雨降りが続いたあとの好天日に、新浜地区のソテツを見に行く。綿毛内で越冬中の蛹と幼虫の様子を見るのが目的だが、蛹は覆ってあった綿毛がまたしても風で吹き飛んでいて、2個体の蛹はむき出しの状態。


それでも生きているようで、撮影記録をとってから再度周辺の綿毛で覆っておく。

一方、反対側の幼虫は場合によっては蛹化しているかもしれないと思ったが、幼虫のままで綿毛が外れることもなく、こちらも低温に耐えて生きている。

Jan. 26, 2021: 羽化してきたクロマダラソテツシジミ
外気最高温度が14-15℃の日が続いたせいで、室内窓際の吹き流し内でクロマダラソテツシジミが複数羽化している。藩が全く伸びないままの個体もみられてかわいそうだが、いくらか伸びた♂が2、
完全な形まで伸びた♀が1で、太陽光で輝く鱗粉色を記録しておく。
わずかに翅をふるわす様子もビデオ撮影記録し、Facebookに動画を投稿しておいた。
なお、ただの1頭でゆっくりと生育している幼虫は、寒さが厳しい際にはもうだめかと思えるほどに体が縮んで見えたが、本日はソテツの葉上にしっかりとした形で姿を見せており、
体長は11mmと順調に育っている。