2019年04月30日

舞子海上プロムナード

自然観察ノートの番外編として、兵庫県立舞子公園の舞子海上プロムナードを歩いてきたので記録しておく。出発時に家を出るのが遅くなって山陽電車の特急1本をやり過ごしたあと、近くにあるツツジの道を散策し、最新型の須磨行き普通電車を見送ってから
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次の特急で舞子公園まで行く。舞子海上プロムナードというのは明石大橋の下に設けられた海上約47m、全長約317mの回遊式遊歩道のことで、この全ルートを散策できるサービスでは陸側から水平距離で約150mまで進むことができる。
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途中、眼下に海面をのぞくことができるガラス張りのコーナーがあり、中央部に設けられた丸木橋か強化ガラス上を渡ることになる。眼下に海面がみえるガラスの上は、強化ガラスだとわかっていてもいい気分はしなく、丸木橋は幅が広いけれども上部明石大橋を走り抜ける自動車の振動で常時揺れている。
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回遊式遊歩道は途中のどこからも周りの景色を眺めることができ、見降ろした「移情閣(孫文記念館)」を撮影記録してみると、さすがに47mの高さだと芝生の上にいる人たちが実に小さく見えてしまう。
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この明石大橋ではさらにレベルの高いブリッジワールドという、つり橋を支える主塔の高さ約300mとなる先端部まで登ることができる参加料3000円のサービスもある。一度に48名までで専用のブリッジウエアと青ヘルメットの装着を義務付けられ、参加条件には中学生以上、高所恐怖症または閉所恐怖症ではないこととの記載がある。本日は、その48名がちょうどツアーを終えて戻ってくる場面に出くわし、案内のおじさんは参加申し込み用紙を手渡してくれ、参加した女性に声をかけて「なかなか良かったですよ」との感想を聞くこともできた。中には外国人もいて満足げな笑顔を見せていたが、いただいた参加申し込み用紙を使うことは多分ない。
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2019年04月29日

ボタンの花を観賞

Apr. 29, 2019 須磨離宮公園、そして姫路の医王寺へ
 午前中は雨が降らないことを確認して須磨離宮公園に出かけてみた。噴水が勢いよく水しぶきをあげる中央広場は、バラの開花がまだまだという感じで、藤棚に少しばかり紫と白の藤の花が開花し始めているのを眺めて、本日、唯一の見どころとなっているボタン園へと歩く。すでに台湾か中国の人と思われる複数の男女がカメラ撮影をしており、絵手紙にボタンの花を大きく描いて持参した絵の具で彩色をしているご婦人を二人も見かける。ここでは昨年にほとんどのボタンンの花を撮影記録していて、今年も同じような花が同じ場所に咲いているという感じで、積極的に撮影しようという気にならないが、背景をうまく選べば記録してもいいかなという花がいくつかはある。といって撮り始めるとあれもこれもと結構な数を記録している。
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ピンクの花には明石潟という名札が立っていて、いかにもこのあたりに咲いているのがふさわしいように思わせる。なかには珍しい斑入りの花もあって妻が教えてくれる。
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ボタンばかりかと思えば池がある場所には白花を交えたシランがいい感じで咲いていたり、
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この離宮公園で発見されたという突然変異の桜:須磨浦普賢象というユニークな桜が咲いていたりするので、いずれも撮影記録をとっておく。
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白花がまじる部分もあるが、説明板によれば咲き初めには黄緑色だそうで、以降白からピンクへと変化していくものと思える。
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バラの花の鑑賞には5月に入ってまた来ようと帰る途上、モッコウバラに似た花や、中国原産種だというコウシンバラ:R. chinensisなど少ないながらも開花し始めたバラの花がいくつか見られる。
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黄色いバラは R. foetida ‘Persiana’ でペルシャン・イエロー、薄い杏色からオレンジへと変化するバラはモダンローズだとある。
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電車利用での離宮公園詣でから帰宅する頃には雨がいつ降り始めてもおかしくない天候となっていて、昼食後は車で姫路の医王寺へと出かけて再びボタンの鑑賞タイム。
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珍しい品種は島根県の大根島から入ってくるという話は昨年の訪問時に住職が詳しく説明してくれたのだが、本日案内してくれたおばちゃんからも「大根島から移入したアメリカの品種」だという説明を受けたりする。この医王寺のボタンは最盛期を過ぎた品種が多く、チューリップと同じように茎ごと切り落とされた大輪の花々があちこちに散見される。ここは離宮公園のような地植えではなく、すべてが鉢植えで、室内を含めてほとんどが背景に人工物が入ってしまうが、そういうことを気にするのはやめてきれいだと思える花々を次々と撮影記録させてもらう。
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寺院を出たところにも鉢植えボタンがずらりと並んでいて、撮影し始めるとついつい背景に人工物がないようなサングルを探してしまう。下からのアングルだとだいじょうぶかというと電線が入ったりして、撮りたい方向が限られてしまう。
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やがて雨が降り始め、昨年に観察できたサトキマダラヒカゲの姿を見ることはなく、環境的にはツマキチョウが飛び交ってもよさそうだなと感じつつ退散。
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2019年04月28日

