2022年07月27日

キアゲハの卵を確認後、ぼたん公園でチョウタイム

まだ熱射を感じる15時半、昨日のキアゲハの産卵を記録しておこうとジャコウアゲハ生息地までサイクリング。ノラニンジンの若い株を調べると孵化間近の卵や初令幼虫もみられ、昨日の産卵も記録できる。
220722キアゲハ卵幼虫.jpg
220722キアゲハ卵.jpg
新生ウマノスズクサには第三化によるジャコウアゲハの産卵も観察でき、
220727eggs.jpg
これらの孵化個体が順調に成育すれば第四化の発生となるかもしれない。自転車を止めたぼたん公園内へと戻ると、桜の木陰を飛ぶジャコウアゲハが複数個体みられ、その飛翔をビデオカメラでフォローしていると、桜の葉っぱに交尾ペアがいて風に大きく揺られているのに気づく。
220727交尾00.jpg
撮影角度を正面に替えようと動いたせいか交尾ペアがいきなり飛び立って公園内を横切って遠くキンモクセイの樹の根元付近まで行ったところまで目で追い、駆け付けてみたが姿を見失う。足元のシロツメクサまわりにヤマトシジミがいて、ちょうど開翅姿勢をとる個体を撮影記録。帰宅後にみると翅表の黒鱗粉が新選組の衣装をおもわす珍しい形になっている。
220727yamato.jpg
 ユキヤナギにホシミスジがいるのでは、と近づくと近くの紫陽花の周りを飛んでは休む個体がいて、裏面も撮れるとまり方もしてくれる。
220727ホシミスジ.jpg
シロツメクサの咲く草地をヤマトシジミが複数飛び交っているがとまろうとしないため、撮影をあきらめて今一度ジャコウアゲハの交尾ペアが止まっていないかとキンモクセイの樹の周りを見て歩く。そこにキアゲハがやってきて緩やかに舞い飛んだあと、エノキの葉陰で休憩し始める。
220722キアゲハ02.jpg
220722キアゲハ01.jpg
かなり接近しても静かに翅の開閉を繰り返し、太陽光線が美しい鱗粉の色の取り込みにはマイナスとなる。イチジクにつくキボシカミキリがまだいるのを確認して撤収。
posted by クジャクチョウ at 18:00| Comment(0) | 日記

2022年07月26日

ジャコウアゲハの蛹を回収

ジャコウアゲハ生息地で7月下旬のツバメシジミ発生記録を更新できるのではと猛暑が少し和らいだ16時半にサイクリング。途上、ユキヤナギの周りを飛ぶホシミスジをみかけ、撮影チャンスを待ったが、すぐに飛び立ってしまうため諦める。到着した現地では予想通りツバメシジミ♂♀の飛翔個体を確認できるがとまってくれなくて撮影記録はとれず。次いで、まだ除草されていない土手斜面の下端でジャコウアゲハの蛹を探してみると、予想通りセイバンモロコシの葉裏、
220726pupa01.jpg
トクサの茎、
220726pupa00.jpg
そしてヨモギの茎
220726pupa02.jpg
への帯蛹4個体がみつかり即回収して、路肩部分のロープで保護してくれた区域の葉陰に移す。7/24に観察した羽化兆候がみられた蛹は無事にジャコウアゲハが羽化した蛹殻が確認でき、
220726pupa殻.jpg
その個体かどうかわからないが新鮮な♂が土手斜面で優雅な舞を見せてくれる。
220726ジャコウ♂0.jpg
土手下の除草されてしまった平坦部では、新生してきたノラニンジンにキアゲハの母チョウがやってきて盛んに産卵をして回っており、TG-6 でシャッターを切りまくり、
220726キアゲハ02.jpg
翅の全体がよく見える記録だけを残す。
posted by クジャクチョウ at 23:00| Comment(0) | 日記

