2020年07月16日

佐用町のオオムラサキ♂

  もしかしたらオオムラサキの♀に会えるかもしれないとの淡い期待をもって四度目の遠征。到着したコナラ林の樹液食堂は開店休業に近い状態で、高い位置の樹液はもう出ていないのかカナブンとオオスズメバチが競うように吸汁するのは路面に近い部分の樹液1か所だけ。やはりオオムラサキの発生は終わったと言い聞かせ、7月9日に600歩ほど坂道をのぼったところにあるエノキの大木にタマムシがいたことに期待していってみると、タマムシはいないがキマダラモドキの♀が飛び出し、薄暗い場所で樹肌にとまっているところを撮影記録。
200716キマダラモドキ1200.bmp
200716キマダラモドキ1200a.bmp
裏面がきれいにみえる角度では頭部分が隠れてしまう。
 簡単な昼食をとっていると、あきらめていたオオムラサキが筆者が立っているすぐ目の前の樹肌にやってくる。
200716オオムラサキ0.bmp
♂である。樹液はすでに涸れているが、例のオオムラサキホイホイに日本酒を追加した液を噴霧した効果だと思われ、噴霧液で濡れる部分へと歩いてストローを伸ばしてくれる。その移動の過程で何度も見せてくれる翅表の輝きに、モルフォ型に近い美しい青紫の構造色がみられる。
200716オオムラサキ4.bmp
200716オオムラサキ6.bmp
このあと15時過ぎまでに電線にとまって降りてこない個体など3♂が飛来するが、
200716オオムラサキ1400.bmp
200716オオムラサキ1512ヒラタ.jpg
いずれも翅の損傷が大きく、最初の個体ほどの美しさもみられない。小さく見えるクワガタはヒラタクワガタで、展足標本を撮影して合成写真にしている。
posted by クジャクチョウ at 23:40| Comment(0) | 日記

自然観察ノート