2019年01月13日

2019年の初見チョウ

陽ざしがあって暖かい午前中、昨年から気づいているテニスコートの休憩東屋の天井部につくアオスジアゲハの越冬蛹を撮影記録し、
vs190113-001.BMP
vs190113-002.BMP
一試合の交代休憩中に越冬中のムラサキシジミを見に行くとNo.2個体がいない。もしかして、とウバメガシとクスノキの垣根をみてまわると、陽気につられたのかやはり飛びだしている。
vs190113-004.BMP
vs190113-005.BMP
翅に傷みが見られないのでNo.2個体だと思われるが、しばらく待っても開翅してくれないので、手指を近づけると飛び逃げられて見失う。テニスを終えて垣根群を50mほど探して歩いても姿はなく、最初に記録をとっておいたNo.1越冬個体がじっとしているウバメガシまわりを再度よく見れば、
vs190113-003_InPixio.jpg
やや高い位置で翅を開いて日光浴を楽しんでいるのに気がつく。
vs190113-006.BMP
腕を高く伸ばして今年初の開翅場面を撮影し、様子をみていると少し飛んでは場所をかえてすぐに開翅姿勢をとる。
vs190113-007.BMP
ときには越冬場所だと決めていた枯れ葉部分にとまるが、
vs190113-022のコピー.bmp
そこに長居することなくまた飛んだかと思うとすぐ近くの葉上に止まって開翅するなど、何度か場所をかえてきれいな翅表を輝かせてみせてくれる。
vs190113-008.BMPvs190113-010.BMPvs190113-011.BMP
途中で葉陰に潜り込むようにして動かなくなることもあるが、
vs190113-012.BMP
再び飛び出してきて開翅大サービス。
vs190113-013.BMPvs190113-014.BMPvs190113-015.BMP
上の画像では左前翅が破損しているように見えるが実際は無傷で、翅が波打っていることがわかる。
vs190113-017.BMP
vs190113-018.BMP
vs190113-020.BMP
vs190113-021.BMP
気温が下がれば元の越冬場所に落ち着くことと思うが、少しずつ違うポーズの開翅サービスでつきあってくれたムラサキシジミに「ありがとう」と告げて撤収。
posted by クジャクチョウ at 19:07| Comment(0) | 日記

2019年01月06日

リュウキュウムラサキの蛹化

リュウキュウムラサキの前蛹に動きがあり、ビデオ撮影準備をして蛹化脱皮の一部始終の記録を撮る。
190105prepupa0.bmp
体を丸めた前蛹姿勢から、頭部分を下げて体全体が伸びた姿勢へとかわり、よく見れば尾端部分の上皮が少しずつ縮んでいって幼虫時代のトゲとともに圧縮され、
190105prepupa1449.bmp
やがて頭部が割れてベージュ色の蛹が見えてくる。
190105prepupa1452.bmp
190105prepupa1454.bmp
毛虫の上皮がすっかり尾端部へと脱ぎとられ、
190105prepupa1456.bmp
トゲと皮の塊を少しずつ尾端から切り離そうと、
190105prepupa1506.bmp
新生蛹は体を何度もくねらせてついにはポトリと脱皮殻が落下する。新生蛹は少しずつそれらしく体幅が広がって新たなトゲも伸び、やがて蛹としての形が整う。
190105prepupa1506a.bmp
190106pupa.jpg
自然界では幼虫時代に次いで天敵の攻撃を受ける危険性がとても高い時間帯で、幼虫は天敵から身を守るために多くが食草や食樹から離れ、人間の目でも発見が難しい環境を蛹化場所として選んでいる。
posted by クジャクチョウ at 15:31| Comment(4) | 日記

2019年01月04日

自然に近い前蛹化

昨年12月末で越冬幼虫が4個体となり、2019年になった1月3日に1個体が飼育ケージ内で徘徊し始めたため、これまでと同じように吹き流しへと移したが、その日のうちに吹き流しの天井部に下垂する複数の蛹の隙間に糸がけをして前蛹態勢を整えた。残る3個体も残るサツマイモの葉が少なくなる状況下、はやく蛹化準備へと進んでくれることを願っているのだが、本日、1個体がサツマイモの茎に下垂前蛹となっているのに気づく。
190104prepupa0.jpg
まずは最初の記録を撮ったあと、羽化記録が撮りやすいように、込み合ったサツマイモの茎葉から前蛹個体が下垂する茎だけを分離。
190104prepupa.jpg
190104prepupa2.jpg
190104prepupa3.jpg
本来、このようなごく自然に近い蛹化を期待しながらも、徘徊する幼虫の動きから飼育ケージの天井部に下垂する可能性が高いと感じて、仕方なく吹き流しへと移してきた。今回、初めて期待通りの前蛹化個体が出たことで、蛹化脱皮、さらには羽化の様子を自然に近い形でビデオ撮影記録ができる。
posted by クジャクチョウ at 10:10| Comment(0) | 日記