2022年09月13日

高砂市阿弥陀地区のシルビアシジミ

曽根地区よりも10年前に生息が確認されていた阿弥陀地区のシルビアシジミの観察に出向く。依然として猛暑が続く13時過ぎ、点在するミヤコグサの周りをチラチラと飛ぶ個体は♀。数少ない花で吸蜜する様子をビデオ撮影し、
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次いでミヤコグサの葉にも止まるが産卵することはなく、
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やがて影となった部分の草葉にとまって休憩し始めたところをじっくりと撮影。
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他の場所で飛び回る♂は飛翔時の青色が薄く裏面の色も白っぽく見えることからヤマトシジミだと思われるが、すこしもとまらないため、確実な判別は出来ない。
 この場所から約1km離れた草地で確認できる個体も♀で、オオニシキソウの花周りで飛んでは休むの繰り返し。
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吸蜜している場面の記録はとれなかったが、ここでも点在するミヤコグサで細々と発生を繰り返していることを確認して撤収。
posted by クジャクチョウ at 18:14| Comment(0) | 日記

2022年09月05日

高砂市曽根地区のシルビアシジミ

昼食を済ませてなお残暑が厳しい時間帯にサイクリングで現地には所要約25分で到着。歩き始めてすぐにクロアゲハが出迎えてくれるが撮影チャンスはなく、次いでサトキマダラヒカゲが飛び出てきて木陰で休息し始める。
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翅がかなり傷んだ個体だが、後翅裏面はきれいな状態だ。シルビアシジミはまずはアカツメグサで吸蜜する♀がいて撮影記録をとる。
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しばらくミヤコグサの多い草むらを歩いてみてもシルビアシジミは飛ばず、ツルボが群生して咲いている部分でやっと吸蜜中の♂に出会うが、花から花へと転飛するのを追って撮影した記録はピンボケばかり。やがて♂は草葉にとまって休憩に入るがその撮影記録がやはりピンボケで悔しい。草間にみえるカタバミの花で吸蜜し始める♀の撮影はファインダー越しにもフォーカスがよく合っているとわかるが、
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草葉にとまる♂はなぜかフォーカスが合わない。♂を少し驚かせて飛んでもらってその動きを追い続けると、再びツルボが多い部分へともどって花にとまってくれる。その映像をようやくフォーカスが合った状態で記録。
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ツルボへと口吻を伸ばしているのかどうか撮影中にはわからなかったが、編集段階ではっきりとストローを伸ばしているのが確認できて満足。次いで草葉へと転飛した場面での撮影記録は今度はなぜかフォーカスがよくあっている。
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途中でツマグロヒョウモンの交尾ペアがみつかり、その記録もとる。
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ユキヤナギの周りを飛ぶホシミスジにもカメラを向け、2個体の卍からみ飛翔も撮影したが、静止画像に抽出できる部分はなし。

posted by クジャクチョウ at 20:32| Comment(0) | 日記

自然観察ノート