2022年06月16日

キマダラルリツバメが接近サービス

16時過ぎにキマダラルリツバメの生息地を訪問。昨日は雨のため蝶もようやく陽ざしが戻ったところで飛び始めるはず。しばらく木々の梢周りを注意してみるがキマルリが飛ぶ気配がない。粘り強く待ち続け、やがてちらちらと青白く光りながら飛びまわる光景を見る。その飛翔を目で追っているとコナラの木の周りから少しずつ離れて筆者が立つ草むらとの木々との空間で長楕円を形成した忙しい飛翔となり、ついにはその旋回領域が小さくなってシダの葉上にとまる。ビデオカメラはとっくに三脚から外して臨機応変な手持ち撮影ができる状態としてあり、蝶を驚かさないようにそっと接近。シダの葉片が翅表にかぶっているがとにかく開翅するキマルリを撮らねばとフォーカスを合わせていく。
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接近しすぎたわけでもなく蝶は飛び立つが、ススキの細長い葉上にとまるのを見届け、再びそっと近づいたのにそこにはとどまらずに飛ばれてしまう。すばやい飛翔でいったん姿を見失うが、キマルリだとわかる個体が再び登場してとまるべき場所を探す動きを示す。旋回の領域が徐々にせばまり、ついにはケネザサの葉上にとまる。
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あとで先ほどとは違う個体だったとわかるが、この時点では同一個体を撮影したつもり。やがてV字開翅をしてくれてその記録もとれるが、あっという間に飛んで行ってしまう。それから1分もしないうちに小さく旋回する個体が現れ、今度はハギの葉上にとまり、すぐに翅表全開の姿勢をとってみせてくれる。
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尾状突起は3本で前翅がわずかだが羽化不全にみえることから、6/12にHさんが撮影されたのと同一個体だと思われる。いくらか長くとまってくれたため、撮影角度をかえた側面からの記録もとれる。
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結局近くにやってきてとまってくれたのは実に四度という引きの強さで、遅れてやってきたTさんと観察を継続した時間帯にはついに近くへの飛来はなく、遠くコナラの葉上にばかりとまる個体の望遠撮影ができただけ。
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薄日が差したかと思えばすぐに新たな雲が流れてくるという状況が続き、日差しの回復も期待薄となって17時25分に撤収。
posted by クジャクチョウ at 21:38| Comment(0) | 日記

自然観察ノート