神戸市相楽園はツツジ

2008年、2016年とクロマダラソテツシジミが発生して有名となった神戸市の相楽園を初めて訪れてみた。幼虫がソテツの新芽や新葉を食害するこのチョウが相楽園で大発生したということが納得できるほどに、正門を抜けた庭園の右手に「蘇鉄園」と銘打った70株以上のソテツの植え込みがある。定期的に刈り込みなどの手入れがされるとすれば、新芽が多い時期もあるだろうし、そのような時期にクロマダラソテツシジミが飛来すれば大発生するにちがいない。参考画像は2016年に和歌山で遭遇した大発生現場での記録で、まさに乱舞状態だった。
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 この庭園に本日みられた花はもっぱらヒラドツツジで、普通にカメラを向けると平面的な絵にしかならない植え込みが多く、撮影意欲は沸かない。とはいえ、元町からせっかく長い坂道を登ってやってきており、まったく証拠写真を撮らずに帰るのも話にならないと、許せるアングルを探していくつか記録してみる。
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庭園内では新婚さんの前撮りなのか、あるいは商業的撮影なのかわからないが、若いカップルに新婚さんらしいほほえましいポーズを指示するプロカメラマンがいて、いろいろ場所を選んで撮影している場面に出くわす。邪魔にならないようにと庭園内をひたすら散策するうちに、先ほど渡った池にかかる橋の上でポーズをとる光景がみられ、プロカメラマンが狙う位置からは池面への映り込みがどのようにみえるのかと想像しながら、後ろから見ても絵になるので、遠目の撮影ならいいだろうとシャッターを押してみる。
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「山野草展」という標識があるのでそちらに行ってみると、個人で購入してもとても育てられそうにないコマクサや湿原性植物などがたくさん売られている。それらのなかで花がきれいなイカリソウ、イワチドリ、カラマツソウの仲間など撮影させてもらう。
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ギフチョウやヒメギフチョウの食草となるフタバアオイも展示されていた。
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土足では入り込めないハッサム住宅への入り口には赤紫色の花が咲く、その花の形からマンサクの種類にちがいない植物があり、撮影記録をとってWeb検索で調べるとベニバナトキワマンサクという種類らしい。
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ウラクロシジミの幼虫がマンサクを食べて育つことがわかっているが、この花でも育つのかどうかは分からない。
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2019年04月27日

ギフチョウの2019年産卵数は順調

「加古川の里山・ギフチョウ・ネット」の恒例行事の第2弾はギフチョウの産卵数調査。本日は参加メンバー10名で、昨夜の雨で足元がすべる山道を歩くなど7か所を巡る。
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ギフチョウの産卵数調査は、幼虫の食草であるヒメカンアオイの葉裏を片っ端からめくるという大変な作業となるが、ギフチョウのメスは、平面的に広がる複数枚からなる1株に対して、周辺部の葉裏に産卵する習性があることがわかっているので、中心部の葉っぱまで逐一調べる必要はない。なお本日、うっかりビデオカメラを車に忘れたままで山に入ってしまい、活動の撮影記録はすべて立岩さんにお願いするはめに。スタート地点では全く産卵を確認できず、4/6,13と実施したギフチョウ観察会で出会えた成虫の数が例年になく少なかったことが関係しているようで気分が落ち込んだのだが、次の調査地で竹内さんがようやく産卵を確認し、その後も他のメンバーから「11個」「6個」「7個」など、次々と記録をとる竹内さんに知らせる声があがり、結局、合計で昨年の倍近い産卵数を確認できた。
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なお、葉裏が緑色ではなくて赤紫のヒメカンアオイに果たして産卵をするのかどうかがずっと気になっていたが、本日、葉裏が赤紫のヒメカンアオイへの産卵が確認できた。
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また、孵化後の幼虫が成育するのにはヒメカンアオイの葉っぱの量が明らかに足りない産卵数を認める地区が2か所あり、次回5/11の幼虫調査の段階で、場合によっては幼虫をヒメカンアオイの量が多い地区へと移す必要がある。
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2019年04月21日

