2019年09月17日

黄色型のメス

 シルビアシジミの生息地は、ミヤコグサを共有してモンキチョウも生息しており、風が強く吹き抜けるせいで、少し飛んでは草の間で休憩する個体が観察できる。そんななかに交尾個体もいてよくみればメスが黄色型だとわかり、撮影記録をとろうと接近すると思った以上に敏感で、何度も飛ばれてしまう。
190917-黄色♀交尾1108.bmp
190917-黄色♀交尾1108a.bmp190917-黄色♀交尾1111.bmp
それでも風が強く吹くせいもあって遠く飛び去ることはなく、すぐに近くに止まってくれるので、複数の撮影記録をとるはめに。最後の画像では交尾飛翔が←♂+♀であることがわかる。
190917-黄色♀交尾飛翔1111.bmp
posted by クジャクチョウ at 19:02| Comment(0) | 日記

野焼き後のシルビアシジミ

 9月に入ってすぐの野焼から約2週間経過した生息地のシルビアシジミの状況を知るためサイクリング。土手周りには草の緑が増してきて、土手の上部平坦部へと上がると新しく芽吹いたミヤコグサも多くみられるが黄色い花はわずかに1か所にみられ、
190917ミヤコグサ1.jpg
一枝だけのヌスビトハギが複数の花を咲かせているがヒナギキョウの花も少なく、
190917ヒナギキョウ1.jpg
咲き終えてしぼんだ花穂が残るブタクサだけが多い。強い北風と西風が吹きつけている草地でシルビアシジミが飛び出してくるのを待つ。やがて小さなシジミチョウが現れる。ここはヤマトシジミも混生するため、特にメスの場合は静止後の後翅裏面を確認して初めてシルビアシジミだと判別できる。カタバミで吸蜜する個体はシルビアシジミのメスで、
190917-カタバミ1059.bmp
ミヤコグサにとまっても産卵する気配はない。
190917-メス1057.bmp
風をよけるように路面にとまる前翅が傷んだメスも観察でき、野焼き後もシルビアシジミは逞しく世代をつないでいくに違いない。
190917-メス1159.bmp
濃い青色を見せて飛ぶオスは明るい水色のヤマトシジミと区別できるのだが、ヌスビトハギで吸蜜し始める個体をみつけ、シルビアシジミなら初観察記録となるため急ぎビデオカメラを向ける。
190917-ヌスビトハギ1105.bmp
ファインダーをみながらの撮影ではフォーカスがあっているのかどうかがわかりづらく、吸蜜中の個体がシルビアシジミなのかどうかもわからない。飛び去る瞬間に見える青の濃さからようやくシルビアシジミだとわかり、本種のヌスビトハギでの吸蜜は兵庫県の初記録なのにフォーカスが合っていなかったのが悔やまれる。吸蜜を終えて飛んだシルビアシジミにいきなり絡み飛翔で迫る明るくて白っぽく見える青色のオスはヤマトシジミで、この異なる両種オス同士の絡み合いは初めての観察だが、ビデオ撮影記録が間に合わないまま離れて飛び去ってしまう。このあと昼食をとっている際に、オスがブタクサのしぼんだ花穂にとまって吸蜜し始めたが、ビデオ撮影の準備中に飛ばれてしまう。この花での吸蜜も兵庫県初記録なので、画像記録なしのままで現在投稿して受理されている「きべりはむし」への第3報を改訂して再投稿した。
posted by クジャクチョウ at 18:48| Comment(0) | 日記