2019年05月04日

珍しい変異個体に出会えた

雑木林の木漏れ日がさす小道で、太陽光線を浴びて裏面の鱗粉を金色に輝かせるコチャバネセセリを観察。少しずつ態勢を変えるコチャバネセセリを対象に、鱗粉の金色の輝きを忠実に映像として記録するのが意外と難しい。
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林を出て妻が待ってくれている車のそばまで歩いたそのとき、道路際に咲く藤の花蜜を求めるコチャバネセセリが目に入り、その撮影に集中する。コチャバネセセリは2個体いて、お互い競うように蜜を求めて花房の多い藤の花周りでその位置を変えていく。
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カメラのファインダーにとらえることができるセセリは小さくて、鱗粉の発達具合などの差異をその場で判定するのは簡単ではなく、裏面が金色を帯びた明かるい黄色で普通ではない個体だな、と感じながら撮影記録をとったのだが、
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190504-コチャバネ1220.bmp
帰宅してその画像を確認すると、明らかに本来見られるはずの紋が一つもない珍しい変異個体だったことがわかる。コチャバネセセリはその気になれば普通に出会える種で、希少種ばかりに重きをおく愛好家は見向きもしないが、分け隔てなく観察すればごく普通種のチョウでもこのようなうれしい発見がある。途中で「私も撮って」と言わんばかりに藤の葉上で翅を全開にして見せてくれたヒメウラナミジャノメも、後翅表の眼状紋が大きな2個だけというのが普通なのに、小さな紋がさらに3個も出現した珍しい個体だったことがわかる。
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なお、最初の雑木林内の小道沿いで緩やかに飛び遊ぶコミスジにも出会ってその撮影記録をとっているが、翅表を目いっぱい開いたシーンの記録は取れず仕舞い。
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おまけの画像は藤の花に多かったクマバチの記録。
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posted by クジャクチョウ at 20:40| Comment(0) | 日記