

11時15分にかかりつけの医院にいって薬を処方してもらい、ココカラファインで薬を受け取って戻った12時15分、羽化してまだ飛び立っていないツマグロヒョウモンがトレニアの花にとまって翅を広げているのに気づき、撮影記録を撮ろうとカメラをとりに行って戻ると、撮影のタイミングもなく飛び立たれる。仕方なく、Kさん宅の花壇周りを飛び交うヤマトシジミをみているとどこか色調が異なる個体がいる。まさか、とよくみると後翅にビークマークがあるクロマダラソテツシジミの♀がヒメツルソバで吸蜜をしている。


京都の植物園で発生したとの情報はあったが、昨年と違って近隣にソテツの新芽がない今年、ここで出会えるとは思ってもいなく、いったいどこから飛来したのか摩訶不思議。この花壇にはヤマトシジミ以外にチャバネセセリ、モンシロチョウとキタキチョウの♂♀、

そして先ほどの個体なのかきれいなツマグロヒョウモンの♀もやってきてにぎやかそのものだが、

クロマダラソテツシジミは1♀だけ。ソテツの綿毛に産卵することがあるとの情報もあり、孵化した幼虫が固い葉を食うことができれば、次世代の発生も期待できる。