2019年05月08日

山岳部の渓谷で

2泊3日の予定で城崎温泉へと出かける直前、玄関前の鉢植え花へとアオスジアゲハがやってきてすぐにそこで日向ぼっこなのか、我々の出発を見送りにやってきてくれたのか、翅を開いたまま動こうとしない。
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せっかくだからと撮影記録をとって出発。途中、城崎温泉への通常ルートを迂回して、ミツバウツギが咲いていればアオバセセリとの出会いが期待できる渓谷地帯へと寄り道。渓流にかかる橋を渡り切ったところにとてもいい香りを放つ花が満開状態のエゴノキがあって、たくさんのクマバチが盛んに吸蜜しているが、チョウはいない。
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黄緑色の新葉がきれいなコナラなどの梢部分をヒラヒラと優雅に舞うウスバシロチョウがいて、その舞い姿を目で追うと、青空を背景にとてもいい景色となるタイミングがあるが撮影記録をとるのは難しい。ミツバウツギのある場所へと歩を進めると期待通りに7割ほどの開花状態で、アオバセセリも吸蜜にやってきているのがわかる。訪れている場所は高い位置の花で、すぐに蜜を求める位置を変えるためその撮影は容易ではない。すばしっこく移動する様子をズームアップ状態のビデオカメラで追うわけだが、きれいな翅のグリーンや後翅尾端のオレンジ色はチョウが明るい位置にきた瞬間にだけみられ、
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多くの場合逆光で、さらに影となる位置にくるとまるで色彩の記録ができない。
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転々と忙しい動きで訪花位置をかえて、やがてどこかへと飛び去ってしまう。2個体が入れ替わるように飛び交うウスバシロチョウが高い位置から急降下をして雑草のなかに茶の木が混じる休耕の畑地へと降りてくることもあるが、そこは立ち入りができない鹿対策だと思われる柵が設けられていて、草むらへと降りて休憩し始めた姿をズームアップ撮影するのがやっと。
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再びミツバウツギの花にくるチョウ観察へと戻ると、渓流から遠い位置の山際にあるミツバウツギで蜜を吸うミヤマセセリがいるのでその動きを追ってみる。
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光線が翅表を明るく照らす時点で前翅の白紋がはっきりとみえてメスであることがわかる。
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渓流沿いのミツバウツギにアオバセセリが戻っていないかと移動すると、ミヤマカラスアゲハがやってきている。このチョウも高い位置の花に蜜を求め、翅を全開とした状態で夢中で求蜜する様子をズームアップ撮影するよりほかなく、逆光での記録のみで翅表の美しい色が撮りこめない。
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城崎へと向かうタイムリミットである15時がせまって車に戻る際、橋たもとで芳香を放つエゴノキにきていたミヤマカラスアゲハが驚いて飛び立ったかと思うと、遠くはない位置の木の葉上にとまる。
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吹き抜ける渓流独特の風で樹木の枝葉がかなり揺れるが、ミヤマカラスアアゲハは悠然と翅を広げたりしながら休憩をしており、その様子をやはりズームアップ撮影。
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実際目に見える光景へとズームアウトしていき、チョウの位置を矢印で示したのが上の画像で、チョウの動きを初めからみていないと、どこに止まっているのかまず見つけられない。
posted by クジャクチョウ at 22:09| Comment(0) | 日記