2020年04月16日

ジャコウアゲハの寝床は

正午に訪れたジャコウアゲハの生息地で♀の発生は確認できず、4月14日に引き続き桜の花で吸蜜する♂を複数個体観察。休憩しているのか吸蜜しているのかわからない個体を記録した後、
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青空を背景とする願ってもない態勢で吸蜜する個体を認め、すぐにカメラを向けたがそのすばらしい映像は記録できず。
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確実に吸蜜している個体をファインダーにとらえてからズームアップしていくのが鉄則だが、ジャコウアゲハもギフチョウと同じでなかなか長居をしてくれない。しかもほとんどが高い位置のため本日は満足がいく映像は撮れなく、
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同じように高い位置の桜で吸蜜するアゲハも証拠記録がとれただけ。
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昨日移植したウマノスズクサが水分不足でしおれかけていたため、夕刻、ウマノスズクサの水やりを目的に再び児童公園へ。ジャコウアゲハがまだ飛んでいるが今夜の寝床を決めるためか、クスノキの枝葉の先端部分を何かを探すかのように転飛することが多く、やがて相当高い位置に静止する。
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今夜はそのまま高い位置を寝床として過ごすようだ。
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2020年04月15日

小高い岩山の尾根筋でチョウと遊ぶ

毎年、コバノミツバツツジが多い岩山ピークの尾根筋へと軽登山をしていて、今年初めて行ってみる。あいかわらず急峻な15分の登りで尾根への到着は10時半。ツツジの花は十分残っているが天気が曇り空で気温が上がらなくアゲハが時々やってくるだけ。標高132mの標識がある場所で待っていると、キアゲハがやってきてネジキの葉上ですぐに休息し始める。カメラを向けて構図を整えているとすぐそばの葉上にトラフシジミも飛来して期せずしてツーショットの記録がとれる。ルリシジミの飛翔も見られるが、コツバメは現れない。
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 尾根筋を蝶道として飛び交うアゲハとキアゲハを眺めていると、キアゲハが小道から離れたツツジの花が咲く場所へと寄り道をする気配。急ぎ走りよると案の定吸蜜をしていたが、長居をせずに飛び立ってしまう。その様子のビデオ記録にはいくらかの飛翔記録がとれている。
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 撮影記録がとれなかった珍しい光景として、たぶん越冬個体だと思えるヒメアカタテハがツツジの花蜜を吸っているのを観察できた。左前翅がかなり破損した個体で、この個体はそのあと、数十メートルはなれたツツジの花にもやってきていたが、ヒオドシチョウがちょっかいを入れたため、二度目も撮影記録がとれなかった。
 尾根筋にはキタキチョウやミヤマセセリもやってくるが、この日に一番多く見たのは越冬明けのヒオドシチョウで、珍しく時間をかけてツツジの花蜜を楽しむ個体がいて、忙しくストローを差し込む様子をたっぷりと撮影記録できた。
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翅を相当傷めた個体は♂だと思われる。路面で日向ぼっこを楽しむ個体も複数いて、♀は♂にくらべて翅の傷みの程度が少ないことがナゾとされるチョウだが、本日出会えたなかに♀がいたかどうかはよくわからない。
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 13時前になって今年初見となるアオスジアゲハが現れて、一定の空間で何度も旋回飛翔を繰り返す。初見の記録をとるべくビデオONで飛翔を追ってみるが、証拠記録ていどの撮影記録は撮れている。
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 人懐っこいキアゲハがアオスジアゲハとスクランブル飛翔を展開しては元に戻るという動きをしており、その撮影を楽しんでいたら、期待のコツバメがやってくる。USAの蝶友が欲しいと言ってきている種で、ネットインをして確認すると、翅表のブルーがとても美しいが、右前翅がわずかに破損している。これでは送る標本にはできないため、ツツジに止まらせて、すぐに飛び立つ瞬間の翅表を撮影記録しようと試みる。
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ピンセットから離すとあっというまに飛んでしまうが、特に、離した瞬間の映像として、通常はほとんど見えない翅脈がくっきりと見え、ツツジの雄しべが邪魔ではあるが、美しいブルーの輝きも記録できている。
 14時に山を下りる。山道の足元にはところどころヒメハギが群落を作っているので、その清楚で美しい花の記録をとっておく。
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2020年04月14日

