2018年10月16日

新発見生息地でシルビアシジミの秋発生を確認

今年の4月20日に高砂市では59年ぶりに発見できたシルビアシジミの新生息地へ、秋の発生確認のために出かけてみる。その現地草原では明らかに翅表のブルーが薄いヤマトシジミが多く飛び交いシルビアシジミ独特の濃い青色の個体がなかなか見つけられない。ヨモギの花へと飛来した少し大きめのシジミチョウは今年初見となるウラナミシジミ。
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カタバミの花蜜に夢中のヤマトシジミがとても美しいので撮影記録をとれば、
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僕だってきれいだよと、すぐ隣で翅表を広げて見せてくれる個体もいる。
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ミヤコグサが多い部分へと歩くと、ブルーが濃い個体がヤマトシジミと絡みの飛翔をみせ、それを追い続けてようやく静止してくれた段階でシルビシジミだと確認。
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翅表も少し見せてくれるというので近づくと、
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もっといい場所で、といわんばかりにミヤコグサの黄色い花へと転飛し、その美しい翅表を輝かせて見せてくれる。
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花蜜を求めるそぶりはなく、あくまでいいモデルを務めてくれるというサービスらしく、少しずつ角度をかえてたっぷりと記録させてもらう。
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撮影時には気づかなかったが後翅が少し破れている。太陽が雲に隠れたせいか、その後は翅を閉じたまま花からも離れずずっと休息状態を保ったままなので、そのまわりの環境がわかる映像記録もとっておく。
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結局、この日はこのオス1個体だけの確認でメスは見られずじまい。
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 足元にノコンギクが咲く小道を歩いてみるとフワリフワリという飛翔でアサギマダラが現れ、竹やぶの奥へと飛んで行って、そこに咲くヨツバヒヨドリで吸蜜し始める。足場に問題ないことを確認し、遠回りで竹やぶをかき分けながら入り込み、吸蜜中のアサギマダラを今年初めて撮影記録。
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小道にもどるとクズの葉上で休むヤマトシジミがきれいなので撮影し、
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ヒメウラナミジャノメがまだいるのかとこちらも開翅シーンの撮影記録をとる。
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加古川の蝶:年間発生状況として「きべりはむし」に公式発表した記録(Vo.32(2),p.12-14,2010)を確認すると、これまでに10月中旬の観察例はなく、記録更新の貴重なデータとなった。小道を戻り始めたとき、双眼鏡を手にした男性が小道を歩いてきており、野鳥観察が目的だとのこと。アサギマダラがいることを話すと、そこにもいますよ、と小道沿いの別の場所の個体を知らせてくれる。この個体はありがたいことに路傍のセイタカアワダチソウと
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ヨツバヒヨドリの花でじっくりと吸蜜してくれて、まさにこれが「浅葱色」という美しい色調が記録できる開翅姿勢をとってくれる。
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教えてくれた男性は山下さんと名乗られ、明石市で珍しいヨタカの撮影ができたとその画像を見せてくれる。姫路市の蝶研究家:広畑さんとは懇意の仲だそうで、シルビアシジミの美しい開翅記録を供覧して感心していただく。彼と別れた後、銀色を輝かせて現れたウラギンシジミが、遠い位置のクズの葉上に濃いオレンジ色を見せながら翅全開で休憩し始めるので、精一杯のズームアップで撮影記録をとる。
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posted by クジャクチョウ at 17:23| Comment(0) | 日記
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