2020年07月14日

ジャコウアゲハ:継続調査

久しぶりの激しい雨が続いた後の晴れ間にジャコウアゲハの生息地で継続調査。7月12日に頭部を食い破られた蛹のその後はというと、固定糸の痕跡も何もなく蛹が消えている。3日間のうちにハチがすっかり食い尽くしたとしか考えられなく、近くにある他の蛹へと攻撃を広げることはなかったようだ。
 本日は約1m長の棒を使って草むらをかき分けながら土手斜面の下部分と、路肩部分をていねいに見直し、見つけた蛹が23頭(トクサ:7、セイタカアワダチソウ:6、チガヤ:5、ヨモギ:3、ノラニンジン:2)、幼虫が6頭で、いずれも平坦部のウマノスズクサがあるチガヤの茂みのなかへと移しておく。
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蛹の一つはヨモギの茂みの下に幼虫の脱皮殻があるのに気づき、そのすぐ上を調べると蛹化したばかりの蛹が見つかる。
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平坦部のウマノスズクサに移した幼虫が次々とチガヤの茂みの中で蛹化しているのが見え、あいかわらず茎部分を仲良く摂食する幼虫の姿も見る。
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このような光景は頻度高くみることができ、お互いが共食いをする習性があるとは思えない。この調査のあいだに7月12日にみたのと同じ個体かどうかは分からないが、きれいな♀が産卵場所を決めかねる飛翔を見せ、
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実際に産卵することなく飛び去っていったが、除草が始まるまでにあちこちに産卵するのは間違いなく、ここでの作業はまだ続く。
posted by クジャクチョウ at 18:05| Comment(0) | 日記

自然観察ノート