2019年03月30日

ジャコウアゲハが成る木

ジャコウアゲハが成る木:オオムラサキの越冬幼虫が目覚めて登り始めた鉢植えエノキの根元に、羽化兆候を示したジャコウアゲハの越冬蛹を並べて静置しておいたら、今朝になっていっせいに羽化して、エノキがジャコウアゲハが成る木になっていた。
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今回もすべてオスで、ウマノスズクサが生育するまで羽化しないでほしいのに、蛹の中でもう春が来たと感じてしまうのだろうか。
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2019年03月29日

ジャコウアゲハを放す

 昨秋に回収したジャコウアゲハの越冬蛹が、少しずつ羽化してくる。オスが3個体そろったところで、越冬蛹を回収した元の発生地へと連れていき、菜の花やカンサイタンポポなど吸蜜植物が開花していることを確認して、まずは菜の花の上にそっと放してやる。
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やがて1個体だけが元気よく飛びたつが、しばらくすると草むらへと落ちて静止する。この個体をタンポポの花へと移してみても、口吻を伸ばすことはなくじっとしたまま。
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薄曇りで冷たく感じる西風が吹いていて、飛び遊ぶには気温が十分あがっていないせいだろう。土手斜面には可憐なオオイヌノフグリが転々と咲き、
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名前がわからない白い花もみる。ツクシもすでに花を開いた状態のものからつぼみのものまでばらつきがある。早く芽を出してほしいウマノスズクサだが、いぜんとして全くその気配がない。
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自宅近くまでもどった草地で、まだ旅立ちをしていない冬鳥のツグミが、しきりと何かをついばんでいる。
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2019年03月28日

オオムラサキの越冬幼虫

 バルコニーに置いてある鉢植えのエノキがようやく芽吹いてきたので、室内冷暗所で保管してきたオオムラサキ Sasakia charonda の越冬幼虫を、エノキの枯れ落ち葉に付着したままの状態で根元に移しておいたところ、すぐに目覚めて木に登る個体や、鉢の縁を歩き始める個体がみられる。そのとき、遠くから種名がわからないが野鳥の鳴き声が耳に入り、このままでは野鳥にやられるかもしれないとの思いが頭をよぎる。すぐに重い鉢を室内へと移し、鉢の縁を歩く幼虫は絵筆を使って根元付近へと移す。1時間もしないうちにどうしてそこに、という感じで鉢から離れた室内床面を散歩する個体が目に入る。再びエノキ根元へと移して数時間。外出先からもどって確認すると、エノキの枝分かれ部分に落ち着いた個体が3頭。
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2個体目のそばにみえるのはカイガラムシか何か、多分、いい影響はないと思われるのであとで除去するつもり。根元の落ち葉を裏返すと、まだ休眠中の個体が確認でき、
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残る他の個体もまだ落ち葉裏について眠っているようで、これからの成育をしっかり見守っていく。
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2019年03月26日

ジャコウアゲハの自然越冬蛹

冷たい西風は吹きやまないが、日中の気温が上がったところで高砂公園:テニスコート周辺の越冬明けのムラサキシジミを観察に行ったが姿がみられない。一方、昨3月25日に室内の冷暗所で保管しているジャコウアゲハの越冬蛹から気の早いオスが羽化し、飛びたいそぶりを見せるので暖かい正午過ぎに野外へと放すと、西風に吹き上げられて飛び去っていく。気になるのがジャコウアゲハの野外生息地の状況で、16時過ぎに確認に行くとウマノスズクサはまだ全く芽吹いていない。このような状況でなぜ早く羽化する個体がいるのか、納得がいかない。昨年の晩秋に越冬蛹を回収した「蛹のなる木:アキニレ」は葉っぱがすべて落ちて枝だけとなっていて、回収見落としの蛹がいなかったかどうかと調べると、根本周りに見落としはなかったが、細い枝に1個体の越冬蛹がみつかる。
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葉っぱが茂っていた段階で見落としたのか、あるいは回収したあとで蛹化したのか、いずれにしても生きた自然状態での越冬蛹を記録できたことはうれしいこと。
posted by クジャクチョウ at 17:20| Comment(1) | 日記

