2020年05月30日

ジャコウアゲハはアキニレがお好き

ジャコウアゲハの幼虫がいまだに理由がわからないまま蛹化に際して道路際のアキニレの樹を利用しているが、先日半分以上を切られたあともここに旅をしてくる終齢幼虫がいて、5月26日に確認した前蛹はすっかり蛹化し、
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あらたに前蛹3個体が確認できる。
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この前蛹が付く環境をズームアウトで示すと、
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昨年の越冬蛹で羽化に至らなかった個体を2頭観察できるが、他にも寄生バチ:コキアシヒラタヒメバチ(2015年3月5日に確認)が出たと思われる穴が開いた蛹殻が複数みられる。
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この寄生バチによる攻撃が幼虫時代なのか、前蛹段階なのかはまだ分からない。
例年、6月上旬の県道路肩部分を皮切りに、土手斜面、土手下平坦部での草刈りが行われるため、本日、5月26日の18頭に次いで二度目の幼虫回収を実施。26日回収の幼虫は7個体が蛹化、11個体が前蛹となり、飼育は相当数を何とかこなせることが分かった。本日の回収は、当初終齢に近い幼虫だけを考えていたが、回収を始めると中令幼虫以下の幼虫こそ除草時の被害にあう可能性が高いことが想定され、結局は、路肩部分から土手斜面で目につく幼虫はすべてを回収。高砂市の除草作業はやや遅いことから平坦部の8頭は今少し様子をみる。
 幼虫はタッパウエア5箱に分けて収納したが、その時点でウマノスズクサの量がたりないと危惧され、21時過ぎに調達のためのcycling。路面へと這うように伸びるウマノスズクサを切り取って持ち帰り、あらためて幼虫数を確認しながらウマノスズクサをたくさん補充する。確認できた幼虫の数は合計96個体で、これらを5箱に適当に38、19、16、12、11頭ずつ収納。すぐにでも蛹化準備に入りそうな個体もあり、全例が蛹にまで育った時点で現地へと戻す予定。
posted by クジャクチョウ at 22:09| Comment(0) | 日記
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