2018年12月28日

ECO大賞をあげる!

リュウキュウムラサキの飼育幼虫のうち、12/26日になってようやく終令へと脱皮する個体がいたりして残るサツマイモの葉っぱが気になる状況下、枯れ始めた葉っぱや黄色くしおれた葉っぱを美味しそうに食べてくれる幼虫2個体にはECO大賞!を与えたい。
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まだ幼虫が中令である頃、緑の新葉を食っている途中で、葉脈から白い液汁がにじみ出ると、とたんに食べるのをやめてしまうという挙動を観察したが、あの状況から推察すると黄ばむくらいになった葉っぱの方がむしろ熟して美味しいのかもしれない。
posted by クジャクチョウ at 18:37| Comment(0) | 日記

2018年12月26日

合点のいかない寄生バチ

朝一番の飼育ケース内清掃時の再確認で、リュウキュウムラサキの前蛹が8個体、終令幼虫が8個体という状況。幼虫はすべて人形ケース内で下端部を水漬けとしてあるイモの茎葉へとまとめたのだが、今朝になってそのケース内に小さなハチがいるのに気づく。急ぎ外へと追い出し捕獲してよくみれば寄生バチの一種のようだ。
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ケース内に寄生バチがいるのは合点がいかないことで、毎朝の掃除の段階で部屋のどこかにいたのが侵入したとは考えにくく、かといってサツマイモに発生源があった可能性も低く、よくわからない。このハチがすでに幼虫に寄生卵を産み付けたのかどうかも不明で、そのようなことが無いことを願う。
posted by クジャクチョウ at 11:13| Comment(0) | 日記

2018年12月24日

リュウキュウムラサキが蛹化

石垣島から連れ帰ったリュウキュウムラサキの母蝶は
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約50卵を産んでくれて、すべてが順調に孵化したが、
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その後に寒波襲来があって生き延びられない弱い個体が続発し、結局、中令以上まで成育した幼虫は15頭。娘の音楽仲間でオカリナの奏者であるNさんから遅くまで収穫をせずに残してくれたサツマイモを分けていただけるというラッキーに恵まれ、本日、最初の蛹化個体が出た。
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終令幼虫は体長6cmにもなるが、蛹化前には4cmほどに縮まり、摂食をやめて徘徊し始める。そういう個体を見つけては吹き流しへと移していて、12月22日に前蛹化した個体がようやく蛹化第一号となった。できることならサツマイモの茎に下垂蛹となってくれると自然に近い撮影記録となるのだが、吹き流し内で蛹化場所を決めかねて動き回る幼虫とともに、前蛹も記録をとっておく。
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中令幼虫の段階からときどき撮影記録を残した分も、ここに整理しておく。最初は摂食中の中令幼虫。
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次いで、終令幼虫への脱皮後で、トゲの黄色が目立つ。
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たまに脱皮後に古い頭部殻を落としきれずに困っている幼虫もみる。
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黄色いトゲはやがて赤茶色へと変わるのだが、この段階が一番美しい。
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何も知らずにこのような毛虫に出会えば、とても触ったりする気にはならないが、美しいチョウへと変身することを知っているから、もうかわいくて仕方がない。多くの飼育時に観察できることだが、終令幼虫に限らず、リュウキュウムラサキの幼虫もなぜか近いところで寄り添うような習性がみられる。
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毛虫が集まった状況は明らかに異様で、外敵に対してより近づきがたい様相をみせる知恵なのかもしれない。
posted by クジャクチョウ at 17:56| Comment(0) | 日記

テニスの合間にムラサキシジミ

天気は良いが冷たい風のある日中、越冬中のムラサキシジミの様子を観察。まず、ハトの羽を目印としたウバメガシの垣根を調べると今日はいる(No.3)。
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最初の態勢では右後翅が傷んでいるかどうかの判別ができず、垣根の全体像がわかる撮影記録をとっておく。
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一番いい場所を選んだ個体(No.1)はときどき閉じていたアンテナを開いて少しずつ位置をかえたりするが、
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気温が高い日には日向ぼっこをする個体(No.2)は、びくともせずにアンテナもしっかり閉じている。
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時間を空けてNo.3個体を観察すると、右後翅の傷みがはっきりと識別できる態勢へと位置を変えていて、先日のメスだとわかる。
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昨日、宝石の輝きをみせてくれたNo.4個体に今日は出会えず。
posted by クジャクチョウ at 17:36| Comment(0) | 日記

2018年12月23日

越冬ムラサキシジミを継続観察

雨上がりの好天日、気温があまり上がらない昼前に越冬中のムラサキシジミの観察にいってみる。ウバメガシ垣根の根元に目印としてハトの羽を置いた場所にムラサキシジミの姿はなく、孤立樹の2か所には先日観察できた個体が場所をかえずに静止している。
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雨風をしのぐのによく考えた葉陰に陣取る個体は、観察中に少しずつ動いて頭の位置を変えてしまうが、その理由はよくわからない。
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21日に翅全開で日向ぼっこをしていた個体は、元の場所に落ち着いた状態でまったく動かない。
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垣根から消えた右後翅に傷のある個体はどこかと探すうち、ちらちらと飛び遊ぶ個体が目に入る。翅のどこにも欠損部分はないことから4個体目の出現だ。
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一度姿を見失い、どこにいるのかとウバメガシからクスノキへと変わる垣根を見て回り、元の場所へともどる途上宝石のごとくに輝くムラサキ色が遠目に飛び込んでくる。ビデオカメラを準備して近づき、いよいよONにしようとしたそのとき、ムラサキシジミは翅を閉じてすぐに飛び立ち、たちまち姿を見失う。まばゆいばかりに輝くムラサキシジミの翅表紋はメスであることを示していたが、その美しい光景は脳裏にのみ残る。
posted by クジャクチョウ at 22:04| Comment(0) | 日記