2022年07月24日

ジャコウアゲハの孵化幼虫を現地に戻す

ジャコウアゲハの回収卵がすべて孵化しており、テニスでの汗かきついでに生息地のウマノスズクサへと戻しに行く。現地では夢中で茎をかじる終令幼虫や、
220724larva0.jpg
これから大きくなる中令幼虫がいて、やたらと目立つ場所で羽化間近となっている蛹や、
220724pupa0.jpg
越冬蛹化時に利用されるところで帯蛹となった個体も見る。
220724pupa2a.jpg
220724pupa1.jpg
そのうち2個体は尾端の固定糸が切れているがジャコウアゲハは羽化に際して強い生命力を示す例を多く見ているので大丈夫だろう。
 草刈りがされたあとには新たなウマノスズクサが新芽を出していて、
220724ウマスズ1.jpg
8月の本年最後の幼虫成育には間に合いそう。近くの木陰ではホシミスジが猛暑をしのいでおり、
220724ホシミスジ1.jpg
イチジクに寄生するキボシカミキリは葉っぱをかじっているのか
220724キボシ1.jpg
220724キボシ0.jpg
複数の個体を確認できる。
posted by クジャクチョウ at 15:48| Comment(0) | 日記

2022年07月20日

高砂市のシルビアシジミ保全

高砂市によるシルビアシジミ生息地の除草作業が近づいたが、7月16日に♀による産卵が観察できたことから上下水道部施設課にE-メールで1か月ほどの延期を申し入れたところ、現地立合いで除草せずに残す領域を決めることに。10時半に高砂市職員のKさん、Tさん2名と合流し、昨年の11月とほぼ同じミヤコグサが多く自生している部分を広く残してくれることで合意。数日後に始まる除草までにいつものようにポールを立ててロープを張り、保護区域を確保してくれる手筈。保護区域を決める相談中の様子は同行の妻に頼んで写真を撮ってもらう。
220720-01.jpg
220720-02a.jpg
約15分の打ち合わせの最中にもシルビアシジミの♂が複数飛び交い、ヒメジョオンやミヤコグサで吸蜜する個体も観察できたが、それらの撮影記録をとる余裕はなし。
なお、打ち合わせの前に、7月16日に回収して育ててきた幼虫複数頭を、
220720sylvia幼虫0b.jpg
220720sylvia幼虫3.jpg
幼虫が自然に元気のいいミヤコグサへと移ってくれるよう、水差しにして保ってきた食草と共に保護対象域に自生するミヤコグサの上へと放してきた。
posted by クジャクチョウ at 21:39| Comment(0) | 日記

2022年07月17日

うれしいジャコウアゲハ情報:高砂新産地

7月15日に筆者のジャコウアゲハに関するブログに高砂市内のKさんからのコメントがあり、現在一人保全活動をしている地区以外にウマノスズクサが自生する場所があってジャコウアゲハも発生しているとの情報を得る。本日そのKさんと落ち合って現地視察と情報交換。新たに分かった生息地はKさんが代表取締社長である会社の敷地内とのこと。市ノ池公園でジャコウアゲハが飛び交う環境を作る動きがあることも伝え、複数の生息地が点在する状況は実にうれしい展開。ところで、現地の土手下平坦部でロープを張ってウマノスズクサを保護してくれているはずの部分が、すっかり除草されている状況に唖然とする。下請けの業者との連絡がうまくとれていなかったと思われ、時すでに遅し。この場所で蛹となっていたはずの多くの個体が犠牲となってしまった。Kさんと土手上の路肩部を歩いて蛹を探すと、トクサへの帯蛹やウマノスズクサへの帯蛹が複数見つかる。
220717pupa.jpg
220717pupa2.jpg
先日の除草後に新生してきたウマノスズクサへの産卵や中令あるいは終令幼虫もみつかり、19日以降に実施される除草対象部分など、あらためて明日の夕刻に再調査をして卵の回収と幼虫の移動をする必要がある。Kさんからは会社の生息地に案内してもいいとのお誘いもあったが、現在の生息地の除草前の徹底調査を優先したくて、申し訳ないがお断りする。
posted by クジャクチョウ at 23:00| Comment(0) | 日記

