2022年06月14日

ジャコウアゲハ第二化

雨のやみ間に強烈な北風を真正面に受けながらジャコウアゲハの生息地へとサイクリング。飛び交う個体はみられず、イチジクを食害しているキボシカミキリの成虫が2か所で1個体ずつ出ているのを確認。
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イチジクには熟した実を狙う野鳥対策の網掛けが例年の5分の1にも満たない状態でなされていて、持ち主がこの樹へのカミキリの食害をその程度認識しているのかわからないが、このままでは枯れてしまう運命に思える。キボシカミキリの観察中、1♂が飛んできてイチジクの樹のそばに咲く花で少しだけ吸蜜をして姿が見えなくなる。キボシカミキリの撮影記録を終えてノラニンジンの花ばかりが目立つ土手斜面に目をやると、いつのまにか3頭のジャコウアゲハが飛んでいる。1♂2♀と視認でき、産卵したそうな飛び方をする大型の第二化♀に注意してみたが強い風に流されて飛び去ってしまう。斜面の草むらへと立ち入ってウマノスズクサの葉裏を調べてみても産卵は見つからず、路肩まで上がろうとしたその時、手を伸ばした先の葉上で休息をしていたらしい♀が飛び立つ。緩やかな旋回飛翔を繰り返した後、遠くへは行かずに数メートル離れた草間にとまるのを見届け、ゆっくり近づいて撮影記録をとる。
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路肩から県道へとあがると終令幼虫2頭もみつかる。他にいたはずの♂の姿はなく、撤収しようと自転車を踏み出した道路上に黒い影がみえ、確認するとジャコウアゲハの♂が風に吹かれて翅を揺られながら横たわっている。車にぶつかったのかと拾い上げると胴体部分に損傷はなく、イチジク近くの花へととまらせてみる。強い風に翻弄されながらも羽ばたきもしながらしっかりと足を花びらにかけて踏ん張っており、これなら生き延びてくれるだろう。
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その様子をビデオ撮影して自転車を踏み出した右前方に再び路面に倒れているジャコウアゲハの♂がみえる。2個体も同じように路面に倒れていた理由が不明だが、この個体も花へととまらせると、力なく雨露に濡れる葉っぱの上に落ちてしまう。羽ばたく元気もないようだが水分でも摂って少しでも生きてほしいと願いながらその場を離れる。

posted by クジャクチョウ at 20:00| Comment(0) | 日記

自然観察ノート