桜にジャコウアゲハ

2日続けて雨が降った後の好天気に、ウマノスズクサを土手から行政による除草作業の影響を受けにくい公園内へと移植することと、ジャコウアゲハの♀が羽化している可能性に期待して生息地を訪問。ウマノスズクサは新しい葉っぱが出てきたところで、この時期の移植が適当かどうかわからないが、雨で土が水分を含んでいるという好条件だけを考え、移植する側の根回りに十分元の土が残るように深く採取して移植。
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 移植作業をしている間に、花を目いっぱい咲かせたカラスノエンドウが茂るところをかなり後翅が損傷した♂が飛び、ときには筆者の体周りを旋回したりする。3株のウマノスズクサの移植を終えて、ジャコウアゲハがキンモクセイの新葉周りへと飛んでいくのを追ってみると、連日の雨風にも耐えてまだ花が多く残る桜の樹の周りも飛んで見せる。昨年は4月16日にジャコウアゲハが吸蜜する光景を観察できた桜で、やがて吸蜜をする個体が現れる。
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後翅の損傷が大きい個体でいい絵にはならないが、この春初めての光景をビデオ撮影記録する。この桜のそばで粘り続け、2♂の吸蜜シーンを記録できたあたりで正午を知らせるサイレンの音が聞こえてくる。
 実はジャコウアゲハの桜への飛来を待ち続けている間に、真昼だというのに飛び出してきて旋回を繰り返すコウモリが観察でき、珍しい光景だとビデオ撮影を試みる。大きい映像ではないが、コウモリだと判別できる証拠記録は撮れている。
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次いで一気にジャコウアゲハ2個体が桜へと飛来して三度目の吸蜜シーンを記録。
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 アゲハチョウが公園の広場で旋回飛翔を繰り返し、疲れて路面に静止した場面も記録して、
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顔をあげると、比較的きれいなジャコウアゲハが別の桜の樹の周りを飛び始める。この桜でも昨年の4月16日に吸蜜シーンを記録できているのだが、本日もうれしいことに位置は高いが、桜の蜜を吸い始めてくれる。
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しかも思った以上に長い時間同じ場所で吸蜜を続け、少しずつ角度を変えた撮影記録もとれる。
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やがてさらに高い位置で羽ばたきながら吸蜜する光景を見せてくれ、最後に、完全に逆光となる飛翔をビデオ撮影して撤収。
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2020年04月11日

ジャコウアゲハ2♂を追加観察

小松原のジャコウアゲハ生息地で新たな羽化個体を探し、ヒラドツツジの葉上で翅をやすめている♂を確認。
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10cm以内に接近しても驚く様子がなく、羽化してまだ間もなくで翅が固まるのを待っているように見える。それならと、さらに近づいて赤い繊毛の拡大記録もとってみる。
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次いで後翅が羽化不全となった♂を撮影記録し、
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キンモクセイの新葉周りを飛んで休憩し始めた個体を認めて走りよると、4月9日に観察した矮小の♂。裏面からの撮影も、と動いたとたんに高く飛び上がり、クスノキの高い場所に落ち着いてしまう。
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カラスノエンドウが茂る土手平坦部でツバメシジミを探しても見つからず、他にはアゲハとモンシロチョウが飛ぶだけ。エノキワタアブラムシの退治用にナミテントウを3個体捕獲して持ち帰る。


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ギフチョウ観察会 Ser.2

参加者わずか3名で3か所をめぐり、ギフチョウは♀2、♂はすでに翅を痛めたものも含めて複数個体を観察。
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気温が上がらなく、日差しもすぐに雲にさえぎられるため、すべて路面で静止する個体ばかり。Hさんがヒメカンアオイの葉裏にギフチョウの産卵をみつけて知らせてくれる。
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筆者も次の訪問先で産卵を確認。3か所目ではHさんが再びすぐに卵を見つけ、結局、本日巡った3か所すべてで産卵を確認できた。イカリソウの花も咲いているがギフチョウが訪れる確率は極めて低い。雑木林を出るときれいなベニシジミが産卵しそうな動きを見せるが、目の前で産卵することはなし。
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2020年04月10日