2022年07月16日

高砂市のシルビアシジミ

加古川のシルビアシジを7月中旬に観察できたところで、高砂市の生息地の状況を知りたくて調査。ミヤコグサをていねいにみていくと小さな幼虫がみつかる。ここでの幼虫の観察は初めてで、甘いフォーカス合わせではあるが大切な記録として撮影し、
220716sylvia幼虫.bmp
近日中の除草作業が想定できるため茎ごと回収して飼育をすることに。草むらへと入り込むと、産卵行動をみせる♀もいれば複数の♂も観察できる。♂は新鮮な個体もいて、ミヤコグサやヒメジョオンでの吸蜜個体やすぐに草葉にとまって休憩に入る個体もみられ、
220716sylvia♂01.jpg
220716sylvia♂06.jpg
ヒメジョオンで吸蜜中の♂は十分長居をしてくれたおかげで、風のために大きく揺れ動く状態ではあったが、花芯へと口吻を伸ばしているシーンの記録もとれている。
220716sylvia♂04.jpg
最後に、産卵中の♀のズームアップ撮影記録もとれ、
220716sylvia産卵1.jpg
産卵し終えたことを確認して回収。できれば除草作業を1か月以上遅らせてもらえないか、火曜日に高砂市米田水源地管轄部署に連絡を取ってみる。
posted by クジャクチョウ at 15:37| Comment(0) | 日記

2022年07月13日

シルビアシジミ:ブタナでの吸蜜シーンを記録

 加古川のシルビアシジミが生息する土手周りで蜜源となるのは、ミヤコグサ、ヒメジョオン、ヒナギキョウ、そしてブタナが主な花で、やっと種名がわかったベニバナセンブリが少ないが混じる。7/11、12日と通って確実な吸蜜場面の記録がとれなかったブタナについて、三度目の正直をねらって本日も遠征。土手上の平坦部で草地を飛び交うシルビアシジミのなかから花にとまりそうな動きをする個体を探してその動きについてまわると、ミヤコグサ、ヒメジョオン、ヒナギキョウと転飛していた個体が、ついには待望のブタナの花にとまる。ゆっくりと驚かさないように距離を置いてビデオ撮影を始め、フォーカス合わせに注意しながら少しずつズームアップしていく。幸い、ズームアップ後も口吻を伸ばして確かに吸蜜する様子が記録できて留飲を下げる。
220713ブタナ吸蜜.bmp
本日はヒナギキョウで吸蜜する場面を何度も観察でき、2個体がそれぞれ近い花の蜜を求める光景も見られたが、
220713ヒナギキョウ吸蜜2個体.bmp
フォーカス合わせとズームアップのタイミングが合わないうちに飛ばれてしまう。それでも、別の個体でなんとかいい感じの吸蜜シーンを記録。
220713Sylvia0.bmp
ヒメジョオンでの吸蜜個体も複数観察出来るが、フォーカス合わせがうまく行っていなくて残念。
posted by クジャクチョウ at 16:06| Comment(0) | 日記

スミナガシの羽化

須崎市の大アさんが送ってくれたスミナガシが、大アさんがコメントしてくれた通りに本日の早朝に腹節部が広がるという羽化兆候を示しており急ぎビデオ撮影の準備をする。蛹殻に厚みがあるせいなのか翅の部分に色の変化を読み取ることはできず、タテハチョウ科の羽化のタイミングを知ることは実に難しい。これまでに他のことを始めてつい気をそらすと、そんなときに限って羽化が始まるという失敗を経験しており、今回はビデオ撮影モードにして間違っても羽化の瞬間だけは記録できる状況にしておいたのだが、まさに蛹にひび割れが起きた瞬間にそこに目がいっているというラッキーで、
220713羽化00.jpg
すぐさまズームアップも駆使して
220713羽化01.jpg
220713羽化02.jpg
しっかり翅が伸びきるまで4K画質での撮影記録がとれた
posted by クジャクチョウ at 15:00| Comment(0) | 日記

