2022年05月14日

シルビアシジミを観察

ギフチョウの幼虫調査を終えた段階でなお天候は曇りだが、ミヤコグサの花が咲く草地でシルビアシジミを探してみる。ギフチョウ幼虫の調査の途中でミヤコグサの花蜜を仲良く楽しむ2個体を見ていたのだが、
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あの時間帯よりも気温が下がっているのか飛び交う個体がいない。そこで、土手の斜面をていねいにみて回ると、草葉の上でじっとしている♀がみつかる。
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少し離れたところにも別の♀がいて、この個体の新鮮度はすでに低い。
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この個体を驚かせて飛んでもらうと幸いミヤコグサへと転飛してくれ、しばらく見ていると吸蜜し始め、
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吸蜜を終えるとゆっくりと開翅姿勢をとってくれる。
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新鮮度が低いだけでなく、低温期にみられる青鱗粉が発達した個体でもないのが残念。やがて太陽が少しだけ顔を出して明るくなり気温も上がったのか♂が飛び出してくる。ヒメウラナミジャノメがそばを飛ぶとその飛翔についてまわったりするが、その追飛翔が終わるとミヤコグサで吸蜜し始める。この個体も新鮮度が低いが、しっかり開翅姿勢をとってくれ、
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♂♀ともに撮影記録がとれたことで満足。
posted by クジャクチョウ at 20:43| Comment(0) | 日記

ギフチョウの幼虫数調査

朝4時ころまで降り続いた雨で草葉に雨露が多く残る状況で、ギフチョウの幼虫数調査。4月30日には、加古川市環境政策課の職員2名の協力も得た9名の参加で9時過ぎから12時半まで、ヒメカンアオイが自生する雑木林6か所を巡ってその葉をめくっては葉裏への産卵の有無と数を調べたのだが、本日の参加者は筆者の妻の協力も得てわずか4名。いちいち葉をめくらないと見つけられない卵の調査と違って、幼虫の場合は食痕という目印があるため調査の効率はいいが、それでも幼虫は葉の裏にいるため、食痕を認める葉をめくってその数を確認する作業は決して楽ではない。
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初令幼虫であれば孵化した後しばらくは同じ葉裏に群れとなっているが、令数が高くなるにつれて分散するため、食痕がある葉の周りまで調べる必要もあり、
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雨上がりのような湿り気を好むマムシがいないことも確認しなくてはならない。5月の半ばだというのにまだ孵化していない卵も見る。
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実際に出会う比率は高くないが、葉の裏が暗紫色のヒメカンアオイに幼虫がいる場合、薄暗い雑木林内では目立たなくて数えづらい。
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 結局、この日も6か所を巡って11時半までを要し、約400頭の幼虫を確認できたようだが、正確な数値は竹内さんがまとめた後で報告してくれる。
posted by クジャクチョウ at 20:28| Comment(0) | 日記

自然観察ノート