国土交通省から電話をくださった担当のS係長さんから、あらためて以下のEメールが届く。
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先日お電話にてお話しさせていただきました標記件につきまして、
国土交通省近畿地方整備局及び姫路河川国道事務所、高砂市にも共有しております。
高砂市の担当者より、添付資料に記載の保全該当箇所について
・7,8月は除草を行わず、秋口頃に除草を予定していること
・秋口頃の除草前に島崎様へご連絡する予定であること
を確認しております。(該当箇所は高砂市による定期除草範囲ですが、国土交通省側でも
誤って除草しないよう周知しております)
また秋頃の国土交通省側除草のスケジュールが固まりましたらご共有させていただきます。
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資料として高砂市管轄の保護区域の現地写真が添付されており、ここまできちんと連絡を取り合ってくださっていることにあらためて感謝の気持ちでいっぱいになる。
本日の午前中に現地を訪れると、吸蜜植物がヒルガオ、ノラニンジン、ヒメジョオンの花しかないさみしい状況下、4・5頭の♂が探雌飛翔を繰り返している。

アキニレ周りでは根元のチガヤの葉裏で蛹化した個体、枝につく前蛹、無事に羽化した蛹殻などがみられる。葉陰で休むハチに気づき、寄生バチかも知れないと接写撮影をしたのはマルハナバチの一種だろうか。

県道沿いのウマノスズクサで摂食中の幼虫がいることなど、しるはずのない車が次々と走り抜けていく。

土手の上から高砂市が保護区域と判るように設置して下さった掲示板のまわりを飛び交う♂個体を眺めていると、両者が一画面に収まる情景の望遠撮影記録を取ってみようという気になる。

やがて土手の路肩部分に♀も現れ、ウマノスズクサの周りを飛び回った後、路肩に近い小さな株に産卵し始める。

なかなか飛び立たないのでよほどたくさん産み付けているのかと斜面に踏み込むと、どうやら休憩中だったらしい。

小野出張所による除草は7月27日の月曜日からだと思われ、前日の日曜日に土手斜面一帯で卵と幼虫の調査をするつもり。公園内ではユキヤナギの周りを飛ぶホシミスジがみられ、撮影記録をとっておいた。

posted by クジャクチョウ at 15:52|
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