをチェックして越冬蛹3個体を回収。休耕田はきれいに除草された地面一帯にアリアケスミレが豊富に残されていることを確認できたが、母チョウが飛ぶ姿には出会えず。平荘町ウエルネスパークの図書館に立ち寄った際、ヤママモモの樹のまわりを飛ぶウラギンシジミのメスをみかけ、静止したところを撮影。
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足元のタンポポの花にはキタキチョウがやってきて、逆光でゆっくり撮影する間も吸蜜し続けていてくれる。
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近くのJA野菜売り場で小松菜、里芋などを求め、外食ランチを済ませからシルビアシジミの生息地をチェック。土手の上面がすべて刈り込まれて路肩部を除くすべてのミヤコグサがなくなっていて、シルビアシジミは見当たらず、ウラナミシジミのメスがミヤコグサに産卵する様子を撮影。
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妻が待つ車まで戻る途中で、かなりくたびれたブルーのシジミチョウが飛ぶので止まるまでついていく。ビデオ撮影をしたあと、裏面をのぞき込んでヤマトシジミだと判定し、
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ベニシジミ、チャバネセセリも記録。
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土手の平坦な部分にリンドウの紫がまだ秋は終わっていないと主張しており、
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土手斜面にはツリガネニンジンに加えてアキノキリンソウの黄色い花が増えている。
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帰宅後、PCに取り込んであらためてヤマトシジミかどうか確認するとシルビアシジミのようにも見える。しかし、後翅外縁2列目が太くないのでヤマトシジミだと断定。

posted by クジャクチョウ at 21:01| Comment(0) | 日記

2018年11月04日

ムラサキシジミの輝き

 11月3日、テニスの合間にナデシコ花壇とウバメガシの垣根周りを注意して歩くと、カバネセセリ、キタキチョウ、ツマグロヒョウモン、そしてムラサキシジミを確認。好天続きの11月4日、ビデオカメラを準備してテニスの合間にムラサキシジミを探してみる。昨日みた場所にはいなく、例によって自分がチョウだったら、という得意の発想で適度に日当たりが良く、心地よさそうな垣根をチェックすると今回もいる。ムラサキシジミのメスが少し飛んではウバメガシの葉上で休息し、すぐに美しい翅表を見せてくれる。
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ムサキシジミのきれいな画像をテニス仲間にみせると、すぐ身近にこのような美しいチョウがいることに驚いてくれる。裏面画像もみせて翅を閉じれば枯れ葉と同化できるような保護色となっていることも話すと、
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自然のみごとな仕組みに今一度驚いてくれる。アメリカセンダングサで吸蜜していたキタキチョウが、葉陰で身を隠す形で休息し始める動きを確認し、
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その様子も記録しておく。
posted by クジャクチョウ at 23:00| Comment(0) | 日記

リュウキュウムラサキが産卵

 10月29日に石垣島のオモト林道でフィリピン型のリュウキュウムラサキ母蝶を捕獲し、石垣市内のとあるホテルの外壁下にはびこるサツマイモの茎葉を1本だけ頂戴してタッパウエア内に保管。ティッシュに含ませた水分だけを与えてしのぎ、
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10/31に帰宅してからは吹き流しへと移してうすめたポカリスエットを与えていたのだが、今朝、サツマイモの葉っぱを確認すると実に60個以上の産卵をしてくれている。
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クローズアップ・レンズ装着のビデオ撮影記録画像で確認すれば有精卵のようにみえるが
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1997年に100個以上も産卵してくれたのにすべてが無精卵だったという経験をしており、孵化するまでワクワク・ドキドキだ。さらに安心できないのは、加古川や高砂ではサツマイモの収穫がとっくに終わっていて、幼虫のエサとしては代用食のオオバコしか調達できるものがないということ。これまでに経験のない珍しいタイプだけに成虫の羽化まで飼育を完成させたいものだ。
posted by クジャクチョウ at 21:14| Comment(0) | 日記