2018年12月21日

小春日和の昼時

久しぶりに暖かくなった昼時、ムラサキシジミの様子をみに行ってみる。ウバメガシの2か所で越冬態勢を整えていた個体を調べると、1個体は元の場所から少し位置を変えていてアンテナの存在からチョウだと判別できる。
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もう1個体はどこかと目を移すと、見事に目立つ位置で翅を全開にして日向ぼっこをしている。
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部分的に葉っぱの影が映るのが残念だが、少し角度を変えて美しいムラサキの輝きを記録してみる。
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やがて体温が十分に上昇したのかいきなり飛び始め、高い位置で今度は葉陰が映らない開翅を見せてくれるので精一杯腕を伸ばして撮影し、
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これでよしと帰ろうとするそばのウバメガシ垣根まわりをムラサキシジミが飛ぶ。
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右後翅が少し破損していることから3個体目の出現だとわかるが、少し日向ぼっこをしてから、このあと越冬する場所にするのか、枯れ葉の影部分へと潜り込んで動かなくなる。
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継続観察のために、目印として落ちていたハトの翅を垣根の根元に置いてから撤収。
posted by クジャクチョウ at 14:12| Comment(0) | 日記

2018年12月19日

オオムラサキ越冬幼虫追加

 兵庫県佐用町に生息するオオムラサキ Sasakia charonda にブルータイプの個体が確実に混生しているのかどうかを確認したく、12月12日に回収できた2個体だけでは心もとないため、本日再度現地を訪れて幼虫を探してみた。久しぶりに城崎温泉の大江戸温泉物語きのさきに1泊旅行をした帰路、もしも幼虫が見つからなかったら現地に置き去りにされるという冗談交じりの条件付きで妻に迂回してもらったわけで、現地には16時に到着。雑木林へと降りていき、エノキの根元のかなり湿った葉っぱ群に6個体の越冬幼虫をみつけることができて、置き去りの刑はまぬかれたと胸をなでおろす。
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本日の画像記録は4個体だけで、次いでみつけた2個体とともにビニール袋に落ち葉ごと納めて持ち帰る。帰宅後にビニール袋から回収する段階で2個体が目を覚まして移動していたが、湿り気の残る落ち葉へと戻す。今回は合計8個体で来年夏まで飼育をして確認をする。ちなみに2016年にブルータイプが羽化したのは5個体中の1個体という確率だった。
posted by クジャクチョウ at 19:47| Comment(0) | 日記

2018年12月15日

越冬態勢に入ったムラサキシジミを探してみた

さすがに12月も半ばを過ぎて日中の気温が低くなると、高砂公園のウバメガシ垣根まわりに飛ぶチョウの姿はなく、ムラサキシジミが越冬態勢に入っていると思われる孤立したウバメガシの樹を調べてみる。12月1日の暖かい日中に、飛び遊んでいたムラサキシジミが枯れ葉のある部分へと潜り込んだことがあり、おそらくそのような場所に潜んでいるはずだと調べていくと、案の定、うまくカムフラージュ効果が発揮できる形で枯れ葉に静止するムラサキシジミが見つかる。
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蛾の幼虫が葉っぱを食ったあと、クモの巣を張り巡らしたように糸掛けをした枯れ葉の塊がいたるところにあるが、ムラサキシジミはそのような環境は避けているようで、網状の糸掛けがない枯れ葉に注目すると、新たな越冬個体がみつかる。
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今後、気温が高い日にはいくらか活動をするかもしれないが、しばらくこの2個体について観察を続けてみようと思う。
posted by クジャクチョウ at 14:46| Comment(0) | 日記

2018年12月12日

オオムラサキの越冬幼虫

滋賀県にはオオムラサキの非常に美しい変異タイプが生息する地域があって、愛好家の間ではブルーまたはモルフォオオムラサキと呼ばれている。2015年に兵庫県佐用町で採取した越冬幼虫の飼育5個体中から、ほぼ同じ色調のオオムラサキが羽化したことから、このタイプの遺伝子をもつ個体が確かに佐用町に分布しているかどうか調査を進めている。このときの羽化は夜明け前の時間帯で、気づかないうちに蛹殻につかまり損ねて墜落していて、回収できた羽化不全体の何とか伸びた片側の翅だけをチョウアルバムとして残している。
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今年の11月、2015年に越冬幼虫を採取した友人に現地へと案内してもらい、本日、同じ場所で越冬幼虫2個体をみつけて持ち帰った。
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2本ある小さくはないエノキの根元で発見できたのはそれぞれ1個体ずつで、もっといるとの想定は外れてしまった。本日の15分ほどの探索では見逃した複数の個体がいたはずで、次の世代へと途絶えることなき発生を願う。
posted by クジャクチョウ at 16:50| Comment(0) | 日記

2018年12月08日

ヒメヒカゲの生息環境整備

 加古川の里山・ギフチョウ・ネットの本年最後のイベント:ヒメヒカゲ生息地の環境整備。国際ソロプチミストから女性4名、ギフネットからは男性4名の参加で、急峻な山肌に茂る笹竹、コシダなどの下草刈りと、イヌツケ、ヒサカキなどの常緑雑木の間伐、および防火対策で植林されたヤマモモの枝打ちを実施。
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コシダを刈り取ると越冬準備に入っていたと思えるキタキチョウとキタテハが飛び出してくるハプニングもあって、
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その観察や撮影記録をとるのが適度の休憩となったりして、結局約2時間。
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作業が終わった後の山肌には明るさがもどり、来年もヒメヒカゲの発生を楽しみたいものだ。
posted by クジャクチョウ at 16:57| Comment(0) | 日記