2020年06月03日

高砂市上下水道部に感謝

昼食後、ジャコウアゲハの生息地の除草作業が始まっているかどうかの確認にいく。すると、ほぼ同時に高砂市の公用車がやってきて職員3名が土手下に降り立つ。もしかして除草作業の下見か、と様子を見ながら県道の路肩部分に見落としの幼虫がいないかと探してみる。ところが、3名の職員が平坦部のウマノスズクサがある部分で何か迷っている様子に気づき、
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話を聞きに行ってみると、昨年ロープを張った草刈りをしない領域がよくわからないという。今年も保護地区としてロープを張ってくださるという何ともありがたい話で、さっそくウマノスズクサが自生している区切り地点を確認していただき、昨年同様に、掲示板も2枚吊り下げてくださる。おみえになった3名の方は昨年とは違う職員で、きちんと業務を引き継いで自発的に実施して下さることがありがたい。
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筆者が現地にいなかったら作業に入れなかったようで、まさにタイムリーな訪問となった。今年も回収した幼虫が成虫にまで育った後、産卵用のウマノスズクサが確実にあるという願ってもない高砂市の自発的対応に感謝の気持ちでいっぱい。
 あらためて兵庫県の除草担当となる県道路肩部分をていねいにみていくと、蛹が次々とみつかる。
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ほとんどがトクサの茎への帯蛹で、緑の茂みの中にオレンジ色の蛹が目立つ。見落としていた幼虫も合計で27頭、土手斜面に入って下からも調べると、ウマノスズクサの葉裏への前蛹が2個みつかる。
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蛹は、土手下のノラニンジンの葉裏や、
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チガヤの細い茎への帯蛹も見つかって合計で22個。
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これらは回収をしなければ除草作業によって確実に犠牲になるところ。アキニレには蛹が6、前蛹が5(寄生バチが出た越冬蛹殻の近くにも)、
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蛹化場所を決めようと幹や枝を歩く幼虫も2個体をみる。
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 最後にロープを張ってくれた領域からはみ出たウマノスズクサがないかどうかを確認して撤収。
posted by クジャクチョウ at 17:44| Comment(0) | 日記

自然観察ノート