2019年08月05日

ウマノスズクサは刈り取られてしまった

 昨日羽化したジャコウアゲハの1♂3♀に対し、赤マジックで前翅裏に8/4とマークをしてバルコニーから放したところ、1♂だけが庭のゴーヤにとまってまだ飛び去ろうとしない。
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その記録をとってから「青少年のための科学の祭典」へと向かったのだが、本日、まさにじりじりと肌を焼くような猛烈に暑い日差しがやや緩んだ16時前にジャコウアゲハの生息地へとサイクリング。土手が遠目に見える段階で除草作業が終わっているのがわかる。まず、自転車を止めた児童公園内で休憩中のジャコウアゲハを探してみると、ノブドウ周りには1♂しかいない。
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キンモクセイの樹が立ち並ぶ部分では、台風8号の接近で風が強いせいかいつもの木陰の葉上ではなく、風による揺れが少ない地表に近い部分で暑さをしのいでいる。
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♂だけのツーショットも見られる。
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 公園を出て除草された土手下平坦部の確認に向かい、ウマノスズクサのすべてが刈り取られてしまった光景に目を疑う。
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高砂市の担当者に「ウマノスズクサの位置がわかるように周りの草を刈り取っておくから」とお願いし、委託業者にそのように指示しておくとの約束はまったく果たされていなかった。酷暑のもと鎌をふるったあの作業はいったい何だったのか。国土交通省による土手斜面の除草も土手上部の高い位置まですっかり刈り取られていて、残るウマノスズクサはごくわずか。
 がっかりしている筆者の姿を見つけてやってきてくれたかと勝手に思ってしまう♀が、産卵対象の食草を探すような飛翔をみせるのが哀れで仕方ない。
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再び公園に戻って、終令幼虫が公園内へと非難して蛹化してはいないかと探してみたが見つからず、先ほどの個体より新鮮度が高い♀が飛び出してきて、いったん土手側へと飛んでいきながらウマノスズクサがなくなっていることに気づいたかどうか、
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公園側へと舞い戻ったかと思うと木陰が多いキンモクセイのある場所へと飛んで行ってしまう。たぶん休憩し始めたはずだと木陰を探して回ると、なんと交尾ペアが目に入る。
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♀の新鮮度から先ほどの個体のように見え、ここの木陰には複数の♂が集まっていたことですぐにアッタクされた結果だと納得はいく。この交尾ペアの周りに次々とチョッカイをいれにくる♂がいるのはギフチョウやシルビアシジミでもよく見ることで、
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結局はあきらめてすぐ近くの葉上で休息し始める。
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あらためて交尾中の♀の前翅を確認したが赤マークはみられず、依然として約2km移動してきた個体には出会えないまま。
posted by クジャクチョウ at 21:34| Comment(0) | 日記
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