2022年07月12日

7月のシルビアシジミ

2010年に「加古川の蝶:年間発生状況」を「きべりはむし」に発表して以降も継続観察を続けているが、シルビアシジミの7月上旬-中旬の観察記録がなかったことから、7月11-12日と続けて生息地を訪問。11日は気温が高く晴れていたせいで、蝶ものどが渇くのかこれまでに例がないくらい次々といろんな花で吸蜜する動きがみられたが、天気が良すぎてビデオ撮影はいい記録がとれなかった。12日は午前10時過ぎまで雨が降り、その後はしばらく降らないことを天気図で確認してから再訪問。気温が徐々に上がった湿り気のある土手まわりでシルビアシジミが飛び交いはじめ、幸いにも昨日同様に花蜜を求める個体が多く、特にシロツメクサでは2個体が仲良く吸蜜するなど
220712シロツメクサ01.bmp
にぎやかな光景をみる。ミヤコグサ、ヒメジョオン、ヒナギキョウ、カタバミでの吸蜜も観察でき、
220712ミヤコグサ00.bmp
220712ヒメジョオン吸蜜.bmp
220712ヒナギキョウ吸蜜.bmp
220712カタバミ吸蜜.bmp
7/11、12日とブタナで吸蜜する場面が何度か観察できたが、長居をしてくれる個体がいなくて撮影記録はとれず。
種名がわからなかった小さなピンクの花はスマフォ撮りこみごの検索でベニバナセンブリだと同定できたが、昨日はこの花での吸蜜シーンが見られたものの、証拠画像として使えるのはズームアップ前の記録だけ。
220711ベニバナセンブリ吸蜜.bmp
DSC00297.JPG
本日もこの花に一瞬立ち寄る個体がいたが蜜を求めることなく飛び去って行った。
posted by クジャクチョウ at 17:15| Comment(0) | 日記

2022年07月10日

ウスイロヒョウモンモドキ観察会

 T.TさんとY.Tさんの車に便乗させてもらって10時に現地到着。観察会は10時半過ぎにスタート。岡山の恩原高原で保全活動をされている方が1名、「加古川の里山・ギフチョウ・ネット」からは4名。一般参加はご夫婦1組だけで子供などの家族連れがいないさみしい状況。雨上がりの曇り空のもと、草丈の高いススキの仲間が茂る高原の景色を楽しみながら、鹿害対策で囲った場所を数か所巡るも、
220710観察地.jpg
約3時間の調査でウスイロヒョウモンモドキには出会えないという悲しい結果。勾配がきつい草むらを縦横に歩きまわって、アザミの花で吸蜜するウラギンヒョウモンと
220710ウラギン00.jpg
新鮮個体が多かったコキマダラセセリの撮影が、
220710コキマダラセセリ00.jpg
SnapShot.jpg
遠路はるばるやってきて何とか楽しめた時間で、珍しい記録としては、ウラナミシジミとテングチョウのツーショットや、Kさんが見つけてくれたナミハンミョウの交尾個体を撮影。
220710ハンミョウ交尾.jpg
Kさんは麓のローソンに飛来していたというムラサキシャチホコを見せてくれたが、
220710ムラサキシャチホコ1.bmp
まるで枯れた木の葉という珍しい蛾の実物を目にするのは初めて。高原での集合写真を2か所で撮影して、実り少なかった遠征だったと、
220710下山.jpg
下山するみんなの背中はどこかさみし気。
posted by クジャクチョウ at 23:00| Comment(0) | 日記

自然観察ノート