2019年10月22日

ジャコウアゲハの生息地で自然観察

ウマノスズクサを含む土手斜面草むらにはまだ除草作業が入っていなく、ジャコウアゲハの幼虫がどれほど残っているのかがわからないが、今日も時間間隔をあけて草むらからコンクリートブロック面へと降りてくる複数の終令幼虫が観察でき、
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なかには中令の幼虫もいてその移動理由は不明。いずれも平坦部のウマノスズクサへと移すと、摂食する気はないといわんばかりに浄水路のコンクリートのフタ部分へとはい出てくる個体もいて、
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この個体はアキニレの枝部分へと移す。
 新知見として、アキニレより北側のウマノスズクサはない部分を念のために調べると、コンクリートブロック面へと枯れて折り重なるヨモギの茎で蛹化した2個体と、芝類の茎につく前蛹1個体が見つかる。
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アキニレから一番遠い個体は距離にして約20m離れており、アキニレよりも北側への移動はないと決めつけてはならないことを知る。
 この間、アカツメクサで吸蜜するヤマトシジミの♀は一向に開翅しないが、
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ススキ類の葉上にとまる♀はV字開翅姿勢で発達した青鱗粉をみせてくれる。
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セイタカアワダチソウで吸蜜するきれいなベニシジミはいつのまにか後翅の突起部がまた短くなっており、ヨモギの葉上にとまる別個体でもやはり突起は短いことを確認。
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この突起部が長くなるのはいつからいつまでなのか、また研究課題が一つ増えた。
 午後の14時過ぎ、土手斜面側から移動するジャコウアゲハの幼虫がいるのではないかと気になって再訪問。さすがにあらたな幼虫の移動は見られなく、午前中にはいなかったウラナミシジミがやってきており、アカツメクサに産卵して回る♀を観察。
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産卵直後の卵もはっきりと目にでき、すでに複数個が産卵されたアカツメクサの花もみる。
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セイタカアワダチソウの花に吸蜜しに来たのか夏眠明けのテングチョウが水平飛翔で飛び去っていくのも観察できるが、どこにも止まることなく姿が見えなくなる。
 この日の午前中にはチョウ以外に興味ある観察例があって、公園内の水道周りに固執して飛び交うハチ(フタモンアシナガバチだとFB友の青木良夫さんが教えてくれた)の群れが、何を目的としているのか1か所に集団となる場面がみられ、
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土手側と公園を挟んで流れる用水路内をよくみれば、みたこともない大きさのザリガニが動いていて、その近くには小さなエビの仲間が観察できた。
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以前、網をもった親子が何かをとろうとのぞき込んでいたのは、これらザリガニやエビ類が目的だったのかと納得。
posted by クジャクチョウ at 23:08| Comment(0) | 日記
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