2022年08月20日

キタキチョウとカマキリ

庭に咲くオミナエシの花にキタキチョウが吸蜜にやってきたのに気づき、やぶ蚊に注意しながら近くまで行ってビデオ撮影をする。
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オミナエシは細い茎ながらも全部で7株あってキタキチョウは次々と場所を変えて蜜を楽しみ、フォーカスが合った映像が撮れたことを確認してひきあげようとした際、オミナエシの花穂にかくれるように獲物を狙うカマキリがいるのに気づく。
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キタキチョウは何度かその周辺を飛ぶがカマキリに気づいているのか近くの花にとまることはない。やぶ蚊を心配しなくて済む室内へと移動してガラス窓越しに観察を続けると、キタキチョウはいぜんとしてオミナエシに執着して飛び回り、場所を変えた吸蜜を繰り返している。
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カマキリの近くを飛んでもすぐに離れた位置の花にとまることが多く、カマキリに気づいているのかも知れないと思いながら撮影を続けていると、予想に反してカマキリが待ち構えるすぐ上方の花で吸蜜し始める。
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カマキリとの距離は10cmほどかなと思ったその瞬間、キタキチョウはカマキリの長い鎌に引っ掛けられてしまい、おもわず「やられた」と声が出てビデオにもその音声が入る。
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カマキリはすぐに胴体部分に食いつくものと思っていたのだが、翅部分からかじり始める。
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これは想定外で、キタキチョウは脚をばたつかせてまだ生きているが、今の状況でキタキチョウに助かる望みがあるのかどうか。捕まっているキタキチョウの様子を違う角度から見るために撮影位置を変えようと動いたまさにそのとき、キタキチョウがカマキリから脱出し、映像としてはオミナエシの下側へと飛ぶ姿だけが記録できる。最後の撮影画像をよくみればキタキチョウがオミナエシの茎に脚をかけて脱出のタイミングを計っていたことが読み取れる。クモの場合はまず胴体部を攻撃して体を麻痺させ、一度とらえた獲物を逃がすことはないが、今回のカマキリは翅だけをとり抑えただけでキタキチョウの胴体部分をしっかり捕捉していなかったことが、キタキチョウに逃げられた要因だと思える。
 このあとジャコウアゲハの生息地へと出かけ、約1時間半経って戻った時点で庭のオミナエシをみると、なんとカマキリは全く同じ場所に陣取ったまま。せっかく捕らえたキタキチョウに逃げられた悔しさで次回は胴体部を先に攻撃しようと考えているのかも知れない。
posted by クジャクチョウ at 21:00| Comment(0) | 日記

自然観察ノート