2018年07月03日

オオムラサキが「ゴツン」

 オオムラサキの母チョウを捕獲する目的で訪れた西播磨の樹液食堂に、1時間以上粘ってもオオムラサキはやって来ない。笹竹の茂みに立ち入ってチョウを探すとキマダラモドキ(準絶滅危惧)の♀が飛び出し、すぐに葉陰に身を隠す。そっと近づいて撮影記録をとり、
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その後、クロヒカゲに次いで樹液に♂がやってくる。樹肌に垂直に近い姿勢での吸汁で、撮影アングルがよろしくないが、これも自然の記録。
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カメラに見下されるのが気に触ったのか、樹木の裏側へと飛び移ったのを真横から撮影して、
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本日の唯一の成果はこのキマダラモドキだといいきかせる。
 実は、飛来の時刻がわからないがオオムラサキは一度だけヒラリと滑空してきて、何を思ったのかHONDA Fit の青色屋根をめがけて「ゴツン」と高い音をだすほどの体当たりをしたあと、樹液にはめもくれずに飛び去って見えなくなった。
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体当たりの瞬間の音は車内にいた妻にもはっきりと聞こえたほどで、いったい体のどの部分が当たればあれ程の音になるのか、イメージがわかない。もしかしたら、チョウ自身も予想以上の衝撃を受け、驚いて飛び去った可能性もある。飛翔時の感じからは♀だったと思われ、♂のムラサキに似た青い色に惹かれての行動だとすれば、♀が♂に向かって突進したということになる。果たしてそのような行動がありうるのか、興味深い出来事であった。
特段の成果とは言えない他のチョウの記録は以下の通り。小雨がぱらつく状況のせいで、表立って飛ぶチョウはいなく、笹竹が茂る部分でじっとしているクロヒカゲが見つかり、
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次いで7月1日にみたと同じ個体だと思われるウラナミアカシジミが飛び出してすぐに笹の葉影へと隠れてしまうが当方の観察眼からは逃れられない。
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クロヒカゲは少しずつ居場所を替えて、
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やがて樹液が少ない部分にトラップとして置いたバナナの皮に引き寄せられ、ずいぶん長居をしていた。
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雨をしのいで路傍の葉上で休むヒカゲチョウも目に入り、
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その近くではムラサキシジミのお母さんがコナラの新芽に産卵をしていたが撮影には遠い位置。
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樹液食堂ではカナブンが2-3頭と、スズメバチ、アブの類がやってきただけで、
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バナナの皮を置いたところではヨツボシケシキスイが2頭喜んでいたようだ。
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14時過ぎには雨脚が強くなり、オオムラサキの♀を連れ帰るという目的を断念して撤収する。

posted by クジャクチョウ at 20:39| Comment(0) | 日記
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