2020年06月04日

ヒメヒカゲの生息調査 Ser. 9

ヒメヒカゲの発生数調査の精度を維持するためには、できるだけ調査日数の間隔をあけないで継続するのが望ましく、9回目の調査を実施。マーキングは今日も♀だけを対象とし、6月4日(虫の日)にちなんで4-1というように数字を左前翅に書き込む。
200604ヒメ♀4-1_1106.bmp
200604ヒメ♀1149.bmp
本日の書き込みは4-9までで、今日も観察できた交尾ペアの2♀と、ネットインをうまくかわされてノイバラの茂みへと飛び逃げた2個体にはマーキングができず。
 最初に出会った交尾ペアはカメラを低い位置に変えたとたん、
200604交尾1133a.bmp
あらたな♂がやってきて「人の恋路を邪魔する奴は….」的強引な割り込みをする光景が偶然記録できる。
200604割り込み6.bmp
200604割り込み9.bmp
この♂は割り込みが叶わなかったあとも未練がましく、まだあきらめきれない様子ですぐ近くのケネザサの葉上にとまっている。
200604未練♂1137.bmp
 このヒメヒカゲの生息地はウラナミジャノメと同じランクとなる絶滅危惧U類のウラギンスジヒョウモンも遊びにやってくる自然豊かなフィールドで、交尾ペアへのチョッカイに失敗した♂の撮影記録を撮り終えたそのとき、筆者にとっては本年の初見となる♂がどこからか飛んできて目の届く木陰で休憩し始める。撮影できるうちに確実に撮影記録をとろうとやや遠目からビデオカメラONで藪漕ぎ状態の草むらを泳ぎ歩いて近づいていったのだが、これが正解で、
200604UG1138a.bmp
200604UG1138.bmp
鮮やかなオレンジ色の翅表を二三度みせてくれてから、完全なフォーカス合わせが間に合わないうちにふたたびどこかへと飛んで行った。
 二度目にみつかった別の交尾ペアは、何かおかしい動きをする♂をみつけて近づくと、そこに交尾ペアがいたという展開。
200604交尾1145.bmp
この時の♂はチョッカイを入れてもすぐにあきらめて飛び去っていった。
posted by クジャクチョウ at 20:32| Comment(0) | 日記

自然観察ノート