2019年04月04日

夜行性

 越冬明けのオオムラサキ幼虫は、エノキの新葉が大きくなるのを待っているかのように日中に活動する様子はなく、幼木の根元近くや小枝の枝分かれ部分で眠り続けている。と思いきや、よくみれば植栽鉢の周りに小さな糞が落ちていて、こともあろうか床面にエノキのまだ小さな新葉の小片もあったりする。これは明らかにオオムラサキの幼虫の仕業で、22時頃から室内の明かりを消して24時近くなった時点で確認すると、昼間に眠りこけていた場所に幼虫の姿はなく、まだ小さい新葉を摂食しようという幼虫がみつかる。
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ほかにも根元近くから小枝までのぼってきてこっそり食事をしようとしている幼虫もみつかる。
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体色が褐色のあいだはひたすら樹肌と同化する形で眠り、緑の新葉近くにいても目立たない夜になれば食事のために移動して、朝になれば、ずっとここで寝ていて新葉の小片など知りませんよ、と元の枝分かれ部分に落ち着いている。
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体色が緑色になれば、葉っぱの上や近くにいても見つけにくいわけで、実に理にかなった身の安全を保つ知恵だといえる。
posted by クジャクチョウ at 08:41| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
幼虫の糞が落ちていると確かに動いている証拠でしょうね。ルリタテハ幼虫も夜中にそっと観察してみると葉っぱを食べて枝から枝へ移動する行動を見ました。オオムラサキ幼虫もやはりこんなときに食べていたりするのですね。幼虫の生活するなかの行動も見て行くと何か新しい行動が見つかるかもしれないですね。オオムラサキ幼虫の観察を続けてブログにアップしてくださいね。楽しみにしています。
Posted by ルリモンルリタテハ at 2019年04月04日 10:55
オオムラサキの越冬明け幼虫がエノキの新葉を食べ始めたのは明らかですが、ビン挿しでは水揚げが悪いエノキなので、可能な限り鉢植えエノキでしのぎたいわけで、もっと葉っぱが大きくなってからにしてくれないと。
Posted by shimazaki at 2019年04月04日 20:36
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