2019年03月18日

越冬明けのキタテハと南国産リュウキュウムラサキ

 所用で出かけようとした途端、おとなりのKさん宅の玄関先に咲く花々をキタテハが訪れているのに気づき、急ぎビデオカメラを取りに戻る。名前がわかるビオラの花蜜を求めるようすを記録し、
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名前がわからない花へと移ったところも記録しておく。
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やはり3月も後半に入ると風がなければ陽ざしが暖かく、越冬明けのチョウが飛び出してもなんの不思議もない。2月17日に最後の蛹から羽化した石垣島産リュウキュウムラサキは、さすがに関西の2月は寒さが堪えたようで、羽化不全のまま翅が固まったのがあわれで、スポーツドリンクを飲ませて1か月、主に吹き流しのなかで過ごしてもらったのだが、せめてこの春の陽気を楽しませてやろうと、キタテハが飛び遊んでいた空間に放してやる。オスの仲間もいなく遠くへと飛ぶ力もない状態なので、放蝶することが問題となることはない。Kさん宅の壁面の方がお気に入りで、しばらく見守る間にも花蜜へとは向かわない。
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1か月経過していても、前翅のムラサキ幻光の輝きの美しさは残っている。
posted by クジャクチョウ at 18:43| Comment(0) | 日記

2019年03月17日

ギフチョウの保護をお願い

 2019年3月17日、加古川の里山・ギフチョウ・ネットの年次総会のあと、加古川市志方町の城山に登り、加古川市環境政策課が作製してくれたギフチョウの保護をお願いする看板を設置。計画では登山口の車進入防止柵の鍵を入手して山頂直下の駐車場までは車でいく予定だったが、手違いがあって加古川市の職員もギフネット側も鍵を入手できていなく、行程1kmの山道を歩いて上ることに。ギフネットのメンバーにとって徒歩での登山には何も問題ないところ、この日はBanBanTVから取材に来ていただいており、重いカメラ一式をかついで上り下りして下さった江村さんにはまことに申し訳ない結果となってしまった。
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最初の看板設置は、2008年にギフチョウの乱舞を楽しめた山頂部のすぐ下の広場。登山口からの坂道約600mを歩いて一息きつく間もなくなお続く400mほどのきつい階段道を登り切って初めて視界が広がる地点で、誰もの目にすぐ飛び込む効果をねらう。
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残りの2枚は山頂部の保護ロープが張られた2か所に設置。この日は登り初めには雨が降り始めたが、看板の設置を始めるころから雲が減り、山頂部では青空もみえてくる。登り初めたときにほぼ同時に歩き始めた仲のいい若いご夫婦が広場のベンチで食事をすませ、眼下に広がる景色をカメラ撮影したり、とてもいい雰囲気。
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最初に看板を設置した広場で簡単な昼食をとるあいだ、傍のハルニレに本来なら昨年の11月頃に羽化したはずのウスタビガのマユの緑が映えていた。
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2019年03月09日

2019年の初観察蝶はモンシロチョウ

暖かい陽射しのもと、越冬していたムラサキシジミの様子を見に行くと、ウバメガシの越冬定位置2か所に姿はなく、まわりを調べても日向ぼっこを楽しむムラサキシジミが見られない。そこにふわりふわりという飛翔で現れたのはモンシロチョウ。日当たりのいい路面へと落ち着いたところを、今春の初蝶として撮影記録をとる。
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通常オスよりは発生が遅くなるはずのメス個体だ。やがて体温があがったのか飛び立ち、
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その飛翔についていくと、やはり日当たりのいいマサキの葉上に落ち着く。
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