加西フラワーセンターで出会えたチョウ

 チューリップがピークの加西市フラワーセンターを訪問。
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まるでボタンの花のようなベゴニアやランの種類などを愛でて温室を出る。モンシロチョウ以外にはチョウが飛ばない散策路を進むうち、足元を黒い小さなチョウが横切って飛ぶ。コツバメだ。
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飛び立つ瞬間にだけ翅表のブルーが輝いて見えるが、ビデオ撮影記録に満足がいく瞬間はとれていなかった。暖かいひだまりで開翅するツバメシジミの♂をじっくりと撮影し、
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帰宅してよくみれば後翅にわずかに橙色紋がでた珍しいタイプ。ベニシジミは少し翅に傷みがある個体だが、あいかわらず翅表の色調は美しい。
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路面の先にルリタテハが静止して静かにきれいな翅表のルリ帯をみせているのに気づき、ビデオONでしばらく待ってみたが、翅の開閉動作をしてくれないまま飛び立たれる。
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その瞬間の映像にはかろうじて美しいルリ帯が記録できている。
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2020年04月09日

キアゲハにも出会えた

児童公園の広場となっている部分に背の低いタンポポの黄色い花が多く、キアゲハがやってくる。吸蜜する動きもあるもののすぐに飛び立ち、結局路面で日向ぼっこをし始める場面だけが撮影記録できる。
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新たにキアゲハがやってくるがその飛翔はよれよれと頼りなく、タンポポの花に落ちるようにしがみついた時点で左後翅がほとんどなくなった哀れな個体だとわかる。
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桜の花蜜に集うヒヨドリにでも攻撃されたのだろうか。
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ジャコウアゲハ:一気に3個体

ようやくジャコウアゲハの羽化個体を観察。土手側からボタン公園を見回していると、満開を過ぎたユキヤナギの白い花の群れのなかにポツント黒い影があり、遠目にジャコウアゲハだとわかる。近づいて用水路越に確認すると、極端な♂の矮小個体である。公園内へと入って再確認すると、羽化して間もない個体で翅が固まるのを待っているように見え、まったく飛び立つ気配がない。
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それにしても小さな個体で、通常、10cm以上はあるところおそらく開長7cmもないだろう。
 やがて新たな♂が現れ、用水路の上を行ったり来たりするのでその様子をビデオ撮影していると、公園側から用水路側へとはみだすように茂るカラスノエンドウに静止する3個体目の♂も観察でき、
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先ほどの♂との絡み飛翔へと展開する。そのあと疲れた個体がオオイヌノフグリの花蜜を吸っているのかどうかわからない態勢で休憩し始める。
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昨年は発生のピークと桜の開花がうまく合ったせいで、4月16日にジャコウアゲハが桜の花蜜を求める珍しい光景を観察記録できたが、今年は桜の満開時期が早いので期待はうすい。
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posted by クジャクチョウ at 14:16| Comment(0) | 日記

2020年04月08日

桜にアゲハチョウ

先日、アキニレにつくジャコウアゲハの蛹に1個だけ羽化を認めたので、現地で飛ぶ個体がいないかと10時前、気温が上がってきたことを確認して訪問。ジャコウアゲハの姿はなく、土手周りに飛ぶチョウを探すとモンシロチョウと路面の低い位置にとまりそうな気配をみせるアゲハチョウが目に入る。このアゲハにターゲットを定めてその動きを追うと、隣のボタン公園に咲くソメイヨシノの花をめがけて飛んでいく。そして、うれしいことに吸蜜しはじめるので、急ぎビデオカメラを構える。
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小さなファインダーにアゲハをとらえるのが容易ではないが、画面にきれいに入るとうれしくなる(帰宅後に確認すると開翅状態の後翅に♂特有の黒鱗粉がみえる)。
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場所をかえての吸蜜を追ううちに新たなアゲハがちょっかいを入れて絡みの卍飛翔が展開するので、精一杯その動きをカメラで追ってみる。ふと気が付くと、足先が用水路のすぐ手前まで踏み込んでいて、あやうく「撮影に夢中になっていた老人が用水路に転落した」というニュースになるところだった。
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オレンジ紋が消えたツバメシジミの♀

あいかわらず紫色を帯びたウマノスズクサの新芽が伸びるだけで葉っぱがまだ開かない土手下の平坦部でベニシジミを探してもみつからず、カラスノエンドウの花が多いところでツバメシジミが飛び出す。石の上に静止したところを観察記録すると、後翅にオレンジ紋がない珍しい♀だ。
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翅表だけでは後翅の尾状突起がみえにくく、ヤマトシジミと見間違うおそれがあるため、低い位置から裏面の映像もしっかり記録しておく。
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posted by クジャクチョウ at 17:30| Comment(0) | 日記

自然観察ノート