2021年04月01日

ギフチョウが飛び交う雑木林へ

 確実にギフチョウに会える雑木林へと遠征。昨秋に林床の整備活動ができていなくて笹竹が繁茂し、イノシシに荒らされてしまった部分もあるが、ギフチョウはそういうことを意に介していないかのように、複数の♂が林床の低い位置で探雌飛翔を繰り返す。疲れると、すぐに林床にとまって休憩をし始め、
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いくらか開花したイカリソウでの吸蜜を期待して待ったが、
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実際に吸蜜したのはただの一度。それも数秒で飛んでしまって撮影は間に合わず。イカリソウの花のすぐ近くを飛ぶギフチョウを撮影記録してみたが、距離がありすぎて証拠記録でしかない。
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ルリタテハが1本のコナラに執着して、複数の個体が旋回、あるいはときには追飛翔をしながらやってきて樹肌にとまる。
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よくみていると口吻をのばしており、樹液か何かを吸汁しているらしい。
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昨秋に発生した秋型の翅表はとても美しい。
posted by クジャクチョウ at 21:28| Comment(0) | 日記

越冬明けのチョウ3種

加古川市志方町のギフチョウが棲む雑木林へと車で向かう途上、車窓からイシガケチョウの独特の飛翔が目に入り急停車。クリーム色の♀で、遠くへと飛ばれないうちに望遠モードで撮影記録をとる。
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さらに近づくとやはり飛ばれるが、望遠撮影ができる程度の高い位置の葉上で休み始める。
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イヌビワの新芽が出そろう時期で、たくさん産卵してほしいものだ。このあと車窓からツマキチョウの♂が飛ぶ様子も観察。
 雑木林に入ると、コナラの根元にとまるクロコノマチョウが、先端部だけ太陽光を受けているため筆者に見つかってしまう。
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期待したコツバメやイボタガとの出会いはなく、路面で日向ぼっこをしているテングチョウが次々と飛び立ってはまた落ち葉や小石の上で翅を広げる。越冬明けのルリタテハが旋回飛翔の後コナラの枝にとまるが翅表のルリ色を見せてはくれない。
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山道の奥部分でギフチョウが路面から30-50cmほどの高さで探雌飛翔を繰り返し、ときには高い山桜の周りを飛んだりするが撮影記録はとれず。
posted by クジャクチョウ at 21:11| Comment(0) | 日記

自然観察ノート