2020年01月19日

うわさをすればムラサキシジミ

テニス仲間に今頃チョウはどうしているのかと聞かれて、まずは休憩所の天井部に帯蛹となっているアオスジアゲハの越冬蛹をみてもらい、成虫のままで越冬するムラサキシジミというのが公園内のウバメガシで発生しており、昨年はうまく保護色を利用して褐色の葉につかまる形で越冬する個体が観察できたが今年は見つけられていないと話す。誰もが聞いてくる「チョウと蛾の違い」についてアンテナの先端部の差が決定的だと説明している最中、テニスコートに近い部分に明らかにムラサキシジミと判る飛翔を確認。まさに“うわさをすれば”というタイミングの登場で、路面近くまで下りてくる際、翅表のムラサキがちらちらと輝くのを目で確認してもらうと「本当だ、きれいな紫色がみえた」と納得してくれる。やがて路面できれいな翅表を広げて日向ぼっこをし始めるが、カメラをもってきていないのが悔やまれる。翅表の模様から♀だとわかるこの個体は、ウバメガシの垣根へと飛んで、枯れ葉の重なる部分に落ち着く。
 テニスを終えたあとすぐにカメラをとりに戻り、枯れ葉にとまる状況に変化がないムラサキシジミを撮影記録する。
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次いで指先へと移ってもらって日当たりのいい緑の葉上にのせると、徐々に翅を広げ始め、きれいな開翅状態の撮影記録がとれる。
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このあと元の枯れ葉部分へともどるかどうかは分からないが、しばらくは遠く離れれることなく周辺で越冬態勢を取り直すことと思う。

posted by クジャクチョウ at 20:00| Comment(0) | 日記

2020年01月04日

2020年の初チョウはヒメアカタテハ

 返礼となる年賀状を出してもどる際、いつもは往路と同じではないコナラの樹など自然が多い住宅裏手の公園を経由するのだが、なんとなく元のルートを選んだのが幸いし、道沿いの人家垣根際にキクの仲間の花が咲き残る場所で、ひらひらとヒメアカタテハが飛びでてきて、日の当たる石垣の角部分で日向ぼっこを始める。急ぎビデオカメラを取りに戻って再訪すると、先ほどと変わらない位置でゆっくりと翅の開閉を繰り返している。
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昨年の秋に羽化した越冬個体が、暖かい陽射しに誘われて飛び出したもので、それにしてもみごとなまでに新鮮な個体だ。筆者はヒメアカタテハの越冬個体に出会えたのはこれが初めてで、なかなかいいスタートの2020年。
posted by クジャクチョウ at 19:00| Comment(0) | 日記

自然観察ノート