2020年06月06日

ヒメヒカゲ調査 Ser. 10(第9回マーキング)

午前中のテニスの疲れが残るため、妻に頼んで午後の発生数調査は現地14時10分から。天候は時々日が差す曇り空で草原を涼しい風が吹き抜ける。トランセクト調査の開始早々飛び出したのはウラナミジャノメの新鮮個体で、
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本日は発生数が増えてきている感じで合計5頭を観察。なお、ヒメウラナミジャノメもまだ活動をしていて、ケネザサの小道で2頭を観察。調査ルートの帰路、路面で吸汁中だったヒメヒカゲに気づかず、驚かせて飛び立ってしまう。
 草むらの踏み後を歩いて、本日のマーキングはやはり♀だけを対象とし、左前翅裏に赤ポチ1個を赤ネットの上から印して放す。
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本日手帳に「正」の字で記録をとった30分間の観察合計では♂:26頭、♀:21頭で相対的に♀の比率が上がっている。興味深い記録として、6月4日に4-2と赤マジックで書きこんだ個体が、
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書き込みをした草むらから標高が低いとはいえシダ類やケネザサが茂る樹林帯を超えた約100m離れた場所まで飛んできていたこと。
 例によって、これまでにマークをした個体も引き続き観察でき、日にちが多く経過した順に、5月29日の赤ポチ2個(9日目)を2頭:1頭は左後翅を大きく破損しているのに対して、
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もう片方はほとんど翅が傷んでいない。
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次いで5月31日の左後翅裏黒ポチ1(7日目)を1頭、
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6月4日の数値4-2、9(3日目)の2頭を記録。
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他にはウラギンスジヒョウモンがイヌツゲの茂みに飛来したがとどまることなく飛び去る。また、シオカラトンボがヒメヒカゲと接触する場面に出会ったが、それ以上は何も起こらず。かつて八重山諸島で、ヒメアカタテハを捕獲して胴体に食いつくオニヤンマを撮影記録したことがあり、ヒメヒカゲなどが捕食されても不思議ではない。
posted by クジャクチョウ at 17:52| Comment(0) | 日記

自然観察ノート