
あの時間帯よりも気温が下がっているのか飛び交う個体がいない。そこで、土手の斜面をていねいにみて回ると、草葉の上でじっとしている♀がみつかる。

少し離れたところにも別の♀がいて、この個体の新鮮度はすでに低い。

この個体を驚かせて飛んでもらうと幸いミヤコグサへと転飛してくれ、しばらく見ていると吸蜜し始め、

吸蜜を終えるとゆっくりと開翅姿勢をとってくれる。

新鮮度が低いだけでなく、低温期にみられる青鱗粉が発達した個体でもないのが残念。やがて太陽が少しだけ顔を出して明るくなり気温も上がったのか♂が飛び出してくる。ヒメウラナミジャノメがそばを飛ぶとその飛翔についてまわったりするが、その追飛翔が終わるとミヤコグサで吸蜜し始める。この個体も新鮮度が低いが、しっかり開翅姿勢をとってくれ、

♂♀ともに撮影記録がとれたことで満足。