オオルリの撮影を楽しむ

 昨日は三脚が使えず、目の前にいるオオルリが小さくしか撮影できなかったため、本日リベンジ目的で再訪問。すでに複数のカメラマンがオオルリに向けて撮影の最中。枝葉が込み入った林のどこかにいるオオルリを視認するのは容易ではないが、ここでの野鳥撮影のみなさんはとても親切で、オオルリがいる位置をすぐに教えてくれる。そのあとは自力でオオルリの動きを追うことになるが、チョウの自然観察で鍛えた観察力が生きるのか、いったん姿を消した後再び林内のどこに現れるかわからないオオルリを素早く見つけることができるようになる。以下、本日撮影できた16シーンの中から映像を抜粋してアップする。
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ここの林の中では、オオルリが止まる位置によっては手前に枝や木の葉があることが多く、障害物のない映像の記録にこだわるなら撮影に苦労するが、そのような情景もまた自然の姿だと可能な限りの撮影記録をとった。
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せっかくのビデオ撮影だから動きのある飛翔姿はないのかと探したNo.1を示す。
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枝が込み入った位置から飛び立つ際は、羽の開閉をじつにうまくコントロールしている。
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最後に、本日の撮影隊がオオルリの登場を待っている情景を示しておく。
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2019年04月20日

オオルリに再会

シルビアシジミの継続発生を確認できた新生息地から、八重桜の名所である日笠山へと転戦。今年は開花が1週間ほど遅れていてまだ3-4分咲き。ここの山頂部には例年この時期にオオルリという美しい野鳥がやってきて、多くのカメラマンが押しかけるのだが、本日いたのは2人だけ。なかなかオオルリが姿を見せないため一人がしびれを切らして撤収。残る男性はコゲラのカップルが巣のある樹肌でツーショットとなる光景の撮影を目的として300mmの望遠レンズをセットしている。ヤマザクラの細い枝先で時にはぶらさがるように花をついばむのはヤマガラだと男性が教えてくれる。花には蛾の幼虫がたくさんついていて、野鳥はそれをついばんでいるとのこと。近くの花で確認するとアメリカシロヒトリの幼虫が群生状態。
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正午を知らせるサイレンの音が響いて10数分。オオルリが好んでやってくる樹林帯を期待を込めて眺めていると、ヤマガラよりも大きい野鳥がやってくる。オオルリのメスかもしれないと撮影記録をとり、帰宅後に確認するとシメのようだ。
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そのあと3分ほど経過してようやくオオルリがやってくる。妻も2頭いるよと教えてくれる。この林ではオオルリが止まってくれても背景が抜けるような状況は期待できなく、とにかく止まってくれた位置をはっきりと確認してビデオカメラのファインダーにとらえることが肝心なのだが、それがまた至難の業。結果的に、ファインダー内にとらえることができた数少ない映像記録から、少しでもオオルリの存在を確認できる部分を切り取ってみる。
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最後に飛び立ってしまう際のとても美しいルリ色の輝きを妻もみえたといってはくれるが、その映像はビデオスロー再生から切り取るのが精いっぱい。
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2枚目の記録は、大きくは撮れていないが羽を広げて飛び去っていく姿がはっきりと記録できている。野鳥タイムを終えたあとは、日向ぼっこをする越冬明けのヒオドシチョウにカメラを向け、
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結局、八重桜の鑑賞に時間を割くことなく、妻が散策時に気づいて教えてくれた、満開をとっくに過ぎたソメイヨシノザクラが路面一帯に落花のじゅうたんを敷き詰めてくれている情景を記録して撤収。
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シルビアシジミ安泰

昨年の4月にシルビアシジミの生息を確認した新発見産地は、10月の訪問時にミヤコグサがすっかり刈り込まれていて継続発生が懸念された。暖かい春になって、1年経過後に発生を継続できているかどうか確認に行ってみる。新鮮なヒメウラナミジャノメが多く飛び交うタンポポの花が多い草地に目を凝らしてシジミチョウを探すと、ミヤコグサのまわりで産卵しそうな飛び方をするメスが確認できるが、目の前では産卵せず。
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次いでオスを探すと、低空飛翔のブルー・シジミがタンポポの花に止まり、ぜんまい状のストローを伸ばして吸蜜し始める様子を撮影記録。
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別個体が同様にタンポポを訪れており、撮影時に翅が破れているように見えたのは羽化不全による歪みだったたことがわかる。
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その個体が飛び立つ瞬間の映像で見れば、後翅に傷みがあるものの前翅に破損は見られない。
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到着時に多くみられたタンポポでのヒメウラナミジャノメの吸蜜シーンは、シルビアシジミの確認前に記録して置いた。
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