2018年10月19日

ジャコウアゲハ救出作戦 Ser. 5

国土交通省によるジャコウアゲハ生息地土手斜面の除草作業がまもなく実施されるため、五度目の幼虫・蛹回収の調査に向かう。着いた現地でまず度肝を抜かれたのが、土手下の平坦部がすっかり除草されて、若い作業員が刈り取ってすでにすっかりしおれた草をかき集めていたこと。もちろんたくさん自生していたウマノスズクサもすべて跡かたなし。話を聞くと、高砂市の管轄による除草作業だとのこと。列状にかき集められた草はブルドーザーが推し進めて一気に大きな塊となっていく。
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作業員に当方の目的を話して、すぐに土手斜面へと入って幼虫と蛹を探す。足元がすべるため、チガヤの根元をつかむなどしっかり態勢を整えながら、ウマノスズクサが群生する路肩から1mほどの幅でカニの横ばいよろしく調査を進める。その途中、つかんだチガヤが折れて思わず斜面を後方に1回転しながら転げ落ちてしまい、清掃中の若者から「大丈夫ですか」と声がかかる。その際、ハンティングが飛んだことには気づき、体にも何ら異常がないことを確かめて「大丈夫」と返答して調査を再開継続していったのだが、幼虫6、蛹1の回収を終えた段階で目の周りの汗をぬぐおうとしてメガネがないことに初めて気づく。転んだ現場に戻って草をかきわけ、かなりの時間をかけてようやくメガネがみつかり安堵する。それにしてもメガネなしで幼虫を複数回収できていたのが摩訶不思議。
 目的の救出作業を終えた後、セイタカアワダチソウが密度濃く咲く斜面でツマグロヒョウモンやキタキチョウが飛ぶので花に止まるのを待っていたら、キタテハも2個体やってきている。足場を確保しながらセイタカアワダチソウの群落の中へと踏み込んで、きれいなキタテハの撮影を楽しむ。
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青空を背景にした映像がとれるような止まり方をしてくれるまでねばり、
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さらに、場所を変えて休憩するキタテハの様子や、
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黒化度が緩んできたベニシジミ、
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最後にツマグロヒョウモンの美しい裏面赤桃色を記録して撤収。
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posted by クジャクチョウ at 20:43| Comment(0